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「New Comer Special Live Vol.15」ライブレポート

新しい時代を彩る可能性を持った女性アーティストたちが出演。定期開催中のイベント「New Comer Special Live」。タイトル通り、ここには、次代を担う可能性を秘めた女性アーティストたちが多く参加している。出演者にライバー/シンガーやVsingerが多いこともあって、毎回、国内中の人たちへ向けてライブ配信(アーカイブ放送もあり)をしているのも、このイベントの嬉しい特色だ。
最近では、Ruu、陽向なつみ、東雲ろんのようにこのイベントへコンスタントに出演したり、月明ゆかりのように立て続けに出演をするなど、「New Comer Special Live」をライブ活動の中でも重要な場にしている人たちが増えている。
1月に行ったイベントに引き続き、2月にも2本イベントを開催。ここではRuu/陽向なつみ/恋々音リヴ/月明ゆかり/岩村華/和歌竹鶴/愛絵れみ/梨・A・磨が出演、2月15日(土)にGOTANDA G+で昼に行われた「New Comer Special Live Vol.15」公演の模様をお届けしたい。
岩村華
岩村華のライブは、フロア中から鳴り響くクラップの音も力に変えて始まった。冒頭を飾ったのが、μ'sの『Snow halation』。今の季節はもちろん、この曲に馴染み深い人たちも多いせいか、彼女に向かって手やペンライトを振れば、温かい手拍子を送る人たちも場内のあちこちに登場。間奏ではファンたちから熱い声も飛び交うなど、この会場に光射す眩しい景色を作りだしていた。歌っている最中の岩村華の笑顔が、とても印象的。まずは、自分が楽しむ。その姿勢が見えてきたのも嬉しかった。
続いて歌ったのが広瀬香美の『ロマンスの神様』。今の季節に似合う曲を立て続けに届けたことで、岩村華から季節のプレゼントをもらった気分。彼女自身が、冬の季節に輝く女神となり、ステージの上から眩しい笑顔と、胸を弾ませる元気な歌声を響かせていた。曲が進むごとに、岩村華自身のテンションも上がりだし、後半には元気あふれた歌声を会場いっぱいに響かせていた。
後半は、すでに配信中、岩村華自身のオリジナル曲を歌唱。ミドルメロウの『ノスタルジックメモリーズ』では右手を胸に寄り添え、少しアンニュイな表情や歌声も見せながら、在りし日の青春の日々を懐かしむように歌っていた。サビでは、右手を左右に大きく振りながら歌えば、観客たちも振りを真似ながら、歌に込めた思いと自身の思いを重ねあわせ、淡い青春の日々に想いを馳せていた。ただ、あの頃を懐かしむだけではなく、その思い出を、岩村華は明日へ踏み出す力にしてゆく。だからノスタルジックに浸るだけではなく、気持ちが前を向いていたのだろう。
最後に歌った『夢はここから』は、明るく弾けた元気満載な楽曲。岩村華自身が胸の内に抱いた輝く想いを、さらに輝きを増すように歌声に乗せて届けていた。その気持ちを受け取り、胸を熱くした観客たちが熱い声を上げて彼女にエールを送る。岩村華の歌声に込めた想いを受け取り、同じように心に勇気を抱いた人たちも、きっと多かったのでは?!
愛絵れみ
カラフルでポップなSEに乗せて、愛絵れみがステージに登場。冒頭を飾った『Special Song』の時点から彼女は、晴れた明るい歌声をフロア中に響かせ、この場にキラキラ眩しく輝いた景色を作りだす。愛絵れみ自身が、目の前にいる一人一人に「大好き」と「会いたい」と「ありがとう」の気持ちを真っ直ぐに届けていた。胸弾む元気いっぱいの歌声に振れていると、自然と気持ちが上がりだす。フロアから熱い声が飛び交っていたのも、愛絵れみの歌声に気持ちを揺さぶられていたからに違いない。最初からテンション高い歌声やパフォーマンスを見せてゆく姿も、印象深く瞼に焼きついた。
『百咲花火』では、みずからMIXをリード。和要素や哀愁を抱きつつも、とても弾けたアッパーな楽曲のように、愛絵れみの歌声や楽曲に触れていると、自然に気持ちが熱くなる。でも、秘めた哀愁という香りも含んでいるからこそ、感情を熱くしながらも、どこか胸をキュッとする想いも感じていた。彼女自身が打ち上げ花火のようにカラフルに弾けた元気いっぱいの表現者だけに、その華やかさにもずっと惹かれていた。
みずから作詞・作曲をした『ヒカリ 2025』では、手にしたペンライトを振り、歌詞に込めた想いの一つ一つをしっかりと噛みしめながら。でも、感謝の想いと明日が輝く想いを、その元気でパワフルな歌声を通して一人一人の胸にしっかり届けてくれた。たとえ弱く落ちこぼれの自分でも、夢や希望をという光を自身の気持ちに降り注げば、きっと前を向いていける。そんな風に心に色を添えてゆく、言葉のひと言ひと言をしっかり抱きしめたくなる歌だ。ぜひ、この曲を通して、いろんな人たちの心の力になってほしい。そして、明日も笑っていられる自分に変えてもらいたい。
最後に愛絵れみは、超カラフルでポップな『明日は晴れ♪』を歌い、この場にいる一人一人の心を晴れた青空のような景色に染めあげていった。ステージの上で思いきり弾けながら歌う姿は、出来立てのポップコーンのよう。その明るいパワーに触れていると、自然と心が笑顔になれる。ほんと、歌で人の心を快晴にしてくれるシンガーだ。

和歌竹鶴
とても初々しい女の子だ。「夢は見るものじゃない叶えるものだよ」の歌詞の通り、これから彼女が、どんな風に夢を現実にしてゆくのかが、AIKATSU☆STARS!の『スタートライン!』を歌いだした時点から気になりだした。17歳の和歌竹鶴、まだまだ初々しい、ちょっと緊張きみの笑顔を浮かべながらも、まずは自分が輝こうとしてゆく姿に気持ちがグッと惹き付けられた。間奏では、フロアからガチ恋口上も飛び交うなど、すでに和歌竹鶴の魅力に落ちている人たちがあちこちにいたのも印象的。気持ちで歌を届ける、その姿勢に心が惹かれていた。
その初々しさに、 mona(夏川椎菜)の『ファンサ』はとても似合う。和歌竹鶴が「好きになって」と歌う声に、フロアから「もっと」の声も飛び交いだす。眩しい笑顔を浮かべながら「好きになって」と歌う彼女に向けて、大きな声で「もっと」と叫びたくなる気持ちも、この場にいるとすごくわかる。和歌竹鶴自身が、フロアにいる一人一人に向けて手を振るなど、しっかりファンサしてゆく。楽曲のパワーもあるとはいえ、初見の人たちも多い会場の中、しっかり観客たちと熱いレスのやりとりを作りあげる姿に触れ、今後の成長がとても楽しみになってきた。歌詞に綴られた揺れ動く気持ちへ寄り添うように、歌声の表情や感情も巧みに変えてゆくところも、さすがだ。
最後に歌ったI WiSHの『明日への扉』では、陽向なつみがフルートを演奏。まさかの嬉しいコラボサポートが飛びだした。和歌竹鶴&陽向なつみとして披露した『明日への扉』は、陽向なつみの吹く温かいフルートの音色へ誘われるように、和歌竹鶴が胸の内に閉まっていた想いを少しずつ零すように歌いだして始まった。少しずつ想いが温かく染みだす和歌竹鶴の歌声を支えるように、陽向なつみのフルートの音色が優しく寄り添う。ハンドマイクを両手でしっかりと握り、言葉の一つ一つを紡ぐように大切に歌う和歌竹鶴。その歌声にずっと優しく抱きしめられているような気持ちも覚えていた。まだまだ粗削りだが、いつだってとても真っ直ぐに想いを届けてゆく。和歌竹鶴、これからの成長が楽しみになるアイドルシンガーだ。
陽向なつみ
先のライブで作り出した温かい空気へ、さらに熱い風を吹かせるように、陽向なつみは℃-uteの『ダンスでバコーン!』を歌いだした。この曲ではがなるような太い歌声も巧みに組み込み,観客たちの気持ちを熱く煽る姿も見せてゆく。陽向なつみのバチバチにパワフルな歌声やパフォーマンスに刺激を受け、フロアからも熱いクラップが飛び交う。元気で明るいのはもちろん、押せ押せにせまるその姿に振れ、気持ちが熱くなる。さすが、ポジティブでアクティブなアイドルシンガーだ!
続くSupercellの『君の知らない物語』でも陽向なつみは、笑顔を浮かべ。でも、しっかりと歌の世界へ気持ちを溶け込ませ、感情を熱くする物語をこの場に描きだしていた。サビで見せた抑揚しながらも、どんどんキーや感情を熱くしてゆく歌声に振れたときには、同じように胸を熱くせずにいれなかった。陽向なつみも、歌詞に込めた想いへ寄り添うように歌声の色を変えて表現してゆくシンガー。だから、気持ちを熱くしながらも、その歌声にずっと耳を傾けていたかった。
最後に、陽向なつみはバレンタインの季節も意識しながら、アッパーなダンスビートに乗せ、スマイレージの『有頂天LOVE』をキラキラな心で、元気いっぱいに歌唱。歌いながら、用意したチョコをさりげなくフロアに投げるファンサもしながら、彼女は少しでもこの時間、この瞬間瞬間を煌めく場にしようと、観客たちと熱い想いのやりとりを求めていた。互いに笑顔で寄り添いながら、一緒に熱くなれる。そんなキラキラとしたライブを陽向なつみは作りだしていった。

梨・A・磨
中川翔子の『空色デイズ』のイントロに乗せてステージに姿を現した梨・A・磨は、最初からテンション高い姿で観客たちを煽りだす。なんて強烈な存在感を放つハイトーンの歌声だろう。とても歌唱力の高いシンガーだ。原曲の魅力を引き出すのはもちろん、そこへ梨・A・磨だからこその胸を熱く突き刺す声の色を描き加え、よりパンチの効いた楽曲として染めあげていった。胸の奥へグイグイとせまる歌声だ。気付いたら彼女の描きだす歌の世界へ吸い寄せられていた。
梨・A・磨は、立て続けに中川翔子の『午前六時』を歌唱。彼女の歌声に振れていると,歌詞に綴られた一つ一つの言葉が、命を持って躍動してゆくように思える。感情の揺れが伝わるばかりではなく、時にハートを射抜くような強烈なインパクトも与える。だから、身体は揺れながらも、心はずっと彼女の歌声に魅了されていた。ほんと、歌心で気持ちを引き寄せるシンガーだ。
最後に梨・A・磨は、坂本真綾の『プラチナ』を歌唱。この手のスケール大きく表情豊かな楽曲は、彼女の歌声によく似合う。ときにこぶしもまわしながら歌うところは、梨・A・磨らしい色??たとえカバー曲だろうと、自身の歌声の絵筆によって、原曲に異なる魅力も与えてゆく。その曲を、どう新たな魅力を持った歌として彩るのか。それに深く興味を持ってしまう表現力豊かなシンガーであり、この日のライブだった。

恋々音リヴ
恋々音リヴのライブは、冒頭から熱い声の飛び交う景色を描いて始まった。彼女が力強く歌いだしたのが、Buono!の『恋愛♡ライダー』。歌うたびに、その声が翼を手にしたようにぐんぐん空へ向って羽ばたく感覚を覚えていた。恋々音リヴ、声にしっかりと強弱などの抑揚をつけつつも、パワフルに歌う声を魅力にしているシンガーだ。原曲の持つかわいさに躍動した力強さを新たに塗り上げたところに、恋々音リヴらしい色を感じていた。
ZARDの『Don't you see』でも恋々音リヴは、一つ一つの言葉に色と抑揚を与え、その歌詞が目の前へ鮮明に浮き立つくらいの存在感を与えていた。表情豊かながら、芯に揺るがない強さを持っている。その声の絵筆で楽曲を塗り上げるたび、歌詞に込めた想いの一つ一つが、原曲とは異なる魅力を持って胸に突き刺さった。
大阪で活動をしている恋々音リヴらしく、続いて披露したのがDREAMS COME TRUEの『大阪LOVER』。彼女の歌声に振れていると、歌詞に綴られた物語が、映像を見ているように、躍動した物語として有り有りと脳裏に映し出される。とても卓越した表現力を持ったシンガーだ。触れた人たちにドラマを見せてゆく。だから、彼女の歌う1曲1曲へ触れるたびに、胸をドキドキ弾ませていたのかも知れない。
最後に恋々音リヴはオリジナル曲の『とびっきりの愛』を届けてくれた。彼女の動きにあわせて自然とクラップしたくなる、胸をカラフルな晴れた色に染めあげる楽曲だ。この曲でも恋々音リヴは、言葉のひと言ひと言に翼を授け、この場にいる一人一人の胸に温かい想いを届けていた。彼女が伝えたとびっきりの愛を抱きしめるたびに幸せを感じていた。それはきっと、互いの想いが繋がりあってたということ?!ほんと、素敵なシンガーだ。
月明ゆかり
月明ゆかりのライブが始まると、この世界が現実を一気に消し去ってゆく。冒頭を飾った『めでたしの未来』では、美しくもたおやかな、まるで癒しの効果も持った声を優しく響かせ、この場にいる人たちの心を一つ一つ撫でるように歌っていた。時間の経過を忘れ、しばし、歌の流れに身を浸していたくなる。そんな素敵な場が、ここに生まれていた。
続いて届けたのが、バレンタインにちなんだスイーツソングの『キャラメル』。軽やかに流れる楽曲に乗せ、月明ゆかり自身が乙女の気持ちに染めあげ、甘えるように歌っていた。ちょっと塩味の効いたキャラメルと同じように、ただ甘くとろけそうなだけではなく、そこに存在感というピリッとしたスパイスを効かせてゆくところが、42歳のシンガーらしさ?!むしろ、その懐深い表現力が、ただ甘いだけでは終わらない魅力として伝わってきた。
ゆったりとした音色から、次第にダークな色合いを見せるように楽曲が変化。これまで見せてきた暖色系の曲とは異なり、『誰よりよく』では寒色系の色を軸に据え、自身も低音域を生かした声を響かせて、この場にいる人たちの気持ちをスパイシーな歌でグッと引き寄せていた。いわゆるダークな表情も、美魔女と化した彼女に似合う歌の洋服だ。
最後に月明ゆかりは、美しく澄み渡る歌声でバースデーソングの『Eternal Light〜妙なる光〜』を、触れた一人一人へ「生まれてくれてありがとう」「出逢ってくれてありがとう」と一期一会の想いを込めて歌っていた。彼女自身が感謝の気持ちを込めて届ける歌声の光は、きっと一人一人の心の中に、小さな希望という花を芽吹かせていたのではないだろうか。そんな想像を巡らせてしまう、温かさと輝きに満ちた歌声だった。
Ruu
「New Comer Special Live」では、今やお馴染みとなったRuuの登場だ。彼女は、冒頭からPUSHIMの『a song dedicated』を、アカペラで太く深い歌声を響かせて朗々と歌いだした。ただ、力強く雄々しいだけではなく、そこに温かさを覚えるところが、Ruuの歌声らしい魅力だ。
そのまま楽曲は、宇多田ヒカルの『traveling』へ。表現力高く、巧みに抑揚をつけた歌声を魅力にしているRuuらしく、表情豊かな歌声を求められる楽曲ほど彼女に似合う歌になる。ビートにあわせて身体を揺らしながら、みずからの歌声にも彩り豊かな表情を描きだす。フロアでも、手やペンライトを振りながらも、Ruuの歌声の行方を興味深く追いかけている人たちがあちこちにいた。
後半は、オリジナル曲のブロックへ。先に披露した『Will』は、とても情熱的な楽曲。Ruu自身が情熱系のシンガーのように、感情のストッパーを外し、気持ちが揺れ動くままに朗々と歌いあげる曲は彼女にとても似合う。生き生きとしている??カバー曲を通して挑戦的な姿を見せる様も魅力だが、自身の色をしっかりと引き出したオリジナル曲を歌っているときのRuuの姿は、ひと際眩しい存在感を放っている。まさに生きた、命を宿した歌声だ。だからフロアからも熱い声が飛び交っていた。
最後に歌ったのが、新曲の『ハッピーラッキー』。ファンキーでパーティー感を満載した、触れた人の気持ちを、タイトル通りにハッピーな気持ちに染めあげるポップチューンだ。「ハッピー」「ラッキー」と歌う声へ「どのくらい?」と掛け合う様も含め、楽曲の間に間に掛け合う場面も作りながら、観客たちと一緒に盛りあがった楽しい空気をRuuは作りあげていった。


同日開催された夜公演の「New Comer Special Live Vol.16」ライブレポートも近日公開予定!
PHOTO:Dory
TEXT:長澤智典
■セットリスト
岩村華
『Snow halation』(μ's)
『ロマンスの神様』(広瀬香美)
『ノスタルジックメモリーズ』
『夢はここから』
愛絵れみ
『Special Song』
『百咲花火』
『ヒカリ 2025』
『明日は晴れ♪』
和歌竹鶴
『スタートライン!』(AIKATSU☆STARS!)
『ファンサ』(mona(夏川椎菜)
『明日への扉』(I WiSH)和歌竹鶴&陽向なつみ
陽向なつみ
『ダンスでバコーン!』( ℃-ute)
『君の知らない物語』(Supercell)
『有頂天LOVE』(マイレージ)
梨・A・磨
『空色デイズ』(中川翔子)
『午前六時』(中川翔子)
『プラチナ』(坂本真綾)
恋々音リヴ
『恋愛♡ライダー』(Buono!)
『Don't you see』(ZARD)
『大阪LOVER』(DREAMS COME TRUE)
『とびっきりの愛』
月明ゆかり
『めでたしの未来』
『キャラメル』
『誰よりよく』
『Eternal Light〜妙なる光〜』
Ruu
『a song dedicated』(PUSHIM)
『traveling』(宇多田ヒカル)
『Will』
『ハッピーラッキー』
配信チケット及び詳細
https://starman.zaiko.io/e/newcomer-15
配信日時
02/15 (土) 21:00 – 03/17 (月) 23:59
■SNS
岩村華
https://x.com/hana_iwm39
http://www.union-et.jp/hana_iwamura.html
愛絵れみ
https://qr.quel.jp/om/g3f616
和歌竹鶴
https://x.com/hotuyatu
https://www.tiktok.com/@wakathizuru
陽向なつみ
https://x.com/natsumin723n
梨·A·磨
https://x.com/rima0211a
https://www.instagram.com/rima_rima_neko
恋々音リヴ
https://lit.link/livusama
月明ゆかり
https://www.galpo.info/feature/208/list/11357
Ruu
https://x.com/Ruu1111music4u
https://www.instagram.com/ruu_music4u/