Speak emo

2020.11.25
XOXO EXTREME

XOXO EXTREME|ここでいったん全ての力を出すんですが、その先のことも示すライブになるかな、と

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もしかしたら“小学校内のアイドル”っていう認識で間違ってなかったのかもしれないです(浅水)

 

 

 

――では、続いて浅水るりさん。

 

浅水:はい。

 

 

――お生まれが福井県なんですね?

 

浅水:はい、そうです。

 

 

――先ほどちょっと関西寄りのイントネーションが出てたなって思いました。

 

浅水:ホントですか?

 

 

――はい。僕、関西人なので分かります。

 

浅水:そうなんですね。時々言われます。実はまだ標準語があまり話せなくて、丁寧語で話していればそんなに違和感はないとは思うんですが…。

 

 

――今も少し出てましたね(笑)。

 

浅水:タメ口っぽい感じで喋るとなると、喋れなくなるんですよね。でも福井県にいた頃の喋り方もなんか忘れてきてて。今あんまり自分の言語がないです。

 

 

――何ととなくわかります。僕も兵庫県の田舎の方なんですが、こちらで関西弁を喋る時も本当の地元の言葉は訛りが強すぎて喋れないですね。代わりにマイルドな関西弁を喋ります。で、東京に出てこられたのは…?

 

浅水:東京に出てきたのは大学進学のためです。服飾系の大学に通っていて、ファッションも好きだったんですけど、本当は何か表現することがしたくて。小さい頃からアイドルとか人前に立って何かをするようなことがしたかったんですが、結構親に反対されててできなかったので…。田舎に住んでいたので「自分はできないだろうな」って思い込んでいたのもあったと思います。なので、別の方法で何か表現することができないかなと思った時に、服とかデザインとか、そういうものも好きだったので、ファッション系の大学に進もうかな、と。そうすれば、それを口実に東京にも出てこれるし、みたいな(笑)。まぁ、そんな気持ちで服飾の大学に入ったんですけど、でもやっぱり服飾系の大学って、何だろう……表現とかデザインとかというよりは、どれだけ正しく綺麗に服を縫えるか、みたいな感じだったので。かなり数学的な頭を使うような…。学科的にもそういう環境だったので、大学に入ってからもどこか違和感を感じながら生活していて、それに、東京に出てきてしまうと今まで目に触れなかったものがいろいろとあって、「もしかしたらもっと他のことが何かできるんじゃないか」って思った時に、いろいろ調べていたらこういう活動に興味を持つようになって、やってみようってなりました。

 

 

――ピンク・フロイドのTシャツに出会ったっていうのは、そんな風に思い悩んでた頃ですか?

 

浅水:それは東京に来て1年目とか。大学に入ったばかりの頃って、古着屋巡りとかして、いろんな服を見に出歩いてたので、多分その頃だったと思います。

 

 

――でも、福井にいる頃からアイドルになりたいという気持ちはあったわけなんですよね?

 

浅水:ありました。もともとモーニング娘。とかハロプロが好きだったので、それを真似して歌ったり踊ったりしてましたね。小学生の頃は自分たちでユニットを作ったりして…。自分たちだけが思ってたことなんですが、“学校内のアイドル”だと思い込んで、サインとか作ったりして“活動”してました。でも、全校生徒の前で歌って踊ったりとかしてたんですよ。だから、アイドルに憧れはありましたね。

 

 

――ちなみにその時の“アイドル”って何て言うグループ名だったんですか?

 

浅水:名前、めちゃめちゃダサいんで言わないですけど(笑)。メンバー3人だったんですが、名前の頭文字を取ってつけました(笑)。

 

 

――なるほど、ELPみたいな感じですね(笑)。

 

一同:(笑)。

 

 

浅水:初めて言いました、こんなこと(笑)。

 

 

――ELPみたいな、いや、ELP方式の名前を付けたアイドルをやってたと(笑)。

 

浅水:はい。校内放送とかでも「新聞を読もう」みたいな曲を私が作って…。

 

 

――え、曲を作ったんですか?

 

浅水:いや、替え歌なんですけど。モーニング娘。の「恋愛レボリューション21」の歌詞を「新聞を読もう」みたいな歌詞に変えて先生に出したら、それを小学校の玄関で流してくれて、みたいな。

 

 

――それって誰が歌ったんですか?

 

浅水:3人で歌ってました。

 

 

――3人で歌ったんですか! 結構もう地下アイドルレベルでは“デビューしてる”って感じじゃないですか(笑)。

 

浅水:なので、もしかしたら“小学校内のアイドル”っていう認識で間違ってなかったのかもしれないです。

 

 

――なるほど~。

 

浅水:そんな感じでやってました。

 

 

――衣装を着て、とか?

 

浅水:いや、衣装は着てなかったです。制服でした。

 

 

――あぁ。でも、そういったアイドルへの強い憧れがあったわけですね。

 

浅水:そうですね。あの頃の方がむしろ積極性があったかもしれないって、今話しててちょっと思ってしまったんですけど(笑)。自分でそんなことしてたんだって、話ながら思い出しました。なので結構人前で歌ったり踊ったりっていうことには興味がありましたね。

 

 

――で、それを親御さんに反対されて、そういう気持ちを隠しながら「衣装でも作れるかな」と思って服飾系の大学に行き、でもちょっと違和感を抱いて、結局はアイドルになれたわけですよね。

 

浅水:はい。

 

 

――ハロプロとは若干違うのかもしれないですけど。

 

浅水:そうですね。

 

 

――でもある意味、今後は浅水さんがキスエクの“アイドル部分”を担っていくことになるのかもしれないですよね。

 

浅水:はい。またじゃあ替え歌でも作ります(笑)。

 

 

――(笑)はい。あと、アニメとかもお好きなんですか? ツイッターのヘッダーのところがアニメでしたが…。

 

浅水:そうなんです。本当にニワカなので、まだまだ探っている途中なんですが…。自粛中ぐらい、いや、もっと最近かな? 3~4カ月前ぐらいから急に『バンドリ!』にハマって。アニメとか音ゲーとかいろいろ展開してるものなんですよ。でも、2次元モノにはこれまで全く興味がなくて、知識もなくて、すごく疎かったんですけど、『バンドリ!』にハマったのをきっかけに秋葉原に行ったりとかするようになって、最近いろいろ探ってます。

 

 

――おぉ。

 

浅水:だから、まだ全然「アニメ好きです」とか「詳しいです」とかは言えないんですけど、もしかしたらこれからそういう方向に興味を広げていくのかなって、自分でも思ったりしています。

 

 

――でも面白いですね。『バンドリ!』より先にピンク・フロイドにハマったわけですよね。

 

浅水:そうですね(笑)。

 

 

――では、他の3人の方。るりさんに関してはいかがですか? どんな人ですか?

 

一色:どうだろう。外から見てるだけなら「大人しい」とか「暗め」とか「病んでる系」といった印象を抱くのかもしれないですけど、話すとめっちゃよく喋るし楽しい子なので、皆さん一度話してみて欲しいと思います。

 

 

――僕も映像を拝見したり、少しMCで話されるのを聞いたりすると、どちらかと言えば外向きな性格ではないかなって印象を受けたんですが、今すごい喋られましたもんね(笑)。

 

浅水:そうなんです。喋るんです。実は。

 

 

一色:そのギャップが面白いし可愛いと思うので、ぜひ実物を近くで見て話してみてください!

 

 

――話すとまた違う魅力が分かる、と。真城さんはいかがですか? るり先輩のこと。

 

真城:るり先輩。私がキスエクに加入する前に、どんなグループなんだろうって思って、SNSとかを見てたんですが、るりさんに関してはインスタとかの世界観がすごくカッコいいというか、クールでちょっとダークな感じで…。やはりクールなイメージが一瞬…。一瞬というか加入する前は(笑)。

 

 

一色:一瞬で消えたのかな?(笑)

 

 

真城:一瞬じゃない。何ていうか、話してみるとすごく楽しくて、私も一緒にいてめちゃめちゃ楽しいんですけど、でも、そういうクールな感性もすごく素敵だなと思っていて。インスタに上げる写真一つにしても、るりさんの世界観がバシッとあるような気がします。

 

 

――お話するまでは人となりが分からなかったんですが、少し掘ったらいろいろありそうで面白そうな方ですよね。りんさんから見て、いかがですか?

 

小嶋:るりちゃんは、私にとって初めての後輩になるのかな?

 

 

浅水:うん。そうですね。

 

 

小嶋:そう。で、入ってきた時は、すごい気を利かせてくれるし、「こんなにいい子いるんだ」って思いました。

 

 

――それまでキスエクにはいい子はいなかったんですね(笑)。

 

小嶋:違います違います(笑)。いましたいました。でも、るりちゃんはすごくいい子で、妹分みたいで、可愛いです。

 

 

浅水:おぉ~。

 

 

――でも、皆さん仲良さそうですね。レッスンの後とか、皆さんでご飯を食べに行ったりすることもあるんですよね?

 

一色:そうです。

 

 

 

 

取材・文
石川真男

 

XOXO EXTREME リリース情報

 

フェニキスの涙ジャケット

最新シングル:「フェニキスの涙」
発売元:Twelve-Notes
品番:TNR-0022
仕様:CD 紙ジャケット
価格:1,200円(税別)

 

XOXO EXTREME ライブ情報

 

11/27(金)XOXO EXTREME 3rd ワンマンライブ ~Re:UNION~

会場:渋谷クラブクアトロ

18:00 OPEN 19:00 START
来場チケット:4,000円(税込)  ※入場時にドリンク代別途600円
配信チケット:2,000円(税込) 


購入はこちら 
https://upluslive.udo.jp/schedule/20201127.html 

追加来場チケット
https://eplus.jp/sf/detail/3304620001


Alsciaukat(アルシャウカット)

Gt: 林 隆史(Qui)
Fl: 吉田 和夫(Qui)
B: 瀬戸 尚幸(Qui)
Key: 大沼 あい
Dr: 谷本 朋翼(STELLA LEE JONES、新●月プロジェクト、etc)


Silent Of Nose Mischief
Gt: 稲葉 敬
B: 根岸 和貴
Key: 諸田 英慈
Dr: 仁科 希世彦
Mani. : 細井 総司

■配信に関するお問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999


 


12/19(土)re-in.Carnation 1stワンマンライブ~re-Animator~

会場:小岩オルフェウス

OPEN 17:30START 18:00
前売¥3,000- 当日 ¥3,500-(各+1D)
 
ご予約はこちら!(限定45名)
https://tiget.net/events/110605

 

 

 

 

 

 

PROFILE

PROFILE
XOXO EXTREME

一色 萌・小嶋 りん・浅水るり・真城奈央子の4名からなる、
プログレッシヴロック(略:プログレ)の楽曲を中心にパフォーマンスしているアイドル。
その名の通り、一曲の中で曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子…等プログレッシヴな楽曲を歌い踊る。

2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK~笑う夜には象来る~」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演する。

2018年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。
その動画がyoutubeにアップされると、フランスの本家MAGMAが公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。

同年2月4日に記念すべき初のワンマンライヴを目黒鹿鳴館にて開催。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。

プログレッシヴロックをご存知の方も無い方も楽しめるLIVE、と好評を得る。

一色 萌(ひいろ もえ)

5月27日生まれ。東京都出身。赤色担当。
re-in.Carnationボーカルや、パブロック/パワーポップアイドルとしてソロ活動中。
MOGU2 NEWS 「キスエク・一色萌のアイドル、色々。」連載中
Twitter:https://twitter.com/hiiro_moe

小嶋 りん(こじま りん)

8月13日生まれ。千葉県出身。水色担当。
re-in.Carnationのサポートバイオリニストとしても活動中。
Twitter:https://twitter.com/kojima_rin

浅水 るり(あさみ るり)

浅水 るり(あさみ るり)
5月20日生まれ。福井県出身。白担当。
Twitter:https://twitter.com/asami_ruri

真城 奈央子(ましろ なおこ)

真城 奈央子(ましろ なおこ)
7月24日生まれ。ドイツ出身。
Twitter:https://twitter.com/naoko_msr

公式サイト: https://www.xoxo-ex.com/