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2022.07.27
小川麻琴/へなぎ/パイナップリン斎藤

理論派の寺田有希さん、感性を大切にしている小川麻琴さん。その2人の会話の行方は…。 「小川麻琴とへなぎのIDOBATA RADIO!!」、7月26日放送回レポート!!!

  元モーニング娘。小川麻琴さんと元プロヲタクの敏腕Pへなぎさんによる、他では聞けないIDOBATA会議!エンタメトークやアイドルの裏話、コンサルティング業やセカンドキャリアについても語る濃厚30分!」をキャッチフレーズに、毎週火曜日の26時からInterFMにて放送中の「小川麻琴とへなぎのIDOBATA RADIO!!」。
 司会進行を小川麻琴さんとへなぎさんが、パイナップリン斎藤さんがアシスタントを担当。7月26日放送回には、前回に引き続き、ゲストでベンチャー女優の寺田有希さんが出演。
        
 オープニングでは、ミュージカル「人魚姫」を終えて間もない体で、3人が語りだす (収録は、上演前)。この日のオープニングはサラッと短めに。そのぶん、本編の時間をたっぷりと用意。その理由は…。


  本編にはベンチャー女優の寺田有希さんが登場。寺田有希さんと言えば「ホリエモンチャンネル」のアシスタントであり、ビジネス書『対峙力』も出している方。『対峙力』は、1万8千部を突破したように、話題を集めている。

  へなぎさんが、毎回観ている「ホリエモンチャンネル」について分析を交えて語りだす。寺田有希さんが、ホリエモンこと堀江貴文さんと出会ったのが、堀江貴文さんにとって意外性を持った仕事現場にて。その仕事とは。そこから、どうやって堀江貴文さんのYouTube番組のアシスタントを努めるようになったのか。それが、寺田有希さんにとってどういう転機になれば、その頃、寺田有希さん自身はどういう心情だったのか。という話が、短い時間の中へ、ギュッと凝縮して語られていた。
  へなぎさんが熱心に観ている「ホリエモンチャンネル」。今でこそ、大バズりの番組だが、2013年に始めた当初から何年かは狙ったターゲットに上手く刺さらず、いろんな苦労があったことを、へなぎさんと寺田有希さんが語り合っていた。あの当時の思い出話を含め、寺田有希さんが、堀江貴文さんの印象や人柄についていろいろと語ってくれた。
  世の中の印象と、実際に身近で接しているからこそわかる、勉強家であり、知識人であり、情報収集力や分析力の卓越した姿など。寺田有希さんが、堀江貴文さんのクレバーぶりを熱く語っていた。へなぎさんも「伝わる方には伝わる」と述べていたように、堀江貴文さんの魅力をいろいろ分析していけば、「アイドル業界のホリエモン」の異名を取るへなぎさんについても、パイナップリン斎藤さんが分析しつつ語っていた。

  ここからは、小川麻琴さんと寺田有希さんによる「フリーランスとして生きる」ことの話へ。先に寺田有希さんが、フリーランスとして生きてくうえでの心構えを理路整然と語りだす。その発言の数々を聞き、小川麻琴さんが「言葉のチョイスが大人」と感心した声を届けていた。さらに、へなぎさん、寺田有希さんと小川麻琴さんそれぞれの魅力を、互いに「ないものねだり」している視点で分析。一つの話をきっかけに、どんどん意識の高い会話が飛び交うのも、この日の特徴だ。

  ここからは、寺田有希さんの書いたビジネス書『対峙力』についての話へ。「わたしは出来る人間でも、すごい人間でもなんでもない」と語りつつ、寺田有希さんは、今の自分が置かれているポジションについて分析。そこから、「そもそもコミュニケーションが苦手なのに、どうやったら話についていけるようになるのか」など、寺田有希さんが今の自分を作り上げるまでの経験をいろいろと語っていた。前半部のトークからは、寺田有希さんなりの処世術をいろいろと学べれば、その発言に乗っかったレギュラー陣の言葉のやりとりからも学ぶことの多い放送回になっていた。 


  「カードゲームZENO」のテーマソングにも起用中、寺田有希の『XENO』のオンエアを受け、後半へ。小川麻琴さん、歌声を聞いて、ミュージカル時に聞いていたときの声と異なることから嬉しい驚きを覚えていた。

  小川麻琴さんも、寺田有希も、大手芸能事務所所属からフリーランスになった方。寺田有希さん、フリーランストして生きてゆくうえで大変なのは「止まれないこと」と発言。その言葉の背景にある想いや実情を語れば、個人事業主だからこそ覚える「孤独」についても熱く語りだす。その「孤独」の理由について、寺田有希さんなりの分析が始まるのだが、その内容がとても論理的。その話を聴いて、「そうだよなぁ」と感心してしまうはず。小川麻琴さんも、寺田有希さんの話に感心しつつ「わたしも見習わなきゃ」と言うのだが、元来、感覚派な小川麻琴さんの考え方へ、逆に寺田有希さんが憧れを覚える場面も。じつは、そのやり取り、会話が続くたびに繰り返される。理路整然とした寺田有希さんの意識や考え方と、感覚を大切にしてゆく小川麻琴さんの持つ意識や考え方は、完全に真逆。だからこそ、お互いにその意識や考え方へ惹かれてゆく様が、後半の会話からはたくさん見えてきた。
  寺田有希さんとへなぎさんは感覚的に近い方。いわゆる理論派な寺田有希さんやへなぎさんと、本能・感覚派の小川麻琴さんとの、同じ題材でもとらえ方の違いは聴いていて、とてもためになる。この日の話は、まるでセミナーのよう。いつもの雰囲気とは異なる、ビジネス番組のような会話のやり取りは、嬉しい聞きどころだ。


 次の放送は、8月2日(火)26時より。次回もお楽しみに。


寺田有希コメント

  今回は、「フリーランス」としてのお話をしたところ、深い話になりましたね(笑)。もともと頭で先に考えてしまうタイプという理由もあるんですけど。「こっちが楽しいからこっちに進もう」とか、「こっちがやりたいから」という感情論では、あまり進めない性格なんですよ。だから、すべて分析して考えてしまう。 その分析が、正しいかどうかわからないけど、自分の頭で分析してしまう癖だけはあって。分析した結果、世の中の考えからぶれてしまうこともありますけど。感覚で生きていけない人間なので、そこが麻琴っちゃんとの違いかと思います。
  放送では、ほんと綺麗にお互いの考え方が分かれましたね。感覚派の麻琴っちゃんと、考えてしまう寺田と、見事なコントラストだったなと思います。

  今、オンラインコミュニティ「STAGE」運営しています。"すべての人にスポットライトを"というコンセプトでやっています。女優だと褒めてもらえることや、人から「凄いね」と言ってもらえることはありますけど。影に隠れている人でも頑張っているし、わたしはそういう人たちに「凄いよ」って言いたいなと思って作ったコミュニティが「STAGE」になります。たまに募集もしていますので、良ければ見てもらえたらなと思います。

https://www.teradayuki-salon.fants.jp/


TEXT:長澤智典

 
 

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小川麻琴主演・ミュージカル「人魚姫」
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