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「200リツイート」と「200いいね」を達成できないと次のメンバーへ公開のバトン を受け継げないからプレッシャーを感じていました。 Baby'z Breath インタビュー・1
5月13日にライブデビューを果たしたBaby'z Breath。5月21日に行った「お披露目単独公演」はSold Outを記録。早くも勢いをつけて駆けだしたBaby'z Breath。デビューからちょうど1か月後、メンバーをチャッチ。Baby'z Breathの魅力について伺った(猫音シシィは欠席)。
「悩んでる」ということは、まだやりたい気持ちがあるから悩んでいるわけじゃないですか。
――デビューライブからちょうど1か月経ちました。まずは、今、感じているBaby'z Breathの魅力から一人一人語っていただけますか?
熊本美和 デビュー日からちょうど1か月経ちました。この1か月の中でも、デビューライブも、初の単独公演も大盛況で、いいスタートを切れたと思っているのと同時に、短期間の中で何か月分ものことをやってきたような感覚もあるから、正直「まだ1か月なんだ」という気持ちです。
メンバーみんな、今の勢いを感じているうえで、「ここからもっともっと」という意志の元、一体感を持って頑張っているのが現状です。日が経つごとに団結力が高まってきているのを強く実感しているからこそ、この勢いを持って突き進んでいきたいと今は思っています。
――このメンバーになって、どれくらいの月日が経ったのでしょうか?
南いちご わたしとみーちゃん(熊本美和)は4月からの加入なので2か月くらいですけど…。
熊本美和 他のメンバーは、今年の1月や2月頃から集まり、デビューへ向けて頑張っていました。
花宮まいか わたしは、まさに1月からデビューへ向けて頑張ってきたメンバーの一人です。デビューから1か月経ちましたけど。正直、デビューから1か月とは思えないくらい、Baby'z Breathの活動を通して、個人としても、グループとしても、いろんな経験をさせてもらっています。
デビューから2回目で、Baby'z Breathは初単独公演を行いました。その公演がSold Outしたことに驚きを覚えながらも、そこで勢いに乗れたなとも感じたからこそ、このまま勢いを加速させながら頑張り続けたいです。メンバーとの団結力も日に日に高まっていますし、これからも互いの関係を深めつつ、今まで以上に切磋琢磨していける関係になれたらなと思っています。
――1月から集まってレッスンを始めたということは、ほぼ半年は経ったということですよね。ここまで、あっと言う間でした?
花宮まいか ここまでの約半年の期間がとても濃い内容だったから、「デビューまで長かったな」という思いと、でも「あっと言う間だったな」という感覚もあるから、わたしはどっちの気持ちもあります。
――続いては、レイさんお願いします。
天彩レイ わたしも、お披露目からまだ1か月なんだという実感があまり沸いてない状態です。わたしも1月からレッスンを始めた一人ですが、デビュー公演までの準備期間が長かったなという感覚も正直ありました。しかも、最初の発表がシルエット姿でのグループショットをアップする形でしたよね。あのときの発表に、ドキドキワクワクしていたのを今でも覚えています。でも、その発表から数えてもまだ2か月も経ってないんですよね。わたし、その事実にびっくりしています。
先日、YouTube上にオリジナル曲の『どんな未来でも』の、デビュー公演時のライブ映像がアップになりました。この映像を見ていると、初心の気持ちに戻れるわたしがいます。その気持ちは、これからもずっと忘れることなく活動をしていこうと思っています。
――グループ活動の告知をしたときは、みなさんシルエット姿でしたもんね。
天彩レイ そうなんです。そこから、メンバー一人一人公開していきました。でも、ずっとドキドキだったよね。
熊本美和 あのときは、最初に登場したメンバーが「200リツイート」と「200いいね」を達成できないとビジュアル姿を公開できなかったし、次のメンバーへ公開のバトンも受け継げないことから、みんなプレッシャーを感じていたのも覚えています。
――トップを切ったのが…。
明日海まりん わたしです。わたし、アイドル経験がBaby'z Breathからのメンバーなのに、「わたしがトップでいいのかな??」という不安もあれば、最初のツイートをするときの文面もずっと考えていました。最初のツイートをアップしたのが、移動中の電車の中。あのときは送信を押してからも、スマホの画面をズーッとソワソワしながら見ていたのを覚えています。
天彩レイ メンバーみんな、達成できるのかというプレッシャーを感じていました。だからこそ、目標を達成できたときは、本当に「ありがとう」という気持ちでいっぱいでした。達成できたのも、わたしたちの力というよりも、レーベルが築きあげてきた歴史や、そこに対してのまわりの方々の期待があってのこと。だからStand-Up!Recordsや、そこへ所属してきた人たちの歴史の積み重ねにはとても感謝しています。
わたしも、Baby'z Breathには1月から参加のメンバー。まだ半年経ってないのに、すごく長くやっているような感覚でいます。
――続いては、いちごさんお願いします。
南いちご わたしとみーちゃんは4月からの合流で、そこからが怒濤の日々だったから、ここまであっと言う間なんですけど(笑)。以前から新グループが動き出すのを聞いていて、そのお誘いも受けていたし、加入すると決めてからもすぐに合流できたわけではないから、「早く合流したい」気持ちもありました。ただし合流前までは、先にみんなが集まっている中へ、みーちゃんと一緒とはいえ、後から加入になるから、「みんなと仲良くなれるかな??」と不安もありました。だけど今じゃ、「なんでそんな不安を抱えてたんだろ??」と思えるくらい、みんなとめちゃめちゃ仲良しです。
デビューからこの1か月の中、早くもたくさんライブ活動をさせていただき、ラジオ番組への出演など、ライブ以外のお仕事もいろいろいただけていて、今後もいろんなゲスト出演も含め、次々と予定が決まっているから、本当にありがたい環境でスタートできているんだなと実感しています。だからこそ、今後も頑張らなきゃという気持ちになります。できれば、Baby'z BreathとしてCDを出して、ライブ遠征にもいきたいので、今はそういう目標も掲げて頑張っています。
――いちごさんと美和さんは、以前、イケてるハーツのメンバーとして活動をしていましたよね。グループは今年1月に解散。新しいグループで活動したい気持ちは、その頃から持っていたのでしょうか?
南いちご じつはわたし、Baby'z Breathに参加するかギリギリまで悩んでいて、なかなか答えを出せずにいました。それこそ、イケてるハーツが解散した当時は、「アイドル活動をやめます」と周囲に言ってたんですけど、みーちゃんが熱い言葉を投げてくれたおかげで、今、ここにいます。
熊本美和 わたしといちごの場合、前のグループに加入してから1年半後には解散という、短い期間で活動を終了してしまいました。わたし自身、グループにも慣れて、ここからさらに頑張っていこうという矢先での解散だったから、正直、不完全燃焼の面もありました。わたしはイケてるハーツの前にも活動の経験があるから、アイドル活動自体は、1年半以上あります。それでも、やりきれなさが残っていたのに、いちごは、イケてるハーツが初めてのアイドル活動。たった1年半の活動で、しかも、自分の意志とは関係のないところでの解散だったからこそ、続けようかと思い悩んでいたと思うんですね。
南いちご マジに、めっちゃ悩みました。
熊本美和 でも、「悩んでる」ということは、まだやりたい気持ちがあるから悩んでいるわけじゃないですか。やめたいと思ったら、グループが解散した時点でやめていると思うんですね。そこから期間が経っても悩んでるということは、「本当はやりたいんだな」と思ったから、一緒に加入の誘いをかけたわけです。
南いちご みーちゃんに背中を押してもらえたおかげで、今、この道を選んでいますし、この道を選んで良かったなとすごく思っています。ただ、4月加入で、5月デビューは、なかなかな感じでしたけどね(笑)。
熊本美和 加入したと思ったら、「えっ、5月デビュー??もう目の前じゃん」状態。私たちが加入して以降はとくに、デビューライブまで怒濤の毎日でした。
メンバーみんなの…グループ全体を応援するペンライトの光が増えていったら嬉しいです。
――次はまりんさん、お願いします。
明日海まりん デビューライブの日から数えてまだ1か月ですけど、いろんなことがありすぎて、ここまでが本当に早かったです。こうやって、1から新しいグループを作る経験に参加できたことがすごく新鮮だったし、良い意味で、「これからどうなっていくのかな?!」というワクワク感が今もすごくあります。
わたし、今でもダンスが苦手で、2STEPも上手く出来なくて、一人だけずれてしまうこともあります。デビュー前には、腰を痛め、ダンスレッスンに参加できなかった時期もありました。そういう経験もあった中でのデビューだったから、初の単独公演のチケットが完売したときは、ファンの方々にものすごく感謝していました。同時に、それまでアイドル経験のまったくなかったわたしにさえ、少しずつですけど応援してくださる方々が増えてきたことで、「ありがとう」の感謝の気持ちで今もいっぱいです。それと、運営の方々がいろんなお仕事を持ってきてくださるように、Baby'z Breathにとても力を入れてくださっている。だからこそ、感謝の気持ちと初心を忘れずに、これからもグループを大きくしていきたいです。
――ここまでは、やはり怒濤の日々でした?
明日海まりん わたしも1月から参加しています。わたしの場合アイドル経験がなかったから、苦手なダンス面ではとくに頑張りました。レッスンの先生に個人的にお願いをして、振り付けの映像を撮っていただき、それをずっと家で見返しながら練習をするなど、とにかく人一倍やらないとみんなに追いつけないと思っていたから正直大変でしたけど。あの努力をやり続けてきて良かったなと、今になって思います。
――次は、さくらさんお願いします。
瀬戸山さくら デビューから1カ月経ってですよね。ここまで、あっと言う間の1か月でした。わたしも、このグループには1月から参加。デビューの日までずっとレッスンの日々を繰り返してきましたけど。その期間が濃かった理由もあるからか、一緒に活動を始めてからまだ5か月くらいとはいえ、メンバーにはもっと長く一緒に過ごしているような感覚を感じています。
Baby'z Breathのメンバーは,、とにかく団結力がすごいです。しかも、1から始めたグループという理由もあって、何かを決めるのにも、メンバーみんなでちゃんと意見を出し合い、それぞれの意見を尊重したうえで決めているように、みんなでグループを作りあげています。そこへ、とても充実感を覚えています。本当に濃い時間を過ごしているからこそ、わたしは今、ここにいることにすごく幸せを感じています。
――最初は、初体面の人たちばかりが集まるわけじゃないですか。みんなが仲良くなったきっかけがあれば教えてください。
瀬戸山さくら わたし、意外と人見知りで、仲良くなれば心を開けるんですけど。心を許すまでに壁を作っちゃうタイプ。だから今のメンバーも、出会ったばかりの頃はなかなか話しかけられなかったんですけど。レッスン後にみんなでご飯に行く機会が生まれ、その機会が増えていった中、お互いの距離がどんどん縮まりだし、気がついたらみんなの仲が急接近していました。
わたしは、以前に大人数のグループでアイドル活動をしていた経験がありました。あの当時は、ライブのたびにメンバーが入れ代わる形でした。今回も大人数のグループですが、変動ではなく固定メンバーだし、自分の衣装もあれば、自分だけの歌割りやパフォーマンスでの立ち位置も決まっているから、そこに幸せを噛みしめています。同時に、大人数グループでの経験は今も生かされています。その経験を今後も生かしながら、みんなと素敵な景色を作っていきたいです。
――続いては、はるねさんに行こうか。
陽葵はるね わたし、アイドル活動は今回が初になります。だからこの1か月間の中、対バンライブに出ること以前に、こうやってライブ活動をやることも、ラジオ番組に出演することも、すべてが初めての体験だから、もう緊張の連続です。でも、もともとアイドル活動をしたい人だったから、お仕事のたびに「あー、わたしはこれをやりたかっかたんだ」と感じることが出来ていたから、すごく貴重な経験にもなっています。
わたし、以前からアイドル活動に興味はあったけど、自分で「向いてないかな?」と思っていました。だからこそ、こうやってグループ活動が出来て、日々の活動を通して自分の可能性を見つけられたのが嬉しいんです。もちろん、自分自身の克服すべき課題もいろいろと見つかり、グループとして「もっとこうしていきたい」願望や思いも見えてきていますけど。活動していく中、日に日にグループへの思いが強くなり、熱量もどんどん上がっているからこそ、個人としても、グループとしても、もっともっと頑張っていきたい気持ちでいます。
――人前でしゃべるのは、やはりドキドキですか?
陽葵はるね すごいドキドキします。だけど、以前に声優の専門学校へ通いながら、人前でおしゃべりをする経験もしていたから、そこでの経験を少しは生かせているのかな?とも感じていますけど。でも、やっぱしドキドキしちゃいます。
――はるねさん、もともとは声優志望??
陽葵はるね もともとは声優志望でした。でも、表現の勉強をしていく中、わたしは「声優もそうだけど、表現をしていく人になりたいんだ」ということに気づきました。表現してゆくという面では、アイドル活動も一緒だと思うからこそ、興味のあったアイドル活動にこうやって挑戦しています。それにBaby’z Breathとして活動を続けてゆく中、いつかご縁があればアニメのタイアップ曲を歌うチャンスだって巡ってくるかも知れないし、そのうえで声優も出来たらなという密かな願望も持っています。
――はるねさんが感じている、アイドルの魅力についても聞かせてください。
陽葵はるね やっぱし、ファンの人たちを間近に見ながらライブをしてゆくことがアイドル活動の魅力だとわたしは思っています。最初の頃は、「わたしのことを見てくれる人なんているのかな??」「わたしのカラーのペンライトを振ってくれる人とかいるかな??」と、すごく不安な気持ちでいましたけど。実際に、わたしの担当カラーのペンライトを振ってくれたり、わたしの名前を呼んでいる声を聞くたびに、「あー、わたしアイドル活動してるんだよなぁ」と感じます。その実感があるからこそ、もっともっとアイドルとしての魅力に磨きをかけながら、その声援をたくさん広げていけたらなと思っています。
――もっともっと、わたしの色のペンライトの光を振ってほしいと。
陽葵はるね わたしというよりも、メンバーみんなの…グループ全体を応援するペンライトの光が増えていったら嬉しいです。
――最後は、凛さんですね。
春奏凛 正直、「まだ1か月なんだ」と感じてしまうくらい、本当に濃い日々を過ごさせていただいています。ありがたいことに、単独公演のチケットが完売。しかも、お客さんたちもすごく盛り上がってくれて嬉しかったです。同時に、今の状況がずっと続くように。これからも、どんどん前へと進んでいけるように、もっともっと頑張らなきゃなという気持ちにもなりました。
わたしは、2月から加入のメンバー。みんなよりも1か月遅れての参加だったし、わたしも人見知りの性格だから、最初の頃はレッスン中に誰ともほとんどしゃべることなく帰ったなんて日もありました。だけどみんなとしょっちゅう会っていく中、自分からもちょっとずつ話しかけていけるようになり、みんな優しいのでしっかり話し相手になってくれるから、本当にありがたいなという気持ちです。
――メンバーとの距離を縮めたきっかけや理由は、何かしらあったのでしょうか?
春奏凛 デビューへ向けてレッスンを重ねる日々が多かったから、自然と一緒に過ごす時間も長くなり、それでちょっとずつ打ち解けていきました。
(2回目へ続く)
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
◆ Baby'z Breathとは
Baby'z Breathは、「Timeless Innocence(永遠の無邪気さ)」をコンセプトに掲げ、成熟した社会にあっても純粋な心を持ち続け、夢や希望を大切にすることの意義を伝えることを目的としています。
メンバーたちは個性を活かしながら、永遠の無邪気さを忘れることなく、音楽やパフォーマンスで世界中の人々を魅了します。
このグループは多様な個性と才能を持つメンバーたちが集まり、互いに高め合いながら、時代を超えて愛される楽曲とパフォーマンスを創り出すことを目指しています。
また、彼女たちの物語を通じて、ファン1人ひとりが自分の夢や願いを実現する力を見つけられるよう、インスピレーションを与える存在であり続けることを願っています。
Baby’z Breath 「どんな未来でも」MIRAI系アイドルSPライブ【20230513】
https://www.youtube.com/watch?v=PaQeqxHOg9o
▼公式Twitter
https://twitter.com/Baby_z_Breath
<メンバー>
明日海まりん @Marin_BabyB南いちご @Ichigo_BabyB
熊本美和 @Miwa_BabyB
花宮まいか @Maika_BabyB
春奏 凛 @Rin_BabyB
天彩レイ @Rei_BabyB
瀬戸山さくら @Sakura_BabyB
猫音シシィ @Sisi_BabyB
陽葵はるね @Harune_BabyB