FEATURE

2023.06.09
ダイナマイトビーツ(FullMooN)

あの頃から俺たちは、ナイフのように尖っていたぜ;!! ダイナマイトビーツ(FullMooN)インタビュー・1

 FullMooNのメンバーが、昨年より、4月1日(エイプリルフール)限定で活動を続けているロックバンドのダイナマイトビーツ。今年のエイプリルフールの日に、「ダイナマイトビーツとしてCDを発売します」と宣言。誰もが、「エイプリルフールのネタだろ。」と軽く流していたところ、本当にCDの発売を発表。先日、ついにダイナマイトビーツの1stシングル『DANCING BEAT』がリリースになった。不定期とはいえ、彼女たちは今も、西部新宿線井荻駅南口に現れ、終わりなき抗争を続けているとの情報をキャッチ。「今夜も、踊ろうぜ!!」と浮かれた声で井荻駅南口を闊歩していたメンバーらをつかまえ、インタビューを試みた。


俺たちは、いつも本気だぜっ!!


――ダイナマイトビーツは、FullMooNが4月1日だけ世を忍ぶ借りの姿になって暴れまわるバンドとして活動をしているバンドですよね。

ELLEN  俺たちは、いつも本気だぜっ!!

AOI  俺たちが活動を始めたのは、2年前からだぜっ!!

ELLEN  でも、世の中に姿を現しだしたのは、1年前からだぜっ!!。あの頃から俺たちは、ナイフのように尖っていたぜ;!!

AOI  イカすだろっ!!

NENE  2年前から、計画だけは建てていたぜっ!!

AOI  計画だって?そんな言葉を口にするんじゃねぇよ。俺たちのSOULは何時だって、その場のパッションで燃えあがるものなんだぜっ!! 

RIN  突然、降ってくるんだぜっ!!

――えっ、何が降ってくるんですか?

AOI  俺たちのパッションに決まってるだろっ!!俺たちのハートは熱いぜっ!!

――みなさん、いつもFullMooNのメンバーとして活動をしていますよね。なぜに、ダイナマイトビーツとして活動を始めたのかも教えてください。

AOI  一応、真面目に語っておくとだな。FullMooNの楽曲レコーディング中、メンバーらと「来年のエイプリルフールの日に、偽のバンドのホームページや、FullMooNのtwitterのアカウントを別のバンド
に変えてしまったら面白いんじゃないか」という話を冗談でしていたら、うちのP(プロデューサー)が本気にしちまったんだせっ!!

NENE  そこから、「とにかく、(今の時代には似合わない)ダサい格好やスタイル、名前のバンド名にして活動しようじゃねぇか」という話になったんだぜっ!!それで、昨年、ダイナマイトビーツとして4月1日に無観客で配信ライブを実行。「だっせぇバンドだぜ、ハハハハハッ」と満足していたら、いつの間にか本気でダイナマイトビーツが動きだしていたんだぜっ!!

RIN  去年は1曲だけだったのが、いつの間にか2曲まで増えていたぜっ!!

ELLEN  しかも、ライブをやるたびに人気が出ちゃっているんだぜっ!!

NENE  今年なんか、4月1日にライブを行う吉祥寺CRESCENDOのスタッフさんが、最初はFullMooNのワンマン公演と告知していたのを、わざわざダイナマイトビーツの公演にと差し替えて宣言してくれていたんだぜっ!!昨年もそうだったけど、今年はとくに、吉祥寺CRESCENDOのスタッフさんにも、FullMooNのファンたちにも、「ダイナマイトビーツ格好いいぜっ!! 今夜も一緒に踊ろうぜっ!!」と絶賛され、何時しか人気が上昇していたんだぜっ!! 

AOI  「ダイナマイトビーツのほうが好き」というお客さんまで現れてしまったぜっ!!

NENE  悪ふざけも2回までと思っていたけど、ついに本気になってしまったぜっ!!その兆候は、今年のエイプリルフール前からあったけどな。うちのPが、「ダイナマイトビーツでライブをやった日、そこで「CDを発売します」と告知をしても、みんなエイプリルフールだから絶対に信じないよ。そこで、「うちらが本気と書いてマジと読むんだぜ」という姿勢を見せようじゃねぇか」と、いつの間にかPまでヤンキー口調になってノッてきたことで、ダイナマイトビーツとしての動きが生まれたんだぜっ!!

ELLEN  みんなに、「今年は1日限りの冗談だ」と思わせといて、本気(マジ)な姿勢を見せてやったぜっ!!

NENE  ファンたちも、4月1日のライブ後、 disk unionさんがダイナマイトビーツのCD発売の告知宣伝しているのを見て、「マジだったのか」と驚いて顎が外れてたぜっ!!

RIN  別に、顎は外れてないけどな(笑)。


人気が出たら、FullMooNからダイナマイトビーツに改名するしかないんだぜっ!!


――ダイナマイトビーツの人気が今、着実に上昇しています。このまま上がり続けてFullMooNの人気を上回ったら、どうなっちゃうのでしょうか?

NENE  ダイナマイトビーツの人気が出たら、FullMooNの方向性を変えるしかないぜっ!!

AOI  FullMooNから、ダイナマイトビーツに改名するしかないんだぜっ!!

RIN  物販の売上もダイナマイトビーツのほうが良い日もあるから、逆転の可能性もありそうだぜっ!!

NENE  真面目な話、ダイナマイトビーツのことを知って、そこからFullMooNも好きになってくれたファンの人がいたことを知ったときには、マジに驚いたぜっ!!

AOI  4月1日のライブの日は、ダイナマイトビーツ目当てのお客さんも多く、いつものFullMooNのライブのときよりも動員が多かったくらいだったぜっ!!

ELLEN  あの日は、みんなダイナマイトビーツのライブを楽しみにしてくれていたんだぜっ!!

NENE  ダイナマイトビーツは1年に1回しかライブをやらないからなっ!!

RIN  あの日は、貴重なライブだったんだぜっ!!

――ダイナマイトビーツとしても定期的にライブはやらないんですか?

NENE あのヘアスタイルを作るのが大変でなぁ…。それに、ダイナマイトビーツは4月1日限定の活動が本来の姿だから、よほどのことがない限りライブはやらねぇなぁ。ただ、今回のCDの告知用にと動画を作って配信したら好評だったのと、何本か影像は撮り貯めているので、これからもダイナマイトビーツの影像は流していくぜ。もしかしたら今後も、新作映像は作っていくかも知れないぜっ!!

RIN  Pいわく、ライブをやらない変わりに影像は定期的に発表していくらしいぜっ!!


ヤンキーじゃないぜっ!!みんな武器を持っているロッカーだぜっ!!


――みなさん、ヤンキーで良いのでしょうか?

NENE  ヤンキーじゃないぜっ!!みんな武器を持っているロッカーだぜっ!!

AOI  みんな、尖ってるぜっ!!

NENE  あたいが持っている武器が、チェーンソー!!

AOI  あたいが持っている武器が、バット!!

RIN  あたいが持っている武器が、(ダイエー)スプレー!!

ELLEN  あたいが持っている武器が、ライフル銃!!

AOI ライフル銃はやべぇよっ!!

NENE  ヘアスプレーは弱すぎるよっ!!

――でも、発表になっている影像では、スプレー攻撃を受けたNENEさんがのたうち回っていましたよね。

RIN  NENEを一撃で撃退してやったぜっ!!あたいらは、いつも井荻駅南口を舞台に抗争をしているから、これからも井荻での抗争の物語を影像で届けていく予定だぜっ!!これまでに発表したアーティスト写真も、井荻で撮影しているんだぜっ!!

――もしやダイナマイトビーツとは、井荻のご当地バンド??

NENE  非公認だけど、そうだぜっ!!非公認なのには理由があるんだぜっ。それが、うちの事務所が井荻にあるから、自然と抗争も井荻が舞台になってしまうんだぜっ!!

――もしや、『DANCING BEAT』で歌っている、「早く閉まるピーROCK(コック)や、『MAGIC TOWN~この街を駆け抜けて~』に出てくる「いつの間にか消えてたFU●SIN」というのも…。

NENE  全部、井荻駅南口に存在してる、もしくは存在していたことなんだぜっ!!

ELLEN  井荻駅周辺は、ご飯屋さんが閉まるのが早いらしく、Pが晩御飯をオリ●ン弁当に買いに行ってることまで書いてるぜっ!!でも、井荻の中華屋さんは、マジに何処も美味しいぜっ!!

NENE  とある中華屋さんのマーボー茄子は、マジに美味しいぜっ!!

RIN  どれも、超ローカル情報だぜっ!!


Pいわく、「ある日、突然降ってきたんだぜっ!!」。


――『DANCING BEAT』『MAGIC TOWN~この街を駆け抜けて~』ともに、歌詞の内容は井荻駅南口を舞台にした超ローカル情報誌だけど、楽曲は、2曲ともめちゃめちゃいいですよね。

RIN  Pいわく、「ある日、突然振降ってきたんだぜっ!!」。俺たちも、井荻のスタジオで…。

(2回目へ、続く)
 

TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


JKT

アーティスト(読み仮名)
ダイナマイトビーツ
タイトル(読み仮名)
DANCING BEAT
レーベル 
ジリオンモードプロダクション
規格番号
ZMR-031
販売価格(税抜/税込)
定価 ¥1,650(税抜価格 ¥1,500)

突如ロックシーンに現れた謎の4人組ガールズロックバンド「ダイナマイトビーツ」
グラムロック、ビートロックの影響を受けた懐かしのジャパニーズロックサウンドが令和によみがえる。


商品コメント
突如ロックシーンに現れた謎の4人組ガールズビートロックバンド
ダイナマイトビーツ1stシングル「DANCING BEAT」
ジャパニーズロック8ビートサウンドと疾走感が心地よい全2曲収録
グラムロック、ビートロックの影響を受けた懐かしのジャパニーズロックサウンドが令和によみがえる。

CD
1.DANCING BEAT
2.MAGIC TOWN ~この街を駆け抜けて~ 
3.DANCING BEAT(Instrumental)
4.MAGIC TOWN ~この街を駆け抜けて~(Instrumental)


アー写


メンバーリスト

アー写
▲Vocal NENE
 
アー写
▲Guitar ELLEN
 
アー写
▲Bass RIN
 
アー写
▲Drums AOI


SNS
https://www.tatenaga.net/
https://twitter.com/FullMooN_tw
https://twitter.com/FullMooN_live

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