Speak emo

2018.08.17
J☆Dee’Z

成し遂げた人が歌う応援ソングじゃなくて、まだまだ掴みたいものがたくさんある私たちが、一緒に走りたいという気持ちを込めて歌っているんです

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なんかある意味“2000年問題”みたいな感じなのかなって…(MOMOKA)

――「ダンス・グループ”から“ボーカル&ダンス・グループ”になった、つまり踊りながら歌うようになったのが、「LOTTE × Sony Music 歌のあるガムプロジェクト 2012」というオーディションがきっかけとのこと。で、8,000組の中からグランプリを獲ったんですよね。

ami:はい、そうです。

――ある意味、今のJ☆Dee’Zの原点はそこにあるわけですよね。

Nono:そうです。

――どうですか? 歌うことになって。

ami:最初はダンスだけに興味があったのですが、歌もダンスも含めた音楽自体すごく好きだったので、歌えることになってよかったと思いました。

MOMOKA:表現の幅が広がった感じはしましたね。J☆Dee’Zが踊っていた曲って洋楽ばかりだったんですが、日本語で自分たちもちゃんと意味を理解した上で伝えることができるのは、また違った“表現”だなって思って、すごい新鮮でした。ダンスだけをやっていた時は、歌詞の意味はそんなに理解することなく、自分たちのコンセプトの中で踊っていただけ、という感じだったんですけど、歌によって言葉を自分たちから伝えることになったので、そこがやはり今に繋がる原点かなと思います。

――他のアーティストの歌で踊るだけではなく「自分たちで表現したい」という気持ちもあり、それが叶うことになったということですね。

MOMOKA:そうですね。

――そこから「Beasty Girls/Let the music flow」でデビューということになります。約4年掛かりました。これ、振り返ってみると「時間が掛かったな」という風に見えちゃうんでが、皆さんとしてどうですか?

Nono:もともとデビューするために結成されたグループではなくて、本当にダンスが好きで集まったグループという感じだったんです。たまたまオーディションがあったから「受けよう」ってことになって、そこから歌を始めたような感じだったので…。結成してから4年間は「デビューしよう」と思っていたわけではなかったんですよね。なので、そこまで長いという感じはしなかったですね。

ami:当時は「デビューって何なんだろう?」というのがまずあって…。「デビューという何か“もの”が貰えるのか」「デビューというなんか記念日が生まれるのか」といった感じで、そのこと自体がよく分かっていなかったんですけど…。

――その頃はお幾つだったんでしたっけ…?

Nono:小6? 中1?

MOMOKA:中1、中2、中3でした。

ami:でも、デビューということの重みとか、「何かが変わるんだ」「変わらなきゃいけないんだ」という気持ちは小さいながらも持っていたので、デビューの前日の夜に急に何か心細くなって、みんなで離れたくなくなって、駅の隅っこで泣いてしまう、みたいな(笑)。その当時、状況を100パーセント理解をしていないし、よく分からないままでしたけど、でも、今のままじゃ駄目だという気持ちは強かったですね。デビューをきっかけに変わりたいなという気持ちが芽生えたのは覚えています。

――あのMCでおっしゃていたエピソードですね。「デビューって何だ?」ということについは、「何かすごいことが起こるんだ」ということを感じ取っていたのかなと思うんですけど、でも、「今のままじゃ駄目だ」というある種の葛藤というか、「何かやらなきゃいけない」というある種の焦りのようなものも感じていた、と。

ami:そうですね。不安でした。でも、何か未知なものが起こるということに少しワクワクもしていましたし、多分いろんな感情が入り混じっていて、自分では整理しきれなくなって、みんなで涙した、って感じでしたね。

MOMOKA:なんかある意味“2000年問題”みたいな感じなのかなって…。

ami:え?そうなの?(笑)

MOMOKA:今思ったんですけど、感覚的な意味で。自分たちは何か不安だし、何かに怯えている気持ちはあるけど、でも、それを迎えなきゃいけない日は絶対来る。そういった点で似ているなと。2001年に生まれているので、実際にそのことは分からないんですけどね(笑)。今まで聞いた話とか、自分が知識として知っている2000年問題とすごく重なるなと思いました。

――2000年問題と言っておきながら、2000年にはまだこの世にいなかったわけなんですね(笑)。

MOMOKA:すいません(笑)。でも、それをすごく感じました。

――2000年越えるときも結局何もなかったですもんね。

MOMOKA:ですよね。だから、それと同じだなと思って。あとは、自分が知っているアーティストの人たちと同じ土俵に立つんだよというのを、大人の方たちにすごく言われました。同じ土俵に、って…。

ami:憧れじゃなくてね。

MOMOKA:そう、憧れだった人たちと同じ土俵に立つというか…。CDショップに自分たちの名前が並ぶというのもそうですし、「なんかちょっと予想したいけどできない」みたいな気持ちでした。

ami:実感はなかったね。

Nono:そうだね。

取材・文
石川真男

J☆Dee’Z 商品情報

8thシングル『未来⾶⾏/流星のパノラマ』
2018.7.25 release!!

通常盤

■通常盤(CD)SRCL-9851
1,200円(税込)

<CD収録内容>※初回通常共通
M1.未来⾶⾏
M2.流星のパノラマ
M3.swing swing swing
M4.代わりにこの唄を

初回⽣産限定盤

■初回⽣産限定盤(CD+DVD)SRCL-9849〜50
2,000円(税込)

<DVD収録内容>※初回⽣産限定盤のみ収録
J☆DeeʼZ LIVE 2018 –Feeeeel!!!-@渋⾕WWW X
01.Melody
02.Crazy For You
03.三⽉
04.全部好き。
05.カラフルジャンプ
06.あと⼀歩

J☆Dee’Z ツアー情報

約3年ぶりの東名阪ライブツアー開催決定!!

J☆Dee’Z
SUMMER LIVE TOUR 2018
~未来飛行~

■8/19(日) 16:30/17:00
名古屋RAD HALL

■8/26(日) 16:30/17:00
OSAKA MUSE

■8/29(水) 18:00/19:00
SHIBUYA CLUB QUATTRO

PROFILE

PROFILE
J☆Dee’Z
平均年齢17才・本格派ボーカル&ダンスグループ J☆Dee’Z(ジェイディーズ) 2010年にキッズダンス雑誌「DSK」より、全国各地からオーディションで集められたメンバーでダンスグループとしてJ☆Dee’Zが誕生。 多くのダンスバトルやコンテスト、ファッションモデル等の活動を経て、2012年にLOTTE Sony Music 歌のあるガムプロジェクト「NEXT」で、8000組の中からグランプリを受賞し、2014年にソニーミュージックレコーズよりメジャーデビュー。 2016年にはメンバーの卒業を受け、Nono(16才)・ami(17才)・MOMOKA(18才)の3人新体制で再スタート。 今までのキッズダンスグループとしてダンスを武器にしていたパフォーマンスに、ボーカル力を重点的に鍛え直し、全て生歌でコーラスも取り入れるグループへ進化。 ダンスには、現代のタップダンスともいえる、新しいリズムを奏でながら踊る”ボディーパーカッション・ダンス”を取り入れ、ボーカル&ダンスグループとしては類を見ない、生歌・コーラス・ボディパを奏でる唯一無二のパフォーマンスを発信。 そのエモーショナルなパフォーマンスと、メッセージ性の強い楽曲が話題を呼び、2018年3月にはTBS「CDTV」でイチオシアーティストに選出される他、数々の高校野球中継テーマソングや日本女子バスケットボールリーグの公式応援アーティストに選ばれる等、今、各界隈から高い注目を集めている3人組。
Nono

[BIRTH]2001.07.27 in Tokyo

Ami

[BIRTH]2001.03.01 in Hyogo

Momoka

[BIRTH]2000.03.13 in Yokohama

公式サイト: http://www.j-dz.com/