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われらがプワプワプーワプワ|われプワの一番の武器は楽曲だと思っています

このアルバムは自分のアイドル人生にとって節目になるものだと捉えています(相沢)
――僕は“楽曲派アイドル“というのをずっと追い掛けているんですが、皆さんも“楽曲派アイドル”ですよね?
相沢:ありがとうございます。
丸島:うれしいです。
――われプワの楽曲に対して、皆さんどう思われていますか?
柴田:個人的に、われプワの一番の武器は楽曲だと思っています。
――僕も本当にそう思います。
柴田:もちろんメンバーのビジュアルもすごいいいと思ってますし、ステージでのパフォーマンスもすごくいいと思ってるんですが、楽曲は本当に強いなと思ってます。「われプワの曲何が好き?」ってよく訊かれるんですが、ホントにどれも選べなくて…。新曲ができる度に「新曲が一番好き」って好きな曲が毎回更新されちゃうぐらい、全部いい曲なんですよ。
丸島:楽曲を褒めてもらえることが多いので、楽曲が一番武器になるっていうのは本当にそう思います。私、プライベートでも全部ダウンロードしてずっと聴いてます。
――で、僕は「ベランダから始めるセカイセイフク」でハマった“ど新規”なんですが、でもこの曲、最高のキラーチューンですよね。
一同:おぉ~!
川崎:そう言ってもらえることが多くて、あのMVを観て好きになったという人も結構いるので、そうなんだなって思います。あまり音楽のことは詳しくは分からないんですが、音楽がめっちゃ好きみたいな人からそう言ってもらえて、すごく嬉しいです。
――多分これをきっかけにもっともっと皆さんの名前が広がる、いや、もう広がってるんじゃないでしょうか。
一同:うれしい!
――では、2月20日にリリースされたアルバム『セカイセイフク2』について、率直にいかがですか?
柴田:『セカイセイフク2』は、これまでこのメンバーで披露してきた楽曲を初めて音源化したものなので、リリースされることになって本当にワクワクしました。
丸島:「音源化して」ってずっと言われていた曲が本当に形になったので、「リリースします」ってなった時はファンの人もめっちゃ「うぉー!」ってなってくれました。私たちもすごくテンション上がりました。
川崎:ライブでずっとやってきた曲たちだったので、ライブでたくさん聴いてきましたが、音源で改めて聴くと、知らない音とかが結構聴こえてきて面白かったです。音が結構多いんですよ。こんな音も入ってたんだ、とかそういう感動があります。ライブとは違った感動をファンの方とも分かち合えて、すごく嬉しいなと思います。
――なるほど。ライブだと、会場によって低音がすごい出たりとか、出なかったりとか、聴こえ方もそれぞれ違うと思うんですが、そこでは聴こえなかった音もじっくり聴ける、と。
川崎:はい。たくさん聴いてもらいたいなと思います。
――今この自粛ムードでライブができないので、音源をじっくり聴いていただく機会にしていただくのもいいですね。
川崎:はい。サブスクなどで配信されているので聴いていただきたいです。
――他の方はいかがですか?
斎藤:私はわれプワに入ってシングルは出したことがあるんですが、アルバムは今回が初めてなんです。アルバムだと曲数が多くてレコーディングにも結構日にちを掛けたりして、かなり長期戦だったんですよね。なので大変でしたし、どうなるか分からなかったんですが、いざ形になるとすごく嬉しかったですし、達成感がありました。で、アルバムがリリースされた時、私すごく聴いてたんですけど、改めてわれプワっていい曲ばかりだなって思いましたし、アルバム何周してもずっと楽しいんですよね。全然飽きなくて。やっぱりいい楽曲をいただいてるなって感謝の気持ちを改めて抱きましたし、ファンの方たちが「今これ聴いてるみ」たいなのを発信してくれたりすると、自分も今これ聴いてるっていうことがすごく多くて。「そうなんだ」って思ってエモくなっちゃったりしました。
――音源が聴ける状態になることによって、皆さんと改めて気持ちが繋がるというか。
斎藤:一緒に同じものを聴いてるってすごく嬉しいです。
――なるほど。気持ちが繋がるっていう「てい」で人間たちを征服してるわけですね?
斎藤:アハハハ。
――相沢さんはいかがですか?
相沢:アイドル活動を始めて、普段はライブとかやらせていただいてたんですけど、私の声が入っている曲が形になったのは初めてだったので嬉しいです。普通の学生生活だとできないことなので。母や父も聴いてくれてたり、ダウンロードしてくれてたり…。アイドル生活1年目で、アイドル活動が初めて形になったと思っています。なので、このアルバムは自分のアイドル人生にとって節目になるものだと捉えています。
――星空さんはいかがですか?
星空:この1年間われプワで活動してきて、やっとみんなで形にできた楽曲だと思っています。「Puwa the city」とか「ツインテールトラベラー」って加入したばかりの時にやった曲から、最新曲の「ベランダから始めるセカイセイフク」まで、思い出もたくさん詰まってます。
この曲をきっかけにいろんな方がわれプワの曲もっと好きになってくれたらいいなって思います(斎藤)
――楽曲についていくつか。「Puwa the city」なんですけど、これは人間に対する“宣戦布告”のような歌ですよね。
一同:アハハ。
――「太陽系最弱」とか「大嫌いなんだよ」とか、人間を挑発しています。
柴田:でもサビでは「Welcome」とか「やなことも、つらいのも、バイバイ」とか歌ってるので、そこは「Puwa the cityのパラレルワールド」を意味してるんじゃないかなって思います。
――確かに。
丸島:「◯◯な人間」とか言ってますが、そんな人間たちを「Welcome to Puwa the パラレルワールド」みたいな(笑)。
――そうやって人間を罵ってるわけですけど、「Puwa the city」へと歓迎するわけですね。そうすると「理想の世界が実現できるよ」と。
一同:はい。
――で、途中からは「君だけに、変わらない、気持ち」とか「気づいてfor you」とか、いつの間にか“君への愛”を告白してるみたいな感じになっちゃってます。
川崎:そうですね(笑)。
――何かこの辺が「征服」っていうのと「愛」とが曖昧で、「征服してしまうほど強い愛」のようにも思えますし、「愛と見せかけて本当に征服しようとしている」ようにも思えて、そこに不思議な魅力があるように思います。
川崎:あぁ、なるほど。
――続きまして、「ツインテールトラベラー」とか「イッツアトゥモローワールド」って、めっちゃカッコいいですよね。
一同:ありがとうございます。
丸島:嬉しい。
――めっちゃカッコいいファンクですよ。で、この2曲の歌詞なんて割とシリアスじゃないですか。皆さん、歌詞はしっかり読み込んだりしてますか?
一同:はい。
――例えば「ツインテールトラベラー」の最初の3行とかどういうイメージなんですか? 「暗闇を走る摩天楼/深海の銀河ステーション」って。
相沢:摩天楼は高い建物みたいな。私たちが走ってることで、その摩天楼が走ってるように見える、っていうことだと思います。
――さすが聡明ですね。そんなイメージですよね。では「深海の銀河ステーション」って何なんですか?
星空:「星空」かなって思ってます。
――おぉ、なるほど。星の輝く夜空が深海のように見える、と。
星空:はい。
――星空さん、すごい詩的で感性豊かですね。これ、ちょっと宮沢賢治みたいな世界観です。でも、イメージの中の情景のようにも思えますし、ゲームのヴァーチャル空間のようにも感じますよね。
一同:あぁ。
――で、「ベランダから始めるセカイセイフク」。これは曲がめちゃくちゃいいんですけど、歌詞もいいですよね。タイトルからして、ロマンティックな小説のタイトルみたいで。
一同:ありがとうございます!
――どんなふうに捉えてますか?
柴田:少女漫画みたいな。乙女だなって感じがします。
――これ一人称が「僕」になってるじゃないですか。
柴田:あぁ確かに。
星空:人間の男の子のこと?
――いろんな解釈ができると思いますが、地球人の男の子がベランダで宇宙から来る「君」と交信しているみたいなイメージもあります。そういう意味では、乙女っぽい感じももちろんありますし。
相沢:おっしゃっていただいたように、乙女心だったり、男の人の気持ちだったりが綴られていて、そういう視点の転換が一曲の中で行われていると思います。それがロマンティックですよね。
――ですよ。でも、すごく感性豊かに捉えてますね。
相沢:あぁ、ありがとうございます。
――川崎さん、いかがですか?
川崎:われプワの曲には、歌詞がユニークで不思議なものが多くて、聴いてるだけじゃよく理解できないような曲とかもあったりするんですが、これは結構イメージしやすい曲だなって思います。歌詞も、さっきも言ってたように、ロマンティックな感じがみんなに伝わりやすいと思います。
――ロマンティックなイメージがすごく伝わりやすい。わかりやすいんですけど、何かその裏にはいろいろと潜んでるような感じもあったりして…。
川崎:はい。そこにわれプワっぽさも出てていいなって思います。
――斎藤さんはいかがですか?
斎藤:タイトルが「ベランダから始まるセカイセイフク」で、すごくわれプワっぽい感じも入りながらも、人によって解釈が違ったりして、人それぞれ考えながら楽しめる曲だと思います。あと、われプワの曲は結構「フワフワ」とかよく分かんない世界観が強かったりするんですけど、この曲は楽曲として分かりやすくて、われプワの曲を普段聴かない人でも「この曲好き」って言ってくれる人が多いので、この曲をきっかけにいろんな方がわれプワの曲もっと好きになってくれたらいいなって思います。
――丸島さんは?
丸島:すごい情景が浮かびやすいっていうか…。ロマンティックな人間の男の子の気持ちを歌ってる曲なのかなって思います。ロマンティックな男の子が宇宙人とベランダで繋がりたいっていう想いがすごく伝わる曲だなって。
――そうですよね。もしかしたら、部屋の中に閉じこもってるような男の子が広い宇宙と繋がる場所として、ベランダというものがあって、みたいなイメージが浮かびますし、そのベランダっていうのは単に象徴で、部屋の中に閉じこもっている男の子が頭の中で宇宙に想いを馳せる、みたいなのかもしれないですし、そういう「てい」で作りながら、皆さん宇宙人いやプ宙人が本当にベランダに飛来して、男の子をアブダクトする、っていうようなちょっと侵略めいたものも少し匂ったりして、そこが面白いなと思ったりします。
丸島:あぁ、すごい聴いてくださって、ありがとうございます。
――どうですか? 星空さんは。
星空:われプワって他の曲でも結構「らゔ」とか「愛情」を歌ってる曲が多いと思うんですが、この曲は他の曲と違って、素直に「君が好き」みたいな感じが出ていて、そんな一途な気持ちみたいなのが、あいこさんも言ってたように、少女漫画みたいな感じでとてもいいなと思います。
われらがプワプワプーワプワ 商品情報

アルバム『セカイセイフク2』
品番:TOG-0006
価格:2,000円(税込)
収録曲:
1.Puwa the city
2.ツインテールトラベラー
3.イッツアトゥモローワールド
4.あるてぃめっとらゔおぶざゆにばーす
5.教えて♡まいすうぃーと係長♡~アイドル3年戦士地獄の出世物語~
6.TOOOO LATE!
7.こずみかるらゔらゔぽっぷ
8.われらがプワプワプーワプワ?
9.ベランダから始めるセカイセイフク
われらがプワプワプーワプワ 出演情報
われプワ初のラジオ番組
「こずみかるらゔらゔらぢお」
4/22(水)よりスタート
https://soundcloud.com/bakugekiradio