Speak emo

2018.10.01
九州女子翼

「これが女子翼だ」って感じの一枚で、女子翼を知らない方に手に取ってもらっても女子翼がわかる作品になっています

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滑舌が悪いので“九州女子翼”ってグループ名さえ上手く言えないことがあるんですけど(笑)、あの時が“九州女子翼”を一番滑舌良く言えました!(実玖)

――で、実際にTIFに出場しました。いかがでしたか? みなさんそれぞれ印象に残ったステージとかありました?

実玖:これ「せーの」で言わない?せーの!

一同:SKY STAGE!

――やはり!

愛理:SKY STAGEって夢だったんです。SKY STAGEって女子翼が一番似合うと思うんですよ! リハーサルの時点で“映えて”ましたから(笑)。なので、ホントに私たちが立つためにあるステージだなと思いました。

――ですよね。SKY STAGEに立ったのは初めてだったんですよね?

愛理:初めてでした。

――I’S9の時にも立ってないですよね?

愛理:I’S9の時はガンダム前のステージに。

実玖:FESTIVAL STAGEでした。

――で、どうでした? SKY STAGEの景色は。言いたい方からどうぞ。

瑠菜:喋っていいですか? すごかったです! ステージって前向いてたらお客さんの顔が見えるじゃないですか。で、振り付けでバッと後ろを向く時があって、後ろを向いたらすごいんですよ、景色が。フジテレビのビルと海、港、一面に広がる空。「ああ、素晴らしい景色だなぁ」と思って、ものすごく感動したんです。それで、また前向いたら今度はお客さんの顔がバーって一面に見えて、赤いTシャツ着てくれたりとか、一緒に盛り上がってくれたりとか、「なんて幸せな光景なんだ!」と思いました。

――僕も観てましたけど、お客さんいっぱいいましたよね。他の方はいかがですか?

実玖:I’S9でTIFに出るって決まった時からSKY STAGEに立ちたいなと思ってたんですが、その時は先程言ったようにガンダム前のFESTIVAL STAGEで…。それで、I’S wingの時もTIFが決まったらSKY STAGEがいいなと思ってたんですけど、解散することになってしまい、結局出れなくて…。I’S9の時は1日しか出れなかったんですけど、今回女子翼になって2日間で4ステージも出させてもらって、まずはそれが信じられないぐらいうれしかったですし、SKY STAGEに出ることは3年越しの夢だったので、それが叶ってホントにうれしかったです。

――そこで“爪痕を残し”て、実玖さんはグランドフィナーレでも“爪痕を残し”ましたよね。あれだけたくさんの出演者がいる中でマイクが回ってきました!

実玖:あれは詩絵里ちゃんと2人で立たせてもらったんですけど、初めは後ろのほうで「ああ、映ってるかなぁ」って思ってたぐらいだったんですけど(笑)。一回はけて、もう一回出るタイミングの時に…

詩絵里:たまたま先頭のほうにいて…

実玖:最前の端に行くか真ん中の2列目に行くかで迷って、「真ん中に行こう!」って言って真ん中に行ったんです。

――“場所取り”があったわけですね。

実玖:それでそこから、「しゃべる方!」みたいになった時に、司会の方に目線で「私、喋ります!」って感じでアピールしたんです(笑)。

詩絵里:すごかったもん、その時!(笑)

実玖:そしたら、マイクを渡してくださって、でも、まさかホントに回ってくるとは思わなくて…。絶対来ないと思ってたのでびっくりして「はあー、どうしよう」と思って、そこから、とりあえず“九州女子翼”と“実玖”っていう名前だけは絶対言おうと思って、そこは滑舌をすごい意識しました。私、滑舌が悪いので“九州女子翼”ってグループ名さえ上手く言えないことがあるんですけど(笑)、あの時が“九州女子翼”を一番滑舌良く言えました!

――動画で見たんですけど、確かに興奮されている感じはありました(笑)。

香苗:あんなテンション高い実玖ちゃん久しぶりに見た。

――前回のインタビューで「自分の歌ってるとこ以外は死んでるって言われる」っておっしゃってましたもんね(笑)。他の方はいかがですか?

詩絵里:SKY STAGEはまさに女子翼にぴったりだなと思ったんですけど、特に楽曲があのステージに合うなと思いました。パフォーマンスしていて自分たちでもぴったりだなって。「TAKE WING」とか「fair wind」とか歌詞がぴったりすぎて、自分でパフォーマンスしながら「はー」って思って、それを自分たちだけじゃなくて観に来てくれた皆さんも言ってくれて…。それもうれしかったです。そして、最後に実玖ちゃんが言った一言で、すごい「うえーん」ってなりました。

――なんておっしゃったんでしたっけ?

詩絵里:「私たち九州女子翼はSKY STAGEから日本全国そして世界へ羽ばたきます!」みたいなことをビシッと言ってくれて。それでみなさん「ウォー!(拍手)」ってなって。それがすごく印象に残っています。

――世界へ、ね。

実玖:実玖、憶えてない…。

一同:えーっ!

実玖:緊張したらすぐ記憶飛んじゃうタイプなんですよ。だからSKY STAGEはホントに楽しんだんですけど、社長に「実玖ちゃん、最後締めてね」って言われた時に、ちゃんと喋れるかどうか、それだけが不安になっちゃって…。実玖、日本語あんまり得意じゃないので…。でも「最後ビシッと決まってた」って皆に言われたので、日本語喋れて良かったなって思いました(笑)。

――今後日本語しゃべる機会はますます多くなるかと思いますので、しっかり勉強していただいて(笑)。愛理さんはどうでしたか?

愛理:SKY STAGEってエレベーターで上がるんですよね。で、エレベーターのドアが開いた瞬間、視界が開けて、パーッて眩しかったんですけど、それがうれしかったですね。SKY STAGEに立てることってすごいことじゃないですか。デビューして1年も経ってないのに。なので、ほんとに感謝感謝で、周りの方にすごい支えられてきたんだなって実感しました。これはもう爪痕残すしかないと思って、バリバリのパフォーマンスを見せた記憶があります!(ドヤ顔)

一同:(笑)。

愛理:なんか「女子翼を観たい」って人がワッと来たんですよ。「女子翼のパフォーマンスすごいよ」みたいに期待して。どんどん集まってきて、しかも女子翼のTシャツを着てる人も多くて、「これは絶対に素晴らしいパフォーマンスを届けるしかない!」と思って、気合い入りました。ホント楽しかったぁ!

――でもホントに、もしかしたら初出場の中では一番注目されてたかもしれないですよね。「TIFで見つかる」ってよく言うじゃないですか。「見つかった」んじゃないですか?

愛理:ですよね!

詩絵里:「ですよね」って(笑)。

一同:(笑)

――香苗さんはいかがでしたか?

香苗:私的にもTIFっていったらSKY STAGEってイメージがあったのでホントにうれしくて。当日はステージも楽しかったですけど、終わった後に女子翼のファンの方々が声をかけてくださって。そこで「良かったよ」ってめっちゃ言ってくれて、それを聞いた時に涙が出そうになるぐらいうれしくて。

瑠菜:すごいうれしかった。

香苗:ずっと心に残ってますね。

――その時のパフォーマンスは、緊張もせず出し切ったって感じですか?

香苗:緊張はしました、やっぱり。

瑠菜:緊張しましたね。

詩絵里:「あぁ、きたよー」って感じでした。

――でもその緊張を乗り越えて力を出し切ることはできましたか?

瑠菜:記憶がないです。

――記憶がないって感じですか。

香苗:でも歌詞と風景とが合っていたので、歌いながら歌詞は自分に入ってくる感じがすごくしました。

――なるほど。女子翼の楽曲っていうものを、もしかしたらその時一番体感できたのかもしれないですね。

香苗:かもしれないですね。

――あの時僕も観てたんですけど、なんか急に風が吹いてきましたよね。

詩絵里:風吹いてました。めっちゃ憶えてます。

――ツイッターでも呟いたんですけど…。ものすごく暑かったじゃないですか。でも、みなさんがパフォーマンスをしている時、涼風がサーッと吹いてきて…。それは皆さんが巻き起こしたのか…

愛理:はい!

瑠菜:“fair wind”を!

――いや、ホントそんな感じがしました。で、他のステージも、全部ではなかったんですけど、観させていただきました。DREAM STAGEとフジサンのヨコを。なんかいつも以上に動いてましたよね。気合入ってましたよね?

瑠菜:それはもう! 正直このステージが終わったら倒れてもいいぐらいに毎回思ってました。

愛理:うん。そんな勢いでした。

瑠菜:ここで倒れても悔いはないみたいな。

――なんか本当にいつも以上……いや、いつもすごいんですけど、いつも以上に動いてる感じがして、フジサンのヨコのステージなんて「倒れちゃうんじゃないか」ってちょっと心配しながら観てました。

瑠菜:そうですか? でも元気でしたよ。

――元気でしたか。まあ、この炎天下で、特典会などもやっていて、でもステージはどれも気合入りまくりの全力投球で。体力的にもギリギリなのかなって…。でも、それは見せずにいつも以上に躍動感と熱量のあるパフォーマンスでした。

一同:おぉ!

取材・文
石川真男

九州女子翼 商品情報

九州女子翼/TAKE WING
2018年10月2日発売

タイプA

タイプA(CD Only)
¥2,000(税込)

タイプB(CD+DVD)

タイプB(CD+DVD)
¥3,000(税込)


<CD収録曲>
1. fly high!
2. TAKE WING 
3. 私だけのArmor 
4. Maybe Darling 
5. 絶対零度
6. fair wind



<DVD収録内容>
1、TAKE WING Music Video
2、絶対零度 Music Video
3、実玖Introduction Movie「セッカチ」
4、新谷香苗Introduction Movie「オレンジ」
5、山本愛理Introduction Movie「ポジティブシンキング」
6、詩絵里Introduction Movie「エビ」
7、鈴川瑠菜Introduction Movie「欲張り」
8、九州女子翼Introduction Movie「ロボドル」

PROFILE

PROFILE
九州女子翼

攻撃的なダンスパフォーマンスとエモーショナルで洗練されたサウンドとオール生歌のボーカルワーク で九州の女性の「綺麗さ」「可愛さ」「力強さ」を表現するガールズグループ。 グループカラーはこれらのイメージを重ね合わせた情熱の「赤」。 TIF2018全国選抜ライブ九州・沖縄ブロックの覇者として結成半年でTIFへの出演を果たし、メンバーの実玖が指原莉乃さんに絶賛されるなど、 現在福岡にとどまらず全国で人気・知名度が急上昇している今最も勢いがあるグループの一つ。

実玖
実玖

山口県下関市出身。 16歳から芸能活動を始め、これまでに10 社近くのCMのイメージキャラクターを 務める。山口が生んだ天使と呼称される 程の美少女。フジテレビ「この指と~ま れ」に出演の際、指原莉乃さんに「最近 会ったアイドルの中で一番可愛い」と大 絶賛され注目を浴びる。 

Twitter:@itr_miku

新谷香苗
新谷香苗

福岡県出身。 2014年までダンス&ボーカルグループ 「Rev.from DVL」にて活動。 メンバー選考のLive.me審査では唯一の スカウト枠にて通過するなど個性あふれ る魅力を持っている。 持って生まれたアイドル性の持ち主。 

Twitter:@itr_kanae

山本愛理
山本愛理

山口下関市出身。小学生時代から芸能活動を子役として開始。天真爛漫な性格で演技・歌・ダンスとマルチな才能の持ち主。ずば抜けた身体能力の高さから生まれるダンス力でポテンシャルの高さで有名。

Twitter:@itr_airi

詩絵里
詩絵里

長崎県川棚町出身。 これまでダンススタジオでダンスを学 び、また高校ではコーラス部に在籍。 歌って、踊ることを兼ねてから願い今 回のグループ結成オーディションに参 加。 安定した歌唱力で女子翼の歌を支える 大切な役割を担う。 

Twitter:@itr_shieri

鈴川瑠菜
鈴川瑠菜

福岡県在住17歳。 とびっきりのフレッシュさ、初々しさ 溢れる新メンバー。 5人目のメンバーとして加入し、その 明るく前向きな人物像で人気急上昇中。 2019年3月の定期公演で「発達障がい」を公表し、同じ境遇の方から応援 と賛同を得て活動。 

Twitter:@itr_luna

公式サイト: http://itr-kgw.com/