Speak emo
瑠果｜ダンスの振りでも空手で使うキレが使えますし、空手で使っていた腰の動きとかも使えます
今でも自己紹介で回し蹴りをする時、段々足の位置が下がってきたりしてます
ーー『Star☆TSOLO10』のこともお訊きします。瑠果さんのソロ曲「Dream it Wish it Do it ～夢見ろ・望め・実行せよ～」。これがまたいい曲ですよね。『SOLO10』のラストを飾っています。
瑠果：はい。
ーーすごいですね。
瑠果：選ばれた時はすごくうれしかったですけど、でも、改めて考えてみたらもうすごい不安が押し寄せてきて…。本当に私でよかったのかなって今も思います。
ーー当時はまだ加入して2年ぐらいでしたっけ。
瑠果：そうですね。
ーー確か、公式HPの解説にも書かれてましたが、当時瑠果さんはまだちゃんとレコーディングをしたことがなかったんですよね？
瑠果：そうなんですよ。本当にそのソロが初めてでした。それまでレコーディングしたことが全くなかったです。
ーーあのソロがまさに初めて、と。
瑠果：他のシングルやアルバムには、レコーディング選抜のオーディションに受かった子が録音に参加していたんですが、私、歌が得意な方ではなかったので、ずっと落ちててレコーディングをする機会がなかったんです。そんな中で急に大きいのがドンって来ちゃったので、「ああ、大丈夫かなぁ」って思いましたね。
ーーでも、その解説を読むと、作曲された菊池卓也さんも瑠果さんの歌唱や作詞に色々と驚かれていたようで。
瑠果：うれしいです。私もそれを読んでちょっとびっくりしました（笑）。
ーー菊池さんもどんな曲にしようか色々と悩まれたようですが、最終的な曲のイメージを瑠果さんに伝えてデモを聴かせたら、翌日にもう歌詞ができて、仮歌も入ってきて、とても驚かれてました。
瑠果：そうですね（笑）。
ーーそれ、初めてレコーディングする人のやることじゃないですよ（笑）。何ですかその“空手の瞬発力”みたいな早さは（笑）。
瑠果：最初、曲のデモが送られて来た時、その１週間後ぐらいにもうレコーディングすることになってたんですね。なので、歌詞を考えて練習して、１週間後にはレコーディングするんだって考えると、時間がなくて「どうしよう」みたいになって、取りあえずやりました。
ーー初めての人にやらせることじゃないですよね（笑）。
瑠果：とにかく思いついたことを全部書いていこうと思って。そしたらなんか「あれ、1日でできた」みたいな（笑）。
ーーそれは「できちゃった」って感じだったんですか？
瑠果：「あれ？できた」って（笑）。最初は何回か見直して「大丈夫かな大丈夫かな」って思ったんですけど、一度清水プロデューサーに見せて、アドバイスをいただいて書き直して、みたいなことはしました。
ーー清水さんも「手直しすることはほとんどなかった」みたいなことをおっしゃってましたよね。曲タイトルも付けられ、さらには、レコーディングの時もフレージングもほとんど琉果さんがやられたようで、共同プロデューサーとしてクレジットされているわけですよね。
瑠果：そうなんですよ。本当にありがたいことに。
ーーすごい才能じゃないですか。
瑠果：いや、わかんないです（笑）。
ーー 歌詞を書くのは初めてだったんですか？
瑠果：初めてです。もともとポエムを書くのが好きだったので、それが生かされたのか…。でも、曲のテーマが決まっていたので、それに関する言葉が色々と頭に浮かんできて、それを合わせていくみたいな感じでした。
ーー結構英語が入っていますが、先ほど「お得意じゃない」と…。
瑠果：全く得意じゃないです（笑）。私の書きたかったのが「やればできる」といったことだったんですが、母は英語がちょっとできるので、母に「ちょっとこれ英語にしたい」って言って、軽く英語にしてもらいました。そして、これがいいかも、これがいいかも、って感じで言葉を組み合わせていきましたね。
ーーあぁ、お母様は英語がお得意なんですね。
瑠果：ちょっと手伝ってもらいました。英語がわかんないので（笑）。
ーー空手で全国優勝する身体能力があり、フルートもお達者で、英語もできるのかなと思ったら…。そういえば、この間の「清Ｐラジオ」の“テスト”はちょっと酷かったですよね（笑）。
瑠果：あれは（笑）。本当にスポーツに比べて勉強が全くできないので…。
ーーでもポエムを書いたりしていて、言葉を綴ったりするのがお好きな側面もあるわけですよね？
瑠果：そうですね。
ーーすごい失礼な言い方ですけど、“筋肉ばか”じゃないわけですよね？（笑）
瑠果：いや、でもちょっとそんな感じです。“スポーツばか”みたいな（笑）。それはあります。
ーーいやいやいや。でも、これだけの歌詞を書かれて、楽器もできて、“プロデュース”もされるわけですから、やはり音楽的感性もあるんじゃないですか？
瑠果：どうなんですかね。
ーーそうだと思います。で、この曲を歌ってみていかがですか？
瑠果：歌ってみて…。今までライブで歌ってきて、緊張して声が震えちゃったりとか、音程を間違えちゃったりとか、歌詞を間違えちゃったり、ということが続いてて、ちゃんと歌えたことがなかなかないんですけど…。でも、毎回曲の世界観をイメージして歌ってます。
ーーこれまたちょっと複雑な難しい曲ですよね。
瑠果：はい（笑）。
ーー英語もなかなかの発音じゃないですか。
瑠果：本当ですか？ すごいみんなに“カタコト英語”って言われてるんですけど（笑）。
ーーちょっと素朴さが出ててね。なんと言いますか、半ばラップみたいな感じで（笑）。
瑠果：軽く聞き流していただければ…（笑）。
ーーでも、Bメロやサビへと向かってだんだんと伸びやかな歌声が出てきますから、それとの対比がとてもいい感じです。ちなみに「bustle（バッスル）」という言葉を使われてますよね。どういう意味ですか？
瑠果：一応その時はちゃんと考えて作ったんですけど、「バッスル」。本当は「バステル」でしたっけ？
ーー解説を読んだんですが、実際には「バッスル」が正解なんですが、「バステル」と発音されていて、菊池さんは敢えて直さなかった、と。でも、そんなにわからないです。巧く音でカバーしてますよね。でも、本当は「バッスル」です。「hustle（ハッスル）」とかと同じ発音ですね。しかも、その「バ」の母音の「ア」は明るい「ア」ではなくて、あまり口を開けずに「ア」と「ウ」の間のような音を出します。「バッスル」と「ブッスル」の中間のというか…。
瑠果：あぁ、なるほど～。普通に「バステル」とか言ってました（笑）。
ーーこれから歌う時はちょっと注意していただいて（笑）。でもこの曲、『Star☆TSOLO10』の中でもひときわユニークですよね。
瑠果：そうですね。
ーーご自身ではどんな曲だと捉えてますか？
瑠果：RPGみたいな感じですね。
ーーですよね。まさにMVでもそうでしたし。
瑠果：ゲームっぽい曲かなって。あと世界観がすごい曲だなって思いますね。
ーーまさにRPGみたいに冒険するのかのような。ファンファーレっぽい音が入ってたり、中東系の音が入ってたり、いろんな要素が入ってる感じも面白いですよね。そろそろ時間もなくなってまいりました。で、皆さんにお訊きしてるんですが、Star☆Tメンバーに何かおっしゃりたいことはありますか？
瑠果：言いたいことですか？ なんだろう…。じゃあ荒武彩音（あらたけあやね）ちゃんに。個性的な“あやねワールド”があって、天然で不思議ちゃんで。本当に自分の世界を持っていて、そんなキャラクターが大好きです。
ーーでは最後に。10年後、ご自身は何をしていると思いますか？ 何をしていたいですか？
瑠果：10年後。どうなってますかね。ちょっとやりたいことがあるので、それをやっていきたいなと思ってます。やれるかどうかはわからないですけど、10年後それができたらいいなと思います（笑）。
ーーそれは秘密ですか？
瑠果：特に公表はしてないですけど、別に言ってもいいですよ。私、カフェ、というか喫茶店がやりたくて。
ーーカフェじゃなくて喫茶店ですね。敢えて喫茶店ですか。
瑠果：そうなんですよ。喫茶店の方が好きなんですよね。雰囲気というか、入った時のコーヒーの香りだとかが好きで。そういうお店を開いてみたいなって思ってますね。
ーーコーヒーとかお好きですか？
瑠果：香りが好きです（笑）。飲めますけど、まだちょっと舌が幼稚なんですが…（笑）。
ーーまだ17歳ですもんね。
瑠果：まぁ、10年後じゃなくても、20年後でも30年後でも、いつかそれができたらいいなって。
ーーでは、自分のお店をオープンさせるまでは、ずっとStar☆Tで。
瑠果：どうなんですかね。でも、アイドルが30代までいけるんですかねぇ。
ーーでも今や30歳でアイドルしている方も結構いますし、結婚してもアイドルを続けてる方もいますからね。グループ内にも26歳の方もいらっしゃいますし（笑）。瑠果さんはまだ10年ぐらいいけるわけですよ。
瑠果：そうですね（笑）。将来がちゃんと決まるまではグループにいようかなとは思ってますね。
ーーでもある意味、若い実業家としてカフェを、あ、喫茶店か、喫茶店を開いて、Star☆Tメンバーを働かせて（笑）。
瑠果：みんなにやってもらう（笑）。
ーー「喫茶restart」みたいな店名で（笑）。結構数年後ぐらいにできるんじゃないですか？（笑）
瑠果：みんな呼んだらできるかもしれないですね（笑）。
ーー空手道場とかはやらないんですか？
瑠果：空手を辞めるまでは、ずっと先生やりたいなって思ってました。でも辞めてからは「もういいかな」って（笑）。
ーーなるほど。中学で辞められたということは、もう４～5年ぐらいブランクがあるんですかね？
瑠果：はい。そうですね。
ーーというと、まだまだお強いとは思うんですが、やはり全国トップレベルに復帰するのは難しいんですかね。
瑠果：難しい気はしますね。今でも自己紹介で回し蹴りをする時、段々足の位置が下がってきたりしてるので、もう無理かなって（笑）。
ーーなるほど（笑）。
瑠果：感覚的にちょっと…。もしまた始めたとしても優勝はもう無理だと思います。
ーーまたStar☆Tでは別の筋肉を使ってると思うので、全国優勝した時の筋力や体幹力や瞬発力はちょっと衰えてるのかもしれないですね。
瑠果：そうですね。はい。
ーーなるほど。では最後に、自粛生活が続きましたが、徐々に活動再開へと進み出しました。ファンの皆さんにひと言お願いいたします。
瑠果：まず、マイクが持てることがすごくうれしいです。もう2カ月ぐらいマイクを持ってこなかったので。自粛期間ではちょっとライブから離れてしまったんですが、離れても、SNS上だったり配信上だったりで応援してくださった方がいらっしゃって、本当に感謝の気持ちを伝えたいですね。これからStar☆Tは、また活動を再開して成長していくので、これからも応援してくださるとうれしいです。
ーー瑠果さんの回し蹴りもまた段々上がってくるわけですね？
瑠果：そうですね（笑）。
Star☆T リリース情報
2020年4月1日発売
9thシングル
「Woman」
type-A［通常盤］THPL-0026 500円（税込）
※シングルＣＤのみ スリムケースタイプ
type-B［ボーナスＤＶＤ付き］THPL-0027/28 1,000円（税込）
※「Woman」「Star☆TSOLO10」全11曲ミュージッククリップ、メイキング映像「Woman」「Star☆TSOLO10」収録ＤＶＤ付き
（メンバー＆プロデュ―サ―によるオーディオコメンタリーあり）
※CDはtypeA,typeBとも同内容です。
Star☆T ライブ情報
・豊田ご当地アイドルStar☆Tライブ in 豊田スタジアム
【日時】７月１２日（日）１６：００開演（終演１７：００予定 終演後物販特典会あり）
【会場】豊田スタジアム 東イベント広場
【出演】Star☆T（出演メンバー：近藤実希、佐藤瑠那、浜川一愛、瑠果、伊勢実恩、岡田歩佳、朝空詩珠紅、misola、牧野凪紗、嶋﨑友莉亜、斎藤暉、荒武彩音、和久田朱里、和希、優愛）
観覧無料 雨天中止（中止の場合は当日午前１０時までにStar☆Tサイトにてお知らせします）
・TIF2020全国選抜LIVE中部ブロック決勝ライブ
【日時】７月２６日（日）
無観客ライブのため会場非公開 SHOWROOMにて配信あり（無料）
2020年10月2日（金）、3日（土）、4日（日）の3日間、お台場・青海周辺エリアで開催する世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2020」の出演をかけた中部ブロックの決勝ライブ。SHOWROOMでの投票もありますので、どうぞ応援よろしくお願いします。
瑠果(るか)
６期生 team sol(チームソル)
ニックネーム／るかん 担当カラー：うぐいす
生年月日／2002年7月11日 星座／蟹座
血液型／A型 身長／152㎝ 出身／豊田市
キャッチフレーズ／あなたのハートを撃ち抜いちゃうぞ ばきゅーん
趣味／お菓子づくり
特技／格闘技
好きな食べ物／抹茶
チャームポイント／唇の海苔？(ほくろ)
将来の夢／お菓子の家に住むこと(笑)
豊田のお勧め／香嵐渓
受賞・Ｓｔａｒ☆Ｔ以外の活動実績等／空手:全国大会優勝、県大会優勝 書道６段
ひとことメッセージ／応援よろしくお願いします！
ツイッター
https://twitter.com/Ruka59506899
インスタグラム
https://www.instagram.com/ru.ka.nn
