違う意見をちゃんと受け入れるのがこのグループの良いところだと思います

ようやく「シェリー」と呼んでもらえるタイミングが来たなと思ってます（詩絵里）

 

――では最後に。皆さんタイ今度行かれますよね。女子翼としては初海外。もしかして海外に行ったことない方いらっしゃいますか？

 

詩絵里：みんな初めてです。

 

実玖：ないです。

 

香苗：初めてです。

 

愛理：初めての海外なのでなんか不安ですね。

 

詩絵里：私、まだパスポート取ってないです。

 

瑠菜：私はこの間パスポート取りました。

 

――9月の終わりですよね。

 

一同：はい。

 

――タイの公用語はタイ語ですが、どうですか？ 英語とかでコミュニケーション取れそうですか？

 

瑠菜：英語は全然分からないです。

 

愛理：もう手とか動かしてしか出来ないです、私。

 

――それは得意そうな感じですが（笑）。ていうか、先日の定期公演を拝見すると、皆さん学力テストちょっと酷かったですよね（笑）。

 

愛理：酷いですね、もうあれホントに。

 

香苗：Twitterにも書かれてましたよね。

 

――あぁ（笑）。

 

実玖：いや、ホント。

 

――ちょっと思ったより皆さんすごい……学力あるなって（笑）。

 

詩絵里：私は”力”で勝ったようなものですから。

 

愛理：まあ、気持ちでいけますね。

 

瑠菜：今の時代、翻訳機もあるし、なんとかなります！ 現代の技術すごいですから。

 

愛理：それに頼って。

 

――でも、デビュー当初から「世界へ」って仰ってましたよね。

 

一同：はい。

 

――その一歩になるわけですが、抱負などをお伺いしましょうか。

 

愛理：私からいきますよ！ やっぱり初の海外遠征ということで、初めて日本人じゃない方に見てもらうので不安もあるんですけど…。でも、最近は海外の方も観てくださるようにもなったんですよ。結成当初から目指していた海外に進出するので、だからこそもと女子翼の音楽とパフォーマンスを知っていただいて、これを機に全世界に広めていけたらなと思います。

 

――まじめな答えですね（笑）。

 

愛理：まじめですか？ そっか、まじめ…。

 

――いいんですが、ちょっとひと笑い挟めて欲しかったですね。

 

愛理：じゃあ、タイに行きたい！

 

詩絵里：また言いだした（笑）。

 

――ちょっと反省しててください（笑）。

 

愛理：ちょっと反省…。

 

――瑠菜さん、いかがですか？

 

瑠菜：私は…まあ全員そうなんですけど…海外に行くこと自体初めてで、その初めての海外を女子翼で行けるっていうのがすごい嬉しくて。TIFの時に、タイから女子翼を見に来てくださった方が何人かいたんですよ。その方たち、日本語があまり上手じゃないなりにも、身振り手振りを交えてすごい一生懸命「今日は楽しかった」って伝えようとしてくれて、そういうのもすごく嬉しくて。だからこそタイの皆さんに、日本以外の海外の皆さんに女子翼のパフォーマンスを見てもらうのがすごい楽しみです。でもその反面、私食べ物の好き嫌いが激しいんですよ。日本のご飯でも食べられないものが多いので、海外ほんとに不安だなって。まずパックのご飯とインスタントのものとかいっぱい持っていこうかなって思ってます。

 

――福岡にもタイ料理屋あるはずなので行ってみては？ タイ料理ってめっちゃくちゃおいしいですよ。

 

愛理：ホントですか？　辛いものが多いって聞きました。

 

――辛いものもありますけど、そうじゃないものもいっぱいありますよ。

 

愛理：そうなんですか？

 

瑠菜：タイ料理ってどんなものがありますか？

 

――トムヤムクンとか…。

 

瑠菜：あー、聞いたことあります！

 

――あれはちょっと酸っぱ辛い感じのスープで、あとはパッタイというタイ風焼きそばとか、ソムタムというパパイヤのサラダとか、ココナツミルクを使ったタイ風カレーとか…。

 

愛理：おいしそう！

 

詩絵里：食べたい！

 

――ホントおいしいです！ ちょっと福岡のタイ料理屋に行って、予習してみるといいと思います。

 

瑠菜：予習に行こう！

 

――では、続いて抱負をお願いします。

 

詩絵里：はい。私はようやく「シェリー」と呼んでもらえるタイミングが来たなと思ってます。この気持ちはずっと秘めてたので。

 

――ようやく活きてくるわけですね。

 

詩絵里：「シェリー」と自己紹介するのが楽しみなのと、あと、先程るなちも言ったように、言葉でやっぱり伝わらない部分もあるから、「音楽でライブで楽しんでもらえたらいいな」っていう想いが一番強いです。私たちも日本語でしか歌えないんですけどね。でも、女子翼の音楽とかダンスとか熱量とかで「一体感が作れたらいいな」と思います。

 

――音楽は言葉の壁を越えるわけですよね。

 

詩絵里：越えますね。

 

香苗：えぇ～！ 何で私が言おうと思っとったこと言うと？

 

詩絵里：気が合うんです、私たち。

 

香苗：やめてください、もう～。でもホントに「音楽の力」はすごいと思うので…。女子翼が海外でどれだけ受け入れていただけるかは分からないですけど、女子翼の良さを音楽を通して海外の方にも伝えたいと思ってます。でも、海外って想像つかなすぎて「ホントに私行くのかな？」ってまだ思っていて…。でも、一度きりの人生なので沢山の方と交流したいじゃないですか。だからそれも経験として、この海外遠征を有意義なものにできればと思います。

 

――現地に行ってみるとホント違いますよ。価値観とかも全然違って。

 

詩絵里：すごい。なんか不安ですけど楽しみです。

 

――では実玖さん、最後締めてください。

 

実玖：はい。女子翼のオーディションの時から「世界へ」っていう言葉が入ってたので、もう「やっと」っていう気持ちがあります。その初めから言ってたことが叶うのはすごくありがたいことだなとも思いますし、オーディションの時に「世界へ」って言ってたことが、あの時は自分のこととは思えなかったんですが、やっと自分のこととして迫ってきてる、っていうのはすごく感じてます。でも結構、他のアイドルさん海外でライブやったりしてますよね。

 

――アジアやアメリカ、ヨーロッパとか、行ってますよね。

 

実玖：行った方が「沢山見てくれた」って言ってたのをよく聞くので、私たちも「女子翼の音楽には他の国の方にも突き刺さるものがきっとある」と思っていて。世界の方にも届けばいいなという想いがありますね。