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2020.11.10
フラップエンゼルス

フラップガールズスクールの遺伝子をアップデート。「クリエイターが集まったガールズユニット」フラップエンゼルスとはどんなユニット?!

2020年9月5日に結成。11月1日にその姿を現し、活動を告げたフラップエンゼルス。彼女たちは、第一章・第二章と歩みを重ねながらも2018年に活動を凍結したフラップガールズスクールの遺伝子を受け継いだユニット。みずから「フラップガールズスクールの第三章を進む」と語るように、フラップエンゼルスは、フラップガールズスクールの楽曲を受け継ぎつつ、新しい歌も加えながらここから歩みだす。

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「クリエイターガールズユニット」と名乗るように、フラップエンゼルスはライブを行なうだけのユニットではない。彼女たちは、11月15日15時よりオンラインお披露目公演を行ない、その姿を大勢の人たちの前に提示する。その始動ライブに続き、フラップエンゼルスのYouTube公式チャンネルを立ち上げ、メンバー自身で撮影/編集した動画も定期的にアップし続けてゆく。他にも、公開中のグループロゴもメンバーの手で作りあげ、衣装を作ると宣言しているメンバーもいるなど、フラップエンゼルスを取り巻くあらゆる活動を、5人は自分たちの手でクリエイトしてゆく。まだまだ謎に包まれたフラップエンゼルス。その姿を、ここに紹介したい。

 

 

「クリエイター志向のあなたにピッタリ」という言葉に惹かれ…。

 

 

 

――それぞれフラップエンゼルスのメンバーになろうと思った理由から教えてください。まずは、みなみさんからお願いします。

笹倉みなみ: わたしは小さい頃からずっとバレエを習い続け、何時か海外の舞台に立つという目標を掲げてきました。その夢を叶えたとき、このままバレエを続け、プロのバレエダンサーになるのではなく、小学生の頃からずっと胸に抱き続けてきた「バレエ以外にも表現者として表舞台に立ちたい」という想いを叶えようと気持ちを切り換え、今回応募しました。このグループは、自分の個性も活かせる場。そこも、わたしがこのグループのメンバーになりたいと思った理由の一つでした。

 

――次は、実沙希さんかな。

森下実沙希: わたしは8歳のときからステージに立って歌い踊ることにずっと憧れ続けてきました。ただ、わたしの場合は憧れを抱き続けるだけで、夢に向かって行動を起こすまではぜんぜん至らないまま日々を過ごしてきました。だけど、フラップエンゼルスのメンバー募集の応募要項を見たときに、そこに書いてあった「クリエイター志向のあなたにピッタリのプロジェクト」という言葉に惹かれ、そこから「新しいことへ挑戦しよう」「自分の夢を叶えよう」と決め、応募しました。

わたしはステージに立って歌い踊る憧れと同時に、趣味で動画作りや、カメラで撮影をしていたこともありクリエイターとして好きなことも同時に活かせるところへ惹かれたのも、応募する大きな理由になりました。

 

――いつきさんの、応募したきっかけを教えてください。

鈴川いつき:わたしは小さい頃からシンガーや役者さんのようにテレビの中で輝く人に憧れていました。その気持ちを持ち続けていた中、わたしもフラップエンゼルスの募集に書いてあった「クリエイター志向のあなたに」という言葉に惹かれ、歌って踊るだけではなく、そこへ+αしながら新しい表現をしてゆくことへ強く魅力を感じたことから、応募しました。

 

――彩さんは、どんな経緯で応募したのでしょうか。

早坂彩:わたしが最初に憧れを覚えたのは、小学生の頃に観たアニメの主人公のアイドルでした。その頃からずっとアイドルに憧れながらも、まわりには「アイドルになりたい」と恥ずかしくて言えなかったのと、演劇にも興味を持ち、そっちの経験も重ねてきました。そんな中、たまたまこのオーディションの存在を知ったとき、わたしも「クリエイター」という言葉に惹かれ、「アイドルだけではない表現もしていけるなら」と思い、応募しました。

 

――最後は、かのんさんですね。

高田かのん:わたしは、学校で音楽関係の裏方の仕事の勉強をしています。同時に、音楽作品を作ったり友人が作った音楽の演奏を頼まれることもあります。そういう経験から何時しか表舞台に立つことへも憧れを抱くようになったのと、クリエイターとして現代音楽を作っているからこそ、自分の作品を多くの人たちに聞いてもらうチャンスの場を持ちたい思いもあって、応募しました。

わたしもオーディション情報の「クリエイター」という言葉に惹かれたのが理由なんですけど。実はアイドルも好きだったので、その両方の夢が叶えられるなと思ったこともきっかけでした。

 

 

フラップガールズスクールとして持っていた良さを活かしたうえで、私たちなりに新たな要素を加えフラップエンゼルスとしての色を作りあげていきます。

 

 

 

――このメンバーが集まったのが…。

鈴川いつき:時期はバラバラですけど、メンバーそれぞれオーディション中から顔を合わせていたので、お互いの存在は知っていました。そのうえで、正式メンバーとして5人が選ばれたのが9月5日。だから、この日を結成日にしていますし、そこからずっと5人で始動のための準備活動を続けてきました。

 

――フラップエンゼルスは、フラップガールズスクール第三章と捉えても良いのでしょうか?

森下実沙希:私たちの活動は、第一章・第二章と続いたフラップガールズスクールの楽曲やグループとしての意志を受け継ぎ、その第三章を進んでゆくという形になります。ただし、フラップエンゼルスと名乗っているように、楽曲やダンスは受け継ぎますが、けっして当時をそのまま再現するわけではありません。フラップガールズスクールとして持っていた良さを活かしたうえで、私たちなりに新たな要素を加え、新しく進化したフラップガールズスクールの曲たちを届け、新曲も増やしながら、フラップエンゼルスとしての色を作りあげていきます。

フラップガールズスクール時代に応援してくださっていた方々にもフラップエンゼルスを好きになってもらいたい気持ちはもちろんあります。同時に、どのように進化したのかも楽しんでいただけたらなと思っています。

 

――フラップガールズスクール時代の楽曲を受け継いでゆくところも、フラップエンゼルスを観るうえでの楽しみの一つになりそうですね。

早坂彩:わたし、フラップガールズスクールのデビュー曲「つぼみ」が大好きなんですね。この曲の最後に「今はここにある小さなつぼみを 大切に私のこの手で咲かそう」という歌詞が記されています。わたし、フラップエンゼルスのことを「5人の個性が集まったユニット」だと思っています。だからこそ、「つぼみ」の歌詞のように、5人それぞれの個性の花を咲かせたいし、その花が咲いたときにどんなユニットになるんだろうという期待をすごく持っています。5つの個性的な花が集まったら綺麗な花束になりそうという気持ちもあります。フラップガールズスクールの楽曲には私たちの気持ちも重ねていける歌が多く、それをどう表現してゆくのかを私たち自身も楽しんでいるところです。

鈴川いつき:フラップエンゼルスは、フラップガールズスクールの意志を引き継ぎますが、わたしたちが目標にしているのは、フラップガールズスクールを越えた存在。フラップガールズスクールの楽曲も歌いながら、フラップエンゼルスにしか出来ない表現を通してこのグループを花咲かせたいです。

笹倉みなみ:フラップエンゼルスの場合、歌い踊る活動の中へクリエイターとしての面も加えていくので、なんかすごいことが出来そうな予感がしています。

 

 

それぞれが歌い踊るパフォーマーでありながらもクリエイターでもあるところが、フラップエンゼルスの強みだよね。

 

 

 

――メンバーそれぞれ、フラップエンゼルスの魅力をどのように捉えています?

高田かのん:このグループは、クリエイターとしても一人一人異なる持ち味を持っています。もちろん、メンバー一人一人の個性もかぶらなければ、逆にそのバラバラさが、5人が集まったときに独特の個性をユニット内に作りあげています。一人一人の良さ、メンバー全員が一つになったときの良さ、その両方を兼ね備えているのがフラップエンゼルスであり、そこが一番の魅力だとわたしは感じています。

早坂彩:ホント、そこだよね。一人一人見た目も、持っている中身の個性も一つとして重ならない子たちばかりだから、そこが魅力になっていれば、5人が一つになったときに発揮するパワーやエネルギーも、フラップエンゼルスを輝かせてゆく大きな魅力になっているなとわたしも感じてます。

鈴川いつき:わたしはフラップエンゼルスのロゴデザインを担当したのですが、わたしに限らず、彩ちゃんなら衣装のデザインを得意としていたり、メンバーそれぞれクリエイターとしての得意分野があります。そういうところを活かしていけるのがフラップエンゼルスの強みであり、魅力です。すでに今も、11月15日以降から定期配信していくために、メンバー全員がそれぞれに動画をクリエイトしています。そうやって、ネットを通しても各メンバーやユニット全体としての魅力を発信してゆくのも、フラップエンゼルスの個性になっていくんだと思います。個人的には、海外に向けて発信もしていけたらと夢を持って、動画を作っていこうとも思います。

森下実沙希:それぞれが歌い踊るパフォーマーでありながらもクリエイターでもあるところが、フラップエンゼルスの強みだよね。音楽を作れるメンバー(高田かのん)、衣装を担当するメンバー(早坂彩)、イラストやデザインを担当するメンバー(鈴川いつき)、わたしやみなみも含め、みんなが写真や映像も撮れて動画も制作できるし、ライブの照明や演出の面にも携わり始めています。まさに、パフォーマンスするだけではなく、フラップエンゼルスとして活動していくうえで必要なすべてをメンバー自身でクリエイトしていけるのがフラップエンゼルスの強みなんです。

笹倉みなみ:もちろん、みんな発展途上だし、これから経験を重ねながらレベルアップしてゆくので、パフォーマーとして、そしてクリエイターとしても成長してゆくその過程も楽しんでもらえたらなと思っています。動画撮影や編集に関しては、経験者から、始めたばかりの初心者まで、正直メンバー内でも経験値の差はあります。わたしは今回から動画編集を始めてまだまだ手探りですけど、「こういう音楽が欲しい」となったときに、かのんちゃんに作ってもらったりなど、メンバー内でクリエイトする部分を補えれば、とくに音楽面での裏方経験もあるかのんちゃんが、ライブの面でもマイクのセッティングからマイクチェックまでしてくれるように、そういう強みを活かしながら、メンバー内でも学び、刺激しあっていけるのも嬉しいことなんです。むしろ今は、そこも魅力の一つに変えていきたいなと思っています。

 

 

フラップガールズスクールの楽曲をカバー披露します。過去の曲たちを、わたしたちがどう新しい姿に昇華してお届けしてゆくのかにもぜひ注目してください。

 

 

 

――フラップエンゼルスは、11月15日(日)15時よりオンラインお披露目公演を行ないます。ぜひ、観る上での注目ポイントを教えてください。

鈴川いつき: フラップエンゼルスとして初めてのライブなので、程良い緊張感を持ちながらもフレッシュさのあるステージングになると思います。また、フラップガールズスクールの楽曲のカバー披露しますので、過去の曲たちを、わたしたちがどう新しい姿に昇華してお届けしてゆくかにもぜひ注目していただけたら嬉しいです。

森下実沙希:そう、単なるコピーではなく細かい部分をアップデートして挑むカバーなので、以前のパフォーマンスを知っている方には、楽曲のまた新しい一面を楽しんでいただけると思います。

笹倉みなみ:ダンスパフォーマンス面では各自がどうアップデートしているかを見てもらいたいんです。曲調によっても、メンバーの表情が変わっていきますので。

森下実沙希:そうなんです。この日は可愛い曲、元気で明るい歌、背中を押す曲や楽しさを表現する歌などいろいろ披露します。その中で注目して欲しいのが、可愛い曲はこのメンバーがなど、その曲に似合うメンバーが曲ごとに変わって見えてゆくところ。そこも見どころなのかなと思います。

高田かのん:曲調や表現は、本当に幅広いからね。

鈴川いつき:私たち自身も1曲ごとに気持ちのスイッチを切り変えながらパォーマンスしていくので、そういった部分も楽しんでいただけたらと思います。

早坂彩:以前のフラップガールズスクールを知っている方には見比べるように楽しんでいただけると思いますし、フラップガールズスクールを知らない方も、楽曲を予習して見ていただけたら、ライブ当日に様々な違いを楽しんでいただけると思います。

高田かのん:もちろん、予習なしにフラップエンゼルスのライブを見ても、「フラップエンゼルスにはこんなに素敵な曲たちがいろいろあるんだ」と発見に繋がると思うから、そこは、それぞれ自由に楽しんでいただけたらと思います。15日にお披露目する配信ライブは、フラップガールズスクールが拠点としていた新宿村スタジオを舞台に、当時使っていたセットや照明などもアップデートした形で作り上げています。そこからも、フラップガールズスクールをリスペクトしたうえで進化をさせたフラップエンゼルスの姿をお見せできる思います。

 

 

メンバー一人一人が撮影編集した映像を積極的に発信してゆくように、今のフラップエンゼルスはメンバー自身でクリエイトした作品の発信も積極的に行なう予定でいます。

 

 

 

――この記事が出る頃には公開になっているのかな?15日に向けた予告映像も作っているんでしょ?!

森下実沙希:そうなんです。メンバー自身で動画の撮影から編集までやりました。このティザー映像には、活動を発表した11月1日までの日々を過ごすメンバーの姿が収められています。レッスン風景からメンバーそれぞれの言葉まで収録しましたので、この映像を観ることでフラップエンゼルスのメンバーがどういう子たちなのか、ここへ至るまでどんな風に歩んできたのかを知っていただけると思います。

 

――最後に、今後のフラップエンゼルスの展開についても聞きたいのですが。

鈴川いつき:フラップガールズスクールには「Happy Merry² X’mas」というクリスマスソングがあるのでやっぱりクリスマス時期にまた特別なライブをやりたいなと思っています。ライブに関しては、今後発表してゆく情報をチェックしてください。動画に関しては、メンバー一人一人が撮影編集した映像を積極的に発信してゆく予定でいます。特に個々の動画では、ライブではアピールしきれない各自の個性も発揮していけたらと思うので、そちらも楽しみにしていてください。

 


TEXT:長澤智典


告知動画
フラップエンゼルス ティザー映像①

 

フラップエンゼルス ティザー映像②

 

 

<インフォメーション>

11月15日15時よりオンラインお披露目公演がR.D. MUSIC Official YouTube Channelでプレミア公開
https://www.youtube.com/user/RDmusicofficial

お問い合わせ:info@rdmusic.jp

 

 

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フラップエンゼルス 
https://twitter.com/FlapGS

鈴川いつき
https://twitter.com/itsuki_suzukawa


森下実沙希
https://twitter.com/misaki_morisita


笹倉みなみ
https://twitter.com/minami_sasakura


早坂彩
https://twitter.com/aya_hayasaka36


高田かのん 
https://twitter.com/kanon_takada_
https://www.instagram.com/kanon_takada/

 
フラップガールズスクール動画一覧はこちら
 

 

 

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