FEATURE

2020.07.13

君は、心をツンデレにしてないか?!SAY-LA、最新シングル「感情リバーシブル」について8000字以上語る!!

8月18日に最新シングル「感情リバーシブル」を発売するSAY-LA。本当なら、初夏を前にした時期に発売を計画していたが、コロナ禍により延期に。ようやく正式なリリース日が決定した。

コロナ期間の中、SAY-LAに星奈さな・七聖真祐・加藤まいと3人のメンバーが加入。新しい変化も生まれていた。同時に、前向きな悲しい決定も。SAY-LAの初期から中心メンバーとしてグループを支えてきたアイドルサイボーグ森のんのが、「感情リバーシブル」のリリース期間を終えるのに合わせ、自分の夢を追いかけるためにSAY-LAを卒業することを発表した。それらの動きも含め、ここにSAY-LAの最新シングル「感情リバーシブル」の魅力をお届したい。

 

 

SAY-LAのメンバーとしてMVは撮影してるのに、発表が出来てないから、「本当にメンバーになれるの?」という不安もあったようです。

 

――今年に入り、SAY-LAへ新たに3人のメンバーが加わりました。さなちゃんが加わったのが、世の中へ自粛ムードが広がりだした3月でしたよね。

 

星奈さな:そうです。

 

――お客さんを前にしてのライブは…。

 

星奈さな:数回やったところで自粛期間に入ったように、SAY-LAとしてのライブ活動をほとんど経験してない状態だったからちょっと悔しかったですし、物足りなさも感じてました。7月10日からまたお客さんを前にやりだしたように、これからだと思います。

 

――真祐さんとまいさんがSAY-LAへの加入を発表したのが…。

 

七聖真祐:加入の正式発表は6月11日で、まだライブ活動を停止している頃でした。お客さんを前にしてのライブは7月10日からでしたが、準備期間を長く取れたので、そこでの安心はありました。

 

加藤まい:発表は6月でしたけど、私たちがSAY-LAへの加入を聞かされたのが4月の自粛期間時期でした。完全自粛でまったく動けない時期が1ヶ月以上はありましたけど。それでも、加入へ向けてレッスンをする日々は取れたほうだと感じてます。

 

藤沢泉美: 2人の加入も、本当なら4月に発表する予定だったし、今回の「感情リバーシブル」も5月に出す予定で早い時期から楽曲やMV制作を進めていました。そうしたら自粛期間に入ってしまい、新メンバー加入の発表も、シングルの発売も伸びてしまいました。

MVの中には、メンバーの私服姿も出てきます。その姿は、リリース時期に合わせて初夏のイメージを打ち出していたのですが、結果、真夏の発売になっちゃいました。2人も、じつはSAY-LAのメンバーでありながら、発表までの期間はBABY TO KISSのメンバーという立場でもあったように、2人の中に「SAY-LAのメンバーとしてMVは撮影してるのに、加入の発表が出来てないから、本当にメンバーになれるの?」という不安もあったようなんです。

 

七聖真祐:なんかね。

 

加藤まい:どっち(SAY-LA?BABY TO KISS??)なんだろうって(笑)。でも発表出来て、ようやく安心出来ました。

 

――のんのさんから観た2人(七聖真祐・加藤まい)の印象も聴かせてください。

 

森のんの: SAY-LAって(清楚な)正統派アイドルらしい活動をしているんですけど。楽屋やプライベートな面では、みんなでわちゃわちゃと楽しい雰囲気で過ごしてるんですね。その中へ、大人な女性の雰囲気を持った2人が入ったように、SAY-LAの中へ「癒し系の、落ち着いたほんわかな空気を2人が持ってきてくれたな」という印象です。

 

――唯一10代、しかも高校生メンバーのさなちゃんからしたら、SAY-LAのメンバーはみんなお姉さんになりますよね。

 

星奈さな:普段からファッション面でも、みなさん参考になってるし、いいお姉さんたちばかりです。

 

――と言いつつ、リバーシブルした心の中では、違う気持ちを持っていたりしませんよね?

 

藤沢泉美: もしそうだったら、めっちゃ怖い(笑)

 

星奈さな:ないです、ないです。

 

 

メンバー写真1

 

「感情リバーシブル」に書いた気持ちって、ほとんどの人に当てはまると思います。

 

――最新ナンバー「感情リバーシブル」には、素直な気持ちを言葉に出来ず本音とは逆の言葉を口にするなど、裏腹な心模様が記されています。みなさんも活動の中、そういう感情へ陥ってしまうこともあるのでしょうか?

 

森のんの: わたしはアイドルサイボーグとして活動をしているように、「アイドルサイボーグなら、こういうことは言わない。こういう行動はしない」という面を考えたうえで発言や行動をすることもあるように、感情リバーシブルしている面はあります。

 

――そこは裏腹な気持ちというよりも、「アイドルサイボーグの森のんの」という姿に徹しているように、プロ意識の現れなんだろうね。

 

森のんの: あっ、そうです。

 

咲山しほ:「感情リバーシブル」に書いてるような「本音を隠して違う言葉や想いをぶつけちゃう」のって、私たちメンバーというよりも、ファンの人たちに多い気がわたしはしています。

 

――そこ、気になります。

 

咲山しほ:ときどきファンの人たちの中へ、本当はそのメンバーのことが好きなのに、照れてしまうあまり、天の邪鬼な気持ちから「嫌い」と言う人もいます。でも、その言葉が本心じゃないのも伝わってくるから、そこは私たちも察知するんですけど。でも、そこは気持ちを正直に言ってくれたほうが私たちも嬉しいです。好きな人には「好き」と言ったほうが良いと思います。

 

――照れ隠しから、つい裏腹な発言をする気持ちもわからなくはないけど。確かに、素直な気持ちを伝えてもらえたほうが嬉しいですもんね。

 

咲山しほ:そうなんです。応援してくれるみんなは、私たちにとってすごく大切な存在。私たちもみんなのことが好きだからこそ、みんなにも、もっと素直な気持ちをぶつけて欲しいです。

 

沙藤まなか:わたしがみなさんと同じ立場だったら絶対に素直な気持ちをぶつける性格だからこそ、みんなにも素直な気持ちをぶつけて欲しいなって思います。もし素直に伝えられないのだとしたら、「伝えたいけど、なんか上手く伝えられなくて」と言ってくれたら、それでも十分嬉しいです。

 

――まなかさんは、素直に想いを伝える方なんですね。

 

沙藤まなか:わたしは、ちゃんと伝えます。

 

藤沢泉美: SAY-LAのメンバーは、みんな素直です。

 

――いずみんさん、楽曲の印象も聴かせてください。

 

藤沢泉美: 「感情リバーシブル」は、すごくSAY-LAっぽい楽曲という印象です。同じ事務所に所属する違うグループの子たちからも「この曲いいなぁ」と言われているように、わたしは「そう思うでしょ!!」という気持ちで何時も歌ってます(笑)。自慢の楽曲だからこそ、ようやく発表できて嬉しいです。

 

七聖真祐:わたし、とても可愛らしい歌だなと思いました。歌詞も「わかる」というか、私自身は素直な性格ですけど、すごく人見知りをするから、言いたいことがあっても言えないこともあれば、好きな人にほど素直な気持ちを言えず恥ずかしさのあまり感情を隠しちゃうように、この歌詞にはすごく共感しました。

 

加藤まい:あっ、わたしもそう!!

 

――さなちゃんは、「感情リバーシブル」を聞いたときどんな印象でした?

 

星奈さな:「感情リバーシブル」を初めて聞いたときから「とても可愛いし、SAY-LAっぽい爽やかな歌」という印象だったから、何度もリピートして聞いてました。歌詞に関しては、わたしもしおまるさんが言った言葉の意味がわかると言いますか。ファンの人たちの中に、たまに照れ隠しからか、あえてツンツンしてくる人もいるんです。そういう気持ちの人のことを、この歌を聞いて思い出しました。

 ただ、わたしも素直な気持ちになれないあまり、「なんで、あんな風に言っちゃったんだろう」と思うこともあるように、そこはファンの人たちと一緒なのかも知れません。

 

咲山しほ:私たちの中にもそういう面があるように、「感情リバーシブル」に書いた気持ちって、ほとんどの人に当てはまると思います。私たちも「素直に言える」と言いましたけど。それでも、一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、気恥ずかしさのあまり言えなくなる気持ちだってあるように、「感情リバーシブル」の歌詞にはすごく共感します。

 

 

メンバー写真2

 

わたしは、黒歴史ではなくて薔薇歴史です。

 

 

――C/Wに収録した「黒歴史イカスミパスタ」には、口に出して言えない過去を思い返す心模様が描き出されています。みなさんの中にも黒歴史はあります??

 

藤沢泉美:わたしはないです。

 

森のんの: わたし、今はアイドルサイボーグとして活動をしていますけど、学生時代は本当に学校が苦手で、8年間不登校で引き籠もりをしていました。今思い返すと、「あのとき、もっと頑張れたなぁ」という気持ちにもなります。でも、わたしはそれを黒歴史だとは思ってなくて。その経験を踏まえたうえで、わたしは今、アイドルサイボーグとして輝いた活動が出来ているように、昔のわたしと同じような悩みを今持っている人たちの励みに、私自身がなれたらなぁとも思っています。

 

――その経験を伝えることで、今、悩んでる人たちの励みになりますからね。

 

森のんの: 少しでも希望を与えられるかなぁと思って、そういう発言も隠すことなくしています。そうやって話せるくらいだから、今はしっかり過去の経験も消化できているし、それだけ心も強くなれたんだと思います。ただ、現役高校生のさなちゃんが学校の話題をしていても、わたし、学校生活自体の経験がほとんどないから、一人だけよくわかってないです(笑)。

 

沙藤まなか:わたしも、この歌詞はすごく心に響きました。今振り返ると、「なんで、あのとき、ああいう行動をしたんだろう」と思うんですけど。だからと言ってそれを後悔しているのではなく、わたしは過去を振り返らないタイプ。後悔することが嫌いなんですよ。「あのときこうしておけば良かった」と思うくらいなら、今頑張ったほうがいいなと思うから、「黒歴史イカスミパスタ」に書いてある気持ちは理解できるけど、わたしはそれを引きずる歌としては捉えてないです。

 

加藤まい:わたしも、今、振り返ると恥ずかしいことでも、それがあっての今だからと捉えているように、過去を黒歴史とは捉えてないです。

 

七聖真祐:わたし、SAY-LAへ加入する前は会社務めをしていました。その会社は、比較的年齢の高い方が多く、だいぶ年下のわたしにも優しく接してくれました。そこに甘えてしまっていたせいか、よく上の年齢の方々ともタメ口を使って話していたように、今思い返すと、そこは黒歴史として反省すべき点だったなぁと思います。

 

――さなちゃんは、黒歴史と言われてもだよね。

 

星奈さな:まだ人生短いので、これからそういうことがあるのか??もわかんないです。

 

――いずみんさんには黒歴史がないんですよね。

 

藤沢泉美:わたしの場合は、黒歴史ではなくて薔薇歴史です。そこ、太字で書いておいてください(笑)。

 

 

身近な人に対して謝りたいのに素直に謝れなかったり、気まずくて言えなかったりする人たちがいたとしたら、この歌を聞いてください。きっと、心が素直になれると思います。

 

 

――C/Wには、バラードナンバー「ごめんなさい」も収録しています。

 

七聖真祐:わたし、悪いことをした記憶はないんですけど。なぜか、この歌詞に共感しています。それと、今までのSAY-LAにはない「うたーっ!!」っていう印象です。

 

藤沢泉美: これまでのSAY-LAは、ザ・アイドルソングという印象を与える楽曲が多かったんですけど。この歌には一人一人が歌うソロパートもあれば、しっかり歌を聴かせる楽曲だから、私たちも、そこを活かせるように心がけながら表現しています。

 

沙藤まなか:わたしの歌っているパートが、「そう世界は凸凹な立体 見る角度でどんな風にも見える」の部分。確かに同じ物事でも、見方を変えれば嫌なことにも捉えられるし、「ここをこう変えればいいんだ」とポジティブにも変えていけるように、すべては自分の心の受け止め方次第なんですね。そこへすごく共感したし、悩みを抱えている人たちには「見方を変えることでポジティブになれるよ」と伝えたいからこそ、わたしはそういう気持ちで歌っています。もし、身近な人に対して謝りたいのに素直に謝れなかったり、気まずくて言えない人たちがいたとしたら、この歌を聞いてください。きっと、心が素直になれると思います。

 

――まなかさん、良いこと言いますよね。

 

沙藤まなか:SAY-LAの楽曲には、「ごめんなさい」に限らず、口に出しては言いづらいことを代弁してくれる歌が多いんです。たとえ言葉として伝えられなくても、変わりに歌が伝えてくれる。そういう歌をたくさん歌えていることもわたしは嬉しいです。

 

森のんの: 歌声で想いを表現するバラードは、ホント難しいです。メンバーみんな歌詞の気持ちに自分自身を重ねて歌ったし、ライブで「ごめんなさい」を歌うときには笑顔を封印すれば、歌詞と同じ気持ちになって歌っているように、ぜひメンバーの表情にも注目してください。

 

咲山しほ:普段のSAY-LAとの嬉しいギャップも感じてください。

 

 

「WE ARE ALL ONE」を歌うことで、当たり前の日々を「当たり前なんかじゃない」と思い出させてくれます。

 

 

――今回の作品には、自粛期間中にI-GET ALL STARSとして配信リリースした「WE ARE ALL ONE」のSAY-LA versionも収録になりました。当時は、いろんな想いを背負いながら、みなさん歌っていましたよね。

 

藤沢泉美: あの頃は、本当にずっと家にいました。あの当時は、「一緒にこの状況を乗り越えよう」という想いで歌を届けていましたし、今も、まだまだそういう環境にいますけど。何時か「こんな時期もあったなぁ」と振り返れる歌にもなるのかなとも想像します。

 

森のんの: 今もそうですが、この歌をレコーディングした4月の時期は、「感染者が・・・人で」というニュースが毎日のように流れていました。それを見るたびに、「わたしに出来ることって何があるのかな?」と考えていたんですけど。わたしが病気に罹らないことが誰かの役に立つのであれば、家でじっとしていようとも前向きに捉えることが出来ていました。その時期に、I-GETのみんなとこういう曲を歌いながら、みんなを励ますことが出来たのはすごく嬉しいことでした。

 

沙藤まなか:それまでは毎日のようにライブをしていれば、ライブのない日はレッスンを行うなど、ほぼ毎日メンバーと過ごしていれば、ファンの人たちとも家族以上に多く会う日々を過ごしてきました。それが、急に誰とも会えなくなったわけじゃないですか。その前からわかってはいたことでしたが、改めてライブ活動できることの大切さを実感すれば、当たり前のことが当たり前じゃなくなったことで、いろんな物事に対しての大切さを痛感していました。

あの当時は、自粛ストレスを抱える人たちもいれば、不安というストレスを抱えながら、それでも今の時期を乗り越えるために働かなきゃいけない人たちもいました。そういう人たちのためにSAY-LAとして何かできることはないか…というやりとりは、会えない中でもメンバーどうしでやっていました。その時期に「WE ARE ALL ONE」を歌うことで、みんなへ励ましの声を届けられたのがすごく嬉しかったし、ファンの方々から「心の力になった」という言葉をいただけたことも、私たちが前へ進む大きな力になっていました。今もまだ、コロナ前のような環境でライブは出来ていません。だからこそ、その当たり前を取り戻すためにも、この歌を励みに頑張り続けようという気持ちでわたしはいます。

 

七聖真祐:この歌のMV用に、各自が自宅から歌っている映像を撮りました。そのときに、側で歌を聞いてたお母さんが「この歌詞すごくいいね。ホント、そうだよね」と言ってたんですね。だから、この歌と同じ気持ちを感じてくれる人たちはたくさんいると、私は思っています。

 

――その歌も、これからライブで届け続けてゆくわけですからね。

 

加藤まい:わたしがBABY TO KISSのメンバーになるために上京したのが今年2月で、まさにコロナが話題になり出していた時期でした。そこから間もなくして活動が止まれば、もっと早くSAY-LAのメンバーとして昇格の報告をする予定が、それも伸びれば、SAY-LAとしての人前での活動はようやく7月10日になってからでした。私たちも、SAY-LAのファンの方々の中にも、まだ新メンバーにお会いできてない人たちが多いのが現状です。だからこそ、これからその出会いをどんどん広げてゆくことも、今はすごく楽しみにしています。

 

星奈さな:たとえコロナが終息しても、また何時も通りの毎日が戻ったとしても、「WE ARE ALL ONE」を歌うことで、当たり前の日々を「当たり前なんかじゃない」と思い出させてくれるように、これからも私たちは、その気持ちを持って「WE ARE ALL ONE (SAY-LA version)」を歌い続けます!!

 

咲山しほ:自粛期間の中には、私たち自身も丸々1ヶ月何も活動できない時期がありました。あの当時は、自分の今後もわからなくなれば、ファンの人たちの気持ちが離れてしまうんじゃないかと不安を覚えることもありました。そういう時期にこの歌に出会い、私自身も元気になれたし、、ファンの人たちにも「すごく元気をもらえた」と言ってもらえました。だからこそ、当たり前が当たり前じゃないことを胸に抱きながら、これからも私たちは「WE ARE ALL ONE (SAY-LA version)」を大切に歌っていきます。

 

 

自分自身をもっと厳しい環境に置き、その中で学びながら自分を成長させなきゃいけないし、そうしながらチャンスを手にしていかないと、本当の意味で成長していけない。

 

 

――ようやくライブ活動も再開したSAY-LAですが、のんのさん、卒業しちゃうんですよね。

 

森のんの: シングル「感情リバーシブル」のリリースイベント期間が終了するのに合わせ、SAY-LAを卒業します。

 

――その発表は、正直驚きでした。

 

森のんの: SAY-LAは、今年で活動6年目になるんですけど。まさか自分がSAY-LAを卒業するという決断を下す日が来るなんて、自分でも本当に思ってもいなかったことでした。と同時に、「ついに、そういう時期が来たのか」という気持ちもあります。だからこそ、このリリース期間を大切に過ごす気持ちでいます。ただ、まだ「卒業」という実感が沸いてないのも事実です。

 

――のんのさんが卒業を決めた理由も教えてください。

 

森のんの: SAY-LAのメンバーとして活動を続けていく中、ときどき個人でお芝居やグラビアのお仕事をいただくことがありました。そういう現場に一人でお仕事して向かうたびに感じていたのが、自分の未熟さでした。「アイドルサイボーグとして何でも出来る」と言ってる割には、共演したタレントさん方との力の差をすごく感じてしまうことから、「自分自身をもっと厳しい環境に置き、その中で学びながら自分を成長させなきゃいけないし、そうしながらチャンスを手にしていかないと、本当の意味で成長していけない」と思うようになりました。年齢的にも今年25歳になったように、まさに、今の時期と思えたのが卒業を決めた理由です。

 

――そのためにも、SAY-LAから卒業する必要性を感じたわけだ。

 

森のんの: もちろん、両立出来たら一番良いんですけど。どちらも片手間で出来ることではないからこそ、わたしは卒業の道を選びました。

 

――いずみんさん、寂しくなるんじゃないですか?

 

藤沢泉美: 本人もそうだけど、私たちもまだ卒業をするという実感が沸かないからね。メンバーの卒業って、卒業ライブが終わった次のお仕事のときに、楽屋に入って、昨日までいたメンバーがいなくなって初めて実感することが多いんです。だから今回も、そうなる気がしています。

 

――具体的な卒業公演の日程はこれからですが、卒業まではSAY-LAの一員として走り続けるように、その期間を大切にしたいなと思います。

 

森のんの: わたしも、SAY-LAとしての活動をしっかりやり切ったうえで、みんなにちゃんと送り出してもらえる形で卒業をしたいなと思っています。ファンの方々とも、ようやくライブを通して少しずつ再会し始めていますけど、まだまだ直接お会いをして卒業のお話はしていないように、みなさんにも「素直な気持ちをどーんとぶつけるのは今しかないから、「感情リバーシブル」しないで素直な気持ちをぶつけてね」と言っておきます。

 

藤沢泉美: ほんと、そうだよね。

 

森のんの: 「ファンの方々、ツンデレせずに、素直に気持ちをぶつけてください」と、これも太字で書いといてください。

 

藤沢泉美: 今は直接触れ合うライブも再開していますけど、なかなか面と向かって触れ合うのが難しい環境が続いているのも事実です。今、SAY-LAはYouTubeなどオンライン上でのリリースイベントも積極的に行っています。こちらは無料で、しかもアーカイブとして残してあるように、何時でも観れるから、いろんな地域の方々にSAY-LAの姿を観て欲しいです。直接お会いできない方々は、ぜひオンラインでお会いしましょう!!

 

取材・文:長澤智典

 

 

「感情リバーシブル」 MV

 

「WE ARE ALL ONE」 MV

 

 

<インフォメーション>

表題曲「感情リバーシブル」が、CD発売の1か月前となる7月18日から各大手配信サイトで配信スタート!!


2020年08月18日発売

感情リバーシブル
各1,300円(税込)

収録内容(各type共通)

1.感情リバーシブル
2.WE ARE ALL ONE (SAY-LA version)
3.黒歴史イカスミパスタ
4.ごめんなさい
5.感情リバーシブル (off vocal version)
6.WE ARE ALL ONE (SAY-LA off vocal version )
7.黒歴史イカスミパスタ (off vocal version)
8.ごめんなさい (off vocal version)

TYPE-A

<A-type>
品番:IGET-014

 

TYPE-B

<B-type>
品番:IGET-015


公式サイト
http://www.say-la.jp/

公式Twitter
https://twitter.com/SAY_LA_info

 

 

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