FEATURE

2020.12.15
SUPER☆GiRLS

SUPER☆GiRLS 10周年スペシャルインタビュー vol.1(渡邉幸愛、石丸千賀、井上真由子、樋口なづな)

2010年に結成され、今年で10周年を迎えたSUPER☆GiRLS。新曲「NIJIIROロード☆」も含む、オールタイムベストアルバム「超絶少女☆COMPLETE 2010〜2020」のリリースを機に、2期メンバーの渡邉幸愛、4期メンバーの石丸千賀、井上真由子、樋口なづなにその歩みを聞いた。なかでも石丸千賀は、2020年12月31日での卒業が決まっており、SUPER☆GiRLSでの残り少ない日々について、そして残るメンバーへのメッセージも語ってくれた。

 

メンバー写真

 

悔しい思いから始まって、今は大好きなグループになったので、こうしてお祝いしていただけてとても嬉しく思います

 

 

 

——新曲「NIJIIROロード☆」のMVもまさに10周年を背負った映像でしたね。すでに1期メンバーはみなさん卒業されていますが、スパガの歴史を背負って活動してきて、改めて「10周年」と聞いてどう感じますか?

 

渡邉:すごく感慨深いです。私は結成のオーディションを受けていたのですが、その時は落ちてしまったんです。その後、仙台の事務所に入ってグループ活動をしていて、後輩グループのCheeky Paradeとよく対バンをさせていただいていたのですが、その時に樋口(竜雄/設立者)さんが「あの時受けてくれていた子だ」と見つけてお声掛けをいただいて2期メンバーとして加入しました。そこから色々な経験をさせてもらい、今はリーダーで引っ張る立場になったんです。こうして考えると悔しい思いから始まって、今は大好きなグループになったので、こうしてお祝いしていただけてとても嬉しく思います。

 

石丸:すごく貴重な10年だと思います。10年前はロシアのバレエ学校にいて、そこでの生活が本当に過酷で、唯一楽しめるのがパソコンを触っている時間でした。そこで「みらくるが止まンないっ!」のMVを見つけて好きになって、新曲が出れば絶対に買っていました。こうして支えてもらっていた側の人間が、今度は届ける側になれて、しかも好きだった頃の曲を歌って踊らせていただけて光栄です。

 

SUPER☆GiRLS / みらくるが止まンないっ!

 

 

——当時は誰を推していたんですか?

 

石丸:前島亜美さん推しから阿部夢梨推しになって、加入する時に「グループ内推しメンってよくないのかな?」と思って、今は推しメンはいなくて、メンバー兼ニジストとしてやっています。今年いっぱいで卒業するので、また阿部夢梨推しに戻ろうかなと思っています(笑)。

 

井上:10年も続いているアイドルってあんまり聞いたことがないから、それほどみなさんに愛されているSUPER☆GiRLSにいさせてもらえてとてもありがたいですし、誇りに思っています。

 

樋口:10年間応援してくださっていたファンの方もいれば、私たちが入った2年前くらいから応援し始めてくださった方もいて、10年間でファンの方も、私たちメンバーも変わったりしましたが、愛されていることは変わらなくて、すごく素敵なことだと思います。

 

 

——渡邉さんは初期から見ていて、石丸さんもロシアから見ていたわけですが、改めて初期の映像を見て何か感じるものはありますか?

 

渡邉:すごい初々しさがあって、時代にあっていると思います。今見ると「やっぱり10年前だな」って感じですが、その時はまだ自分がいなかったので、ずっとキラキラとした憧れの目でスパガを見ていました。

 

石丸:「これなんだよ、私が好きだったの!」ってなります(笑)。舞台に立つのが初めてな方が多かったので、エネルギーが放出されまくっていると思います。見ていると、「スパガ4章」が始まった時のがむしゃらにやっていた自分たちとちょっと重なる部分もある気がします。「こうやってどんどんブラッシュアップされて輝いていくんだな」って感じます。

 

井上:やっぱりすごく偉大だなって、尊敬することがたくさんあります。でも、私たちはそれを全く同じように真似する必要はないと思うので、良いところは取り入れて、今は今のスパガらしさを出していけたらな、って思います。もちろん憧れもありますが、 時代に沿っていくSUPER☆GiRLSでありたいです。

 

樋口: 当時の先輩方を今はSNSで見慣れているので、10年前の映像を見ると「若いなぁ」って思います(笑)。今ではすごく大人っぽく綺麗になられた方でも、がむしゃらに汗を飛ばしながらやっている姿を見て、「こうやって人間って美しくなっていくんだな」って。

 

 

ライヴ中に私のことを見て、みなさんと一緒に楽しい時間を作れることがとても楽しいです

 

 

 

 

——2018年から「スパガ第4章」として活動してきて、それぞれ一番楽しかったことと、一番つらかったことを教えてください。

 

渡邉:私はつらかったのは、最初の合宿(2018年12月)から1年くらいですね。自分もリーダーになったばかりだし、4期はいろんな曲を一気に覚えなきゃいけなくてすごく大変だったと思うし、ここまでメンバーが一気に抜けたのは初めてで。「4章になってスパガがダメになった」って言われるのがすごく嫌だったので、毎日すごい気を張ってやっていました。楽しかったことは同じくらいたくさんありました。4章になって「ゼロからのスタート」って感じで、一つひとつ積み上げていく過程がすごく楽しくて。「コングラCHUレーション!!!!」のMVと、「NIJIIROロード☆」のMVを見ていただくだけでもわかると思いますが、完成度が全然違うんですよ。この2年間でこんなにも成長できて「あのまま続けてがんばって良かったな」と思っています。

 

 

——つらい時期、辞めたくなる瞬間もありましたか?

 

渡邉:5人が卒業するタイミングで私自身も卒業をしようと思って事務所にも話していたので「わがままGiRLS ROAD」のMV撮影では「私は最後の曲だ」って思って臨んでいました。でも、「このまま辞めちゃうのは違うな。残ってもう少しだけがんばってみよう」と思う瞬間があって残ることに決めました。大変なこともあったけど、楽しいことが多かったのでよかったです。

 

SUPER☆GiRLS / わがまま GiRLS ROAD Music Video Full ver.

 

石丸:つらかったことは、YouTubeのコメント欄を見てしまった時。でも、ご指摘をしてくださる方ってある意味、1%は私に興味を持ってくださっていると思うんですよ。「石丸ちゃん違うんじゃない?」から「石丸ちゃん好き」の方向に転換させるために何をしたらいいのかを考えるきっかけになりました。そう考えると結果的には良かったのですが、やっぱり最初見た時は悲しさはありましたね。私、座右の銘が「どんなにもがいても同じ状況だったら前向きに考える」で、それを第一に生きているので、そこが活きたと思います。楽しかったことは大好きなメンバーと一緒にいる時間です。楽屋や、帰りの電車で話したり、そういう日常がすごく楽しくて、一週間くらい会えないとちょっとさみしく思ったりします。しいて言うなら、お披露目の日に4期メンバーだけで円陣を組んだことがあって、「がんばろう! えいえいおー!」みたいな。その緊張で溢れていた瞬間はわくわくしたし、楽しかったし、忘れられない時間です。

 

井上:つらかったことは、批判的なコメントを正面で受け止めちゃった時です。1年間「私はどういうキャラでいったらいいんだろう?」って毎日悩んでいました。自分探しの旅は、休んでいても休んでいないような感じで一番苦しかったです。嬉しかったことは、「自分らしくやれたらいいんだ」と気づけたことです。先輩の真似をするのではなく、井上真由子は井上真由子として生きて、それを見てもらったらいいんだ、とわかった瞬間肩の荷が下りた気がします。「まゆちゃんは笑っている顔がいいよ」といろんな方に言ってもらえて、自分でやっと気づくことができました。

 

樋口:私も、見てくださる方の厳しい声がすごくつらかったです。アイドルをやるのも、歌やダンスも初めてだったので、何が間違っているのかもわからなくて、私はまゆちゃんと違って、受け止められない性格だったので「なんでそんなことばっかり言うの?」って気持ちが落ちていってしまいました。逆に、「元気をもらいました」とか「明日もがんばろうと思えました」って言っていただけるのが一番嬉しかったです。ライヴ中に私のことを見て、みなさんと一緒に楽しい時間を作れることがとても楽しいです。

 

 

——コロナ禍でYouTubeも活発に更新していますが、気に入っている企画を教えてください。

 

石丸:「阿部夢梨は本当にあざといのか?あざとゆめり対決(Vol.41)」が好きです。当時の私はあざとかわいい阿部夢梨を「アイドルの鑑!」って思いながら推していたのに、今はなぜか私が阿部夢梨をいじる側になる謎現象が起きてしまって(笑)。他のメンバーもけっこう乗り気でやってくれて、みんなの自然な一面が垣間見れたのもよかったです。今のスパガは、幸愛ちゃんが「先輩後輩だけど同じチームだからタメ口でいこうよ」って言ってくれたのがきっかけで、上下きっちり分かれていないと思うのですが、そういう関係性が見られる企画です。

 

【スパガちゃんねる Vol.41】阿部夢梨は本当にあざといのか?あざとゆめり対決

 

渡邉:「足つぼしながら『赤い情熱』を踊りきることはできるか!?(Vol.37)」と「これ飲めるの!?ミックスジュース対決(Vol.43)」が気に入っています。「なんで罰ゲームを普通の企画でやるの?」って(笑)。スパガちゃんねるは、ゆとりチームと体張るチームで分かれていて、私はやたら体を張る側なのですが、「YouTubeじゃなかったらやることなかっただろうしな」って思います。

 

【スパガちゃんねる Vol.37】足つぼしながら「赤い情熱」を踊りきることはできるか!?

 

井上:私は2回やった激辛企画(『ペヤング激辛早食い対決に挑戦!(初級編)(Vol.15)』『ペヤング やきそば 激辛MAX END 早食い対決(Vol.24)』)が思い出深いです。それまで自分が激辛に強いとか思ったこともなかったのですが、意外にいけることがわかって、特技を見つけられたのが嬉しいです(笑)。あと、YouTubeの企画はランダムなメンバーでやるから、普段めっちゃ遊ぶメンバーじゃなくても企画で関わったりできて、新鮮で楽しいです。

 

 

【スパガちゃんねる Vol.15】ペヤング激辛早食い対決に挑戦!(初級編)

 

樋口:私は、「メンバーはメンバーのことをちゃんと知っている!?なづな クイズ!(Vol.9)」が印象深いです。自分にフォーカスしてもらえてすごく嬉しかったし、意外とメンバーに話したことがなかったものも見つかって、おもしろかったです。

 

【スパガちゃんねる Vol.9】メンバーはメンバーのことをちゃんと知っている!?なづな クイズ!

 

 

 

——樋口さんは「ガルポ!」で料理の連載も始められたんですよね。

 

樋口:ありがとうございます。私は文章を書くのも話すのもあまり得意ではないので、最初にお話をいただいた時は不安でした。そこからいろんな方のコラムを読んでお勉強をさせてもらって。自分の好きなことを題材に書いているので、書いていてすごく楽しいです。みんなの反応が楽しみです。

 

SUPER☆GiRLS 樋口なづなのあなたのお嫁にしてください

https://www.galpo.info/feature/1070

 

 

 

泣いて喜んでくださっている方も直接見られて、感謝の気持ちでいっぱいになりました

 

 

 

 

——2020年11月23日に約9か月ぶりの有観客ライヴ「SUPER☆GiRLS ファンクラブS.P.C限定ライヴ」を開催しましたが、感想はいかがでしたか?

 

渡邉:ステージからファンのみなさんの顔を見たら、こみ上げるものがたくさんありました。楽しい曲なのに泣きそうになって、こみ上げてくるものを一生懸命こらえました。この期間中はファンクラブのみなさんが主に私たちを支えてくださったので、「本当にありがとう」という気持ちでパフォーマンスしました。

 

石丸:プラスな感情がいっぱい一気に押し寄せてきた時間でした。みんなマスクをされているので不安だったのですが、意外と表情が伝わってくるもので、2階席の一番後ろのお客さんの顔まで見ることができて、楽しんでくださっていたり、この光景を目に焼き付けようとじっと見てくださっていたり、泣いちゃっていたり、いろんな方がいらっしゃって…。なかには、ライヴを見るためだけに、お仕事終わりに地方から来てくださった方もいらっしゃって、東京の滞在時間が2時間もなかったという話を後で聞きました。そうしてまで来てくださることが本当にありがたいです。

 

井上:「やっぱり有観客ライヴっていいな」って思いました。無観客ライヴではカメラに向かってだったので反応もすぐにはわからなかったけど、今回はニコってしたらニコッて笑い返してくれるし、泣いて喜んでくださっている方も直接見られて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

樋口:久しぶりな方とか、この期間にスパガを好きになってくださった方もいて、すごく嬉しくかったです。あと、門林有羽ちゃんが活動休止している期間に「明日を信じてみたいって思えるよ」という曲を9人でリリースさせていただいたのですが、ゆうちゃんが帰ってきて、10人の完全なるスパガで披露できてすごく嬉しかったです。

 

 

——2020年12月23日にはベスト盤「超絶少女☆COMPLETE 2010-2020」もリリースされますね。リリース当時に自分が参加していたかどうかは関係なく、スパガの好きな曲とその理由を教えてください。

 

渡邉:豪華盤ではメンバーがそれぞれ好きな曲を収録させてもらっているのですが、それはシングルの表題曲以外から選んでいて、シングル曲は「スイート☆スマイル」がすごく思い出深いです。ずっとグループを引っ張ってきてくれていた前島亜美さんが卒業されて、その後最初にリリースした曲で、あの時期のスパガが暗黒時代じゃないですけど、本当に大変で、メンバーも一番多く卒業してつらい時期でもあったのですが「スイート☆スマイル」の歌詞にすごく励まされて。心にぐっと来るものがあります。

 

SUPER☆GiRLS / スイート☆スマイル Music Video Full ver.

 

石丸:私が選ばせていただいた曲は「スイート☆スマイル」のカップリングの「新しい朝に吹く風は」です。当時ファンとして楽曲を買って聴いていた時から好きな曲なのですが、3章のメンバーのみなさんがリハーサルで生で歌っていらっしゃるのを身近で聴いて、歌詞が身に沁みて、より好きになりました。今まで自分が歩んできた道、今歩んでいる道、この先歩いて行くであろう道、どれも全部信じて、前を向いて歩んでいこうという曲だと思うんですけど、すごく背中を押されます。歌詞がストレートで、スパーンと心に入ってきてくれるワードが詰まっていて。「スパガ、表題曲よりもカップリング曲のほうがいいんじゃないか?」ってレベルでカップリング曲のレベルが高いので、みなさんには豪華盤のメンバーセレクト楽曲をぜひ聴いていただきたいです。

 

新しい朝に吹く風は

 

井上:私たちが加入して初めての曲の「コングラCHUレーション!!!!」は、つらい時期を乗り越えてきた曲でもあるから思い出深いです。あと、メンバーセレクト曲で私は「胸キュンLove Song」を選んだのですが、ちょっと懐かしいような、片思いしていてキュンとするような言葉が並んでいて、「学生時代にこういう思いしたことあるんじゃないかな?」みたいな歌詞がとても好きなので聴いてほしいです。

 

SUPER☆GiRLS / コングラCHUレーション!!!! Music Video Full ver.

 

樋口: 一番好きな曲は「赤い情熱」です。私はこういう系統の曲がスパガには少ないと思っていて、普段はかわいらしいアイドルが足を蹴り上げるのなんて、そんな至福な一時はありませんという感じなのですが、私自身も強い感じの楽曲が好きなので、赤い情熱をパフォーマンスしている時が一番楽しいです。メンバーセレクト楽曲では「約束の花束」を選びました。歌詞の「10年後の僕ら 今より強い心で」という部分は、今の状況にぴったりかな、と思います。「これからまた10年スパガが続いたらいいな」という思いを込めて選びました。

 

SUPER☆GiRLS / 赤い情熱 Music Video Full ver.

 

 

——樋口さんはその時もいる設定ですか?

 

樋口:私は29歳なので……います!(笑)

 

 

 

みんなで力を合わせて、ニジストのみなさんにたくさんの幸せを届け続けてもらえたら、と思います

 

 

 

——良かったです! そして、12月22日にKT Zepp Yokohamaで10周年記念ライヴ「SUPER☆GiRLS 10周年LIVE〜ありがとうが止まンないっ!〜」を開催しますが、意気込みを教えてください。

 

渡邉:6月で結成10周年、12月でデビュー10周年を迎えるんですけど、6月の記念ライブが残念ながら中止になってしまって。「駆け抜けていくぞ!」とみんな気合いが入っていたのですごく悔しい思いをしました。今年は正直やり残したこともありすぎて、そういう思いや、グループのことをみんな大好きという真っ直ぐな気持ちをこの日にぶつけて、みなさんに届けたいです。

 

石丸:「溜めていたパワーを全部そこに出し切ろう!」って今から燃えています。10周年記念のステージに立たせていただけること、もともと好きだったグループでメンバーとして活動させていただけたこと、10周年をお客さんと直接お祝いできる環境を作っていただけたことがすごくありがたいです。私はこのライヴがおそらくお客様の前に出る最後のライヴになると思うので、周年イベントなのであまり個人的な感情を持って行きたくはないのですが、でもやっぱり、2年間応援してくださった皆様に感謝の気持ちを届けるべく、皆様の脳内に残る最後のライヴとして、輝かしいものを残せるようにしっかり準備して挑みたいと思います。

 

 

——その日、自分はどんな気持ちになると思いますか?

 

石丸:私、クラシックバレエをやっていた時から舞台に立つことが生きがいで、バレエは怪我で引退しちゃったので、今までの人生において「これが最後のステージ」と思ってやってきたことがなくて、正直想像がつかないです。でも、人生において笑っていたい気持ちが大きいので、「ありがとう! キラーン!」って笑顔でいたいです。

 

井上:私たちもですし、ファンの人たちも悔しい思いをしていたと思うので、その悔しさを全力でぶつけていきたいです。そして「応援してくださってありがとう」という気持ちを伝えたいです。でも、10年で終わりではないので、「これからも応援しよう」と思ってもらえるようなパフォーマンスをしたいです。

 

樋口:11月23日のライヴは「行くつもりだったのに行けなかった」という声もたくさん聞いていて、12月はそういう方々も来てくれるとのことなので、今まで見せていた「スパガ4章」のイメージを脱却できるような、素晴らしいパフォーマンスを見せたいです。歌やダンスを通してみなさんにありがとうの気持ちを届けたいと思っています。

 

 

——来年からスパガは11年目に突入します。どんなスパガを目指していきたいでしょうか?

 

樋口:11年の歴史の中に飛び込むのってすごい緊張があったり、勇気が必要だと思うのですが、今のメンバーになってから2年ちょっとしか経っていないので、「今からでもスパガ遅くないんだぞ!」ってしっかり見せていきたいです。私たちもそういう方々はものすごく大歓迎なので、11年目は日本全国いろいろな場所に飛べる年にしたいです。

 

井上:この2年間、反省する部分も、ついていくのに必死な部分も私的にはけっこう多くて。でも、まだまだ浅いですけど、自分を通してスパガを知って、好きになってもらえるように、少しでも貢献できるようになりたいです。もっと盛り上がっていけるようなグループにしていきたいと思っています。

 

渡邉:今年は10周年という名目で、曲やライヴでもわかりやすいお祝いの雰囲気がありますが、11年目ってすごい難しい部分があって。来年もこの状況は続いていくと思うのですが、逆にそれが当たり前として、そこから何ができるのかを考えながら、グループとしてもっと成長して、たくさんの人に愛していただけるようにこれからもがんばっていきたいです。

 

 

——2020年12月31日に石丸さんは卒業しますが、残るスパガのメンバーにどんなメッセージを伝えたいですか?

 

石丸:私、メンバーのことをすごく尊敬しているんですよ。自分に持っていないものをみんなそれぞれが違うジャンルのものを持っていて、スパガに入ってから気づくことがすごく多かったんですよ。メンバーから学んだこともいっぱいあったので、とても感謝しています。あと、みんなが良い関係性でやってこられたのはみんなの人柄にあると思うので、そういった面でも感謝しています。来年に向けてやりたいことがいっぱいあると思うので、それをみんなで力を合わせて、ニジストのみなさんにたくさんの幸せを届け続けてもらえたら、と思います。私はニジストに戻るので(笑)、そちら側としても嬉しいでーす! これからもずっと大好きです。ありがとうございました。

 

取材・文:宗像明将

 

<インフォメーション>

「SUPER☆GiRLS 10周年LIVE~ありがとうが止まンないっ!~」

日時:
2020年12月22日(火)
開場 17:30 
開演 18:30

会場:
KT Zepp Yokohama
(神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-6)
 
☆チケット料金(各部)
全席指定:10,000円(税込)
※入場時ドリンク代別途600円必要となります。

イベント詳細はこちら
https://supergirls.jp/schedule/detail.php?id=1085363



ベストアルバム

「超絶少女☆COMPLETE 2010~2020」

2020年12月23日(水)発売

超絶少女☆COMPLETE 2010~2020

<2CD+Blu-ray>
 AVCD-39619~20/B 
 4,500円(税込)

 

超絶少女☆COMPLETE 2010~2020

<2CD>
 AVCD-39621~2
 3,000円(税込)

 

会場限定版_超絶少女☆COMPLETE 2010~2020

<3CD+Blu-ray>
AVC1-39623~5/B 
12,000円(税込)
【mu-moショップ・イベント会場限定盤】
・豪華BOX仕様
・ブックレット付

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