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全力で駆け抜ける青春を、映画館で体感せよ!結成10周年を迎える「新しい学校のリーダーズ」ライブ&ドキュメンタリー映画『青春イノシシ ATARASHII GAKKO! THE MOVIE』メンバー登壇!SUZUKA「猪突猛進もっとやるわよ!公開初日舞台挨拶レポート
結成10周年を迎える「新しい学校のリーダーズ」のライブ&ドキュメンタリー映画『青春イノシシ ATARASHII GAKKO! THE MOVIE』が、ついに6月6日(金)に公開を迎えた。
初日となる6月6日(金)、東京・新宿バルト 9 で開催された舞台挨拶には、新しい学校のリーダーズのKANON、SUZUKA、RIN、MIZYU が登壇。公開を待ちわびたファンを前に、ライブの裏側やドキュメンタリーパートのエピソードなどが語られた。ついに本作が全国公開を迎えた心境を尋ねられると、SUZUKA は「初めての体験なので感慨深いですし、どういう感情で処理すればいいかわからないですけど、新しい学校のリーダーズが実際に存在しているという姿をスクリーンでお届けできるのがすごくうれしくて、光栄の極みでございます」とうれしそうに話し、ライブではなく舞台あいさつでマイクを握っていることについては「ファンのみんながいるから歌いたくなっちゃうし、踊りたくなっちゃう」とコメントして観客から歓声を浴びたが、「今日はおとなしく我慢します」と自制した。
また、この日の朝に4人で劇場を貸し切って本作を見たそうで、RIN は「冒頭から涙が出過ぎてしまって、何回、自分は泣くんだろうって面白くなってきて数えていたんですけど、合計33回泣きました」と告白し、「今ここに登壇した瞬間、ファンのみんなの歓声を浴びて、またウルッときました。34回目です」と笑顔を見せた。
KANON は「まだ感情を処理しきれていないんですけど、日本でも世界でもライブをしていて、4人で毎日過ごす中で、いつも幸せだなと思いながら活動しているんですけど、映画を見ると改めて今が当たり前じゃないんだなということと、ここに集まってくれているみなさんも、ほかの場所で映画を見てくださっているみなさんも、私たちのことをいつも愛してくれているんだなとうれしい気持ちになりました。いつもありがとうございます」と感謝した。
そして、それぞれ好きなシーンを尋ねられると、MIZYU は「ツアーが全部終わった代々木第一体育館のライブのあとの1番たぎったままのそれぞれがインタビューを受けている姿」と答え、「自分自身もそうだし、他のメンバーからも滲み出るオーラが青春そのもので、温かくて生々しいドキュメンタリーの感じが私は好きでした」とにっこり。
SUZUKA は「ライブ前とかライブ後の私たちの姿だったり、興奮しすぎてどこに行けばいいかわからない状態を、ファンのみんなに見てもらえるというか、見られて、それをみんながどういう風に感じ取ってくれるんだろうっていいハテナだったんですけど、私たちのライブ前後はあんな感じでアップしたり興奮しているのを映画で感じ取ってくれたらうれしいですね」とアピールした。
RIN は「ファンのみんなに会いに行けた瞬間と、ファンのみんなからのメッセージをテレビで見ているとき」と答え、「本当に感慨深い気持ちになって、1人1人に物語があって、私たちのライブを見にきてくれて、一緒に楽しい空間を作り上げてくれているというのをひしひしと感じまして、ライブだけじゃなくていろんな応援してくれているパワーが私たちの糧になって 1 つの映画になったなと思うので、これはみなさんの映画でもあると思います」と目を輝かせた。
これに SUZUKA は「10年前はこんなにファンのみんなとの関係が築けて、“部長”みたいな存在になるなんて想像もしてなくて、自己満で一生を終えるのかなと思っていたけど、ここ 2・3年でどんどんファンのみんなが増えて、このドキュメンタリーを通して、ファンのみんながライブに意図を初めてちゃんと知れて、あんたらこんな人生を生きていて、こんな風に思って行動してくれたんやって。それであのライブの瞬間に全力で青春してくれてるんやと。やばい気は感じていたけど、具体的なディティールをやっと知れて、“こちとら部長をやらせてもらいますよ、猪突猛進もっとやるわよ”というような気持ちにあなたたちがさせてくれました、ありがとう」と熱く語った。続けて、同じ質問に KANON は「いま泣いている方がいて、もらい泣きしそう...。はい!」と涙を我慢し、多くを語れなかった。
さらに、本作ではファンとの触れ合いが多く描かれているが、自身にとってファンとはどういう存在か尋ねられると、KANON は「SUZUKA が言っていたように、何年か前の私たちは、自己満で私たちが楽しいことをやってきたんですけど、私たち4人の自己満から少しずつ輪が広がっていって、4人が楽しければいいと思っていたものが、みんなにも楽しんでほしいと思えるようになってきて、私たちから出るエネルギーをいつも素直に受け取ってくれて、その循環で私たちは成り立っているなと思っています。大切な存在です」と笑顔で語った。
SUZUKA は“快適なベッドであり、私のエクスタシー原点”と答え「進化したらみなさんも楽しんでくれるし、自分自身も楽しみたいので進化したいんですけど、たまにありのままの自分ってなんだっけって忘れちゃうんですよ。だけど、ファンのみんなが自分のありのままの姿を思い出させてくれる、快適なベッドみたいな(存在)。
実際にダイブしたときに物理的にもベッドになってるけどね(笑)」とちゃめっ気たっぷりに笑い、「ニュートラルな状態でステージに上がると、みんなが叫んでくれて、頭の中が“ポーン”って。“OK。あんたらがそう来るなら、こちとらこう行きますよ”みたいな、私の脳内の“ポーン”をみんなが与えてくれて、最近は自分自身で持っていくんじゃなく、みんながボルテージを上げてくれるから、毎回ライブはあんたらにお任せするよという気持ちです。なので、快適ベッドであり、私のエクスタシー原点」と胸の内を明かした。
MIZYU は本作を見て“青春の仲間、同士”だと思ったそうで「私たちはみなさんにお会いするときはステージ上にいるから、“見にきてる、見せにいっている”という差があるかと思うんですけど、ステージを降りれば、みんなと同じ人間で、葛藤があって悩みがあって、それを乗り越えて新しい自分に出会って、というのを繰り返していて、その仲間がここにいるから私たちは乗り越えていけて、さらにその仲間が広がってきていて」としみじみと語り、もしメンバーになっていなかったとしても、絶対に新しい学校のリーダーズを好きになっていたといい「考え方1つで物事の捉え方がガラッと変わったりして、それはリーダーズである私自身も、リーダーズとして生きているから見つけられた人生の道の形だったりするので、それを(ファン)それぞれの受け取り方で受け取ってくれていると今回感じました。だから、道のりだったり、考え方は違うけど、目指しているところは一緒なのかなとか、原点も一緒なのかなとか、そんな風に感じます。だから青春の仲間であり同士だと思っています」と力強く語った。
RIN は「いろんな感情も、みんなに対する愛もすごく強くて、それはお互い様だと思うんですけど、細胞の光という感じがしています」と表現し、「私たち4人でも『細胞、一緒だよね』って話をよくするんですけど、それをファンのみんなにも感じるし、近い細胞を持っている青春の仲間だと思っていて、細胞を共有しているんじゃないかってくらい、遺伝子レベルで何か繋がっているものを感じるときもあるし、私たちが放つエネルギーだったり、パワーを光に変えてくれるのはファンのみなさまだなと思うし、私たちだけじゃなくてファンのみんな1人1人も個性が輝いているし、だからみなさまは細胞の光です」と声を弾ませた。
最後に、本作のタイトルにちなみ、今、「猪突猛進」していることはあるか聞かれると、KANON は「チョコが食べたいと思うと猪になります。チョコに向かって日々、猪突猛進しています」と答えて会場の笑いを誘い、SUZUKA は「わしはファンのみんなのところにダイブするときは猪突猛進だべ。絶対に受け止めろよ!」とコメント。MIZYU は「ずるいかもしれないんですけど、新しい学校のリーダーズに猪突猛進しています。ほかの道に行くすべも余裕も理由もないです。リーダーズが大好き」と言葉に力を込め、RIN は「食欲(笑)」と吐露して観客を笑わせた。
< introduction >
『青春イノシシ ATARASHII GAKKO! THE MOVIE』公開初日
【日 時】2025年 6月6日(金) 19:15~19:45 (30分間) ※上映後舞台挨拶
【会 場】新宿バルト9
【登壇者】新しい学校のリーダーズ(KANON・SUZUKA・RIN・MIZYU)※敬称略

©2025, ASOBISYSTEM / TV ASAHI MUSIC / TWIN PLANET & CJ 4DPLEX Japan
2025年に結成10周年を迎え、唯一無二の存在で世界を席巻している「新しい学校のリーダーズ」。彼女たちが掲げている言葉「エンドレス青春」とは一体、何を指しているのか。KANON、SUZUKA、MIZYU、RIN の4人による魂むき出しのパフォーマンスに、その答えがある。彼女たちは言う「青春とは自分を信じて無我夢中に駆け抜ける信念のこと!青春とは老若男女問わず、失うことのない情熱のこと!青春とは躊躇することなくチャレンジする勇気のこと!青春とは今という瞬間を全力で楽しむこと!青春を求めるかぎり、人は老いることはない!理想をあきらめた途端に人は老いる!」と。彼女たちのエネルギー溢れる青春が、この映画に詰め込まれている。そして本作のドキュメンタリーパートの監督は、「THE FIRST TAKE」や NHK「おかえり音楽室」で新しい学校のリーダーズの魅力を鮮やかに切り取ってきた清水恵介。彼女たちの表現力に感銘を受け、再びタッグを組むことを熱望し実現。初の長編音楽ドキュメンタリー映画に挑む。
本作は、「Nippon Calling Tour 2024」の千秋楽を飾った12月22日の国立代々木競技場第一体育館のライブの模様を収録。通常の2D上映に加え、正面スクリーンと2つの側面スクリーンの計3面で構成され圧倒的な臨場感を提供するSCREENX、ライブパフォーマンスと音楽に合わせてシートが動くモーション効果を搭載した4DX、そしてSCREENXと4DX の機能をすべて搭載した ULTRA4DX でも上映され、あの日の熱狂と興奮が大迫力のスクリーンで蘇ります。さらに、バックステージや単独インタビュー、ファンへのサプライズライブや、各地を巡りながらのパフォーマンスなど新撮ドキュメンタリー映像を加えて、ファンのみならず観る者すべての感情を揺さぶる作品。