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2019.11.19

あそびダンジョン|デビュー2年目にて待望の1st シングル発売!MIGIKARAツアーファイナルをライブレポ

11月19日発売の1stシングル 必殺!!忍法「遊戯旋風」 を引っさげた「MIGIKARAツアー」。ファイナル公演となる新宿MARZで開催される東京公演。その直前にインタビューを敢行した。

 

あそびダンジョン

 

ーーあそびダンジョンは、どんなグループですか?

あやの:「大人になってもあそびごころを忘れたくない」をコンセプトにした全員二十歳以上グループです。楽しいを大人になっても伝えていきたい、ちょっとはっちゃけたグループです。

 

ーーデビューしてからまる2年経ちますが、結成当初から変わらないところ、ここは成長したところを教えてください

るな:変わっていないところはライブ。常にパワー全開でみんなやっている。成長したところは、個々のスキル。みんな、もともとポテンシャルが高かったんですけど、この2年でとてもパワーアップしました。個人的には、デビューしてからずっと、アイドルをしていることを大切にして、ライブでアイドルを出し切っている点を大事にしています。

 

そらら:変わったところは、みんな表現力がついた。あそびダンジョンの楽曲は、ただ楽しいだけではなく、劇みたいに役を演じているように表現をしていて、ダンスの経験者もいたけど表現という部分では初めから難しいと感じてて、2年経って自分たちのものに出来てきて、こういう風に表現したら面白いんじゃないかとか、意見を出せるようになったこと。もうひとつは、私たちがステージで楽しんでいるのを見てファンのみなさんが、自分たちもすごい楽しんでいいだ思ってくれて、盛り上がり方がどんどん進化していって、振りコピだったりコールだったり、どんどん増えてきたというのも2年間で変わったところですね。変わらない点というか、私たちは、あそびごころを忘れたくないって言うのコンセプトにやってるので、自分たちが一番楽しもうと毎回のライブを臨んでいるので、楽しむってことは常に心がけています。

 

ーー今までのあそびダンジョンの曲で、好きな曲、おすすめ曲はありますか?

あやの:断然「あそびマスター」です。曲ができた時から、ずっと好きで歌詞に人生は短いから今できることを楽しもうみたいなことや、大人になって色々とあってもあそびごころを忘れちゃいけないよとかそういう感じの内容が曲の中に詰まっていて、大人になったけど小さい時の楽しかった気持ちを忘れないで夢に向かって頑張ろうよ。というようなことが込められてる曲です。

 

ななみ:私は「スウィーティスウィーティラブ」。あそびダンジョンの中でも、とても可愛い曲になってるんですけど、振りに指ハートがいっぱい出てくるところや、大好きだよっていうワードとかもすごい可愛いし、リズムや振り付けも可愛い。あそびダンジョンの可愛いの代表曲。私も可愛いがすごく好きなので、歌っていてルンルンな気分になれるので大好きです。

 

るな:私は「あそびマスター」です。歌詞が好きで、曲調ももちろん好きなんですけど、ふと電車の中で聞いている時もエモくなってしまって涙がポロポロと出ちゃうくらい。自分達に重なる部分が多くて、共感しながら表現できる曲。歌詞は全部文字で読んでもらいたいくらい素敵な歌詞で、一番好きです。

 

なゆた:私は「JAWSにダンジョンするのだ」です。曲調もすごく好きで、途中でセリフが入ってあそびダンジョンらしさが詰まっている曲です。途中、私がサメの被り物をするんですけど、そのことで小さい子にも大人にも、なんだあれみたいな感じで気になる一曲になっているので、この曲をきっかけにライブに足を運んでいただいて生で聞いてほしいなと思います。

 

そらら:「JAWSにダンジョンするのだ」は、ショッピングモールで歌った時、子供受けよかったよね(笑)。私は、みんなの話を聞きながら、迷ってたんですけど「スペシャルスペシャリアソベンチャー」かな。あそびダンジョンの中で一番盛り上がると言っても過言ではないくらい。曲がかかると客席から「やったー」と声が聞こえるくらいファンからも愛されている曲で、すごい盛り上がるのです。可愛い曲とか面白い曲とかいっぱいある中で、この曲はかっこいいジャンルの曲で、歌っている時の自分はかっこいいんだと思いながら踊れる曲。そしてみんなも楽しく盛り上がれる曲です。対バンライブなどでも歌うことが多い曲なので、ぜひ一緒に盛り上がってもらえたらなと思います。

 

ーーMIGIKARAツアーと題して、全国を回ってきて、今日がファイナルですが、ツアーを通しての思い出とファイナルに向けての意気込みを聞かせてください

ななみ:北海道、名古屋、大阪、福岡と色々な所に行って、たくさんの人に見てもらって、集大成と言うか、この数ヶ月での成長をとたくさんの人に見せられたら、いいなって思っています。

 

なゆた:東京含め5箇所で回らせていただいたんですけど、このツアーを通して各地で熱い思いを持って待ってくれているみんなの存在を再確認することができたし、もちろん東京近郊から一緒に遠征してくれたファンのみんなの存在の大きさも感じることができたので、今日この日のファイナルはこの感じた感謝の気持ちを全身全霊でぶつけて過去最高を更新できるような空間にしたいなと思ってます。ツイッターとか見てても初めてあそびダンジョン見て、楽しかったという声を目にして、あそびダンジョンの輪が広がっているのを実感出来たし、これからもっと広がっていければと思っています。

 

ーー1stシングル 必殺!!忍法「遊戯旋風」はどんな曲でしょうか?

そらら:あそびダンジョンの楽曲らしいテンポが早くて今まで通りの楽しい感じを残しつつも新しく和の要素も組み合わさった曲になっています。他のアイドルさんの和要素の曲とはちょっと違った楽しい和風な曲を楽しんでもらえればと思っています。

 

るな:個人的に好きなところはBメロのであやのちゃんとそららちゃんが歌っているところ。演歌調で歌い上げるところがすごいので聞いて欲しいです。サビの中で「ワオ」と掛け声するところがあるのですが、そこがすごく楽しいのでぜひ一緒に掛け声して欲しいです。でもでも、結果全部聞きどころなので、全部聞いて欲しいです(笑)

 

 

ーー結成して丸2年を迎えましたが、3年目やその先の目標はなんですか?

あやの:大きい目標って元々持ってこなくて、まずは目の前のことをみんなでやりたいこととを一所懸命やってきて、たくさんの人にあそびダンジョンを知ってもらうことを目標にしてやってきました。そして、大人でも本気のあそびをしたら、こんなにたくさんの人が付いて来てくれるんだよっていうことを伝えてていくのが最終的な私の大きな目標なので、それをこの先もしっかり伝えていけたらなと思っております。

 

ななみ:私は、小さい子も大人の方も老若男女に通用するようなアイドルグループになりたくて。最近は海外のファンも増えてきているので、海外でライブすることを目標にしています。

 

るな:ライブをする時にみんなと一致団結して、一つの素晴らしい空間を毎回作れるようなグループになりたいです。来てくれたみんなが毎回楽しいと思ってもらえるライブを作り続けること、楽しいを常に更新していきたいし、みんなと共有できるライブという空間をとにかく大切にしていきたいです。

 

なゆた:この2年間を経てメンバー5人とあそび仲間(ファン名称)のみんなと作る空間が私も大好きで、その大好きって気持ちを3年目以降ももっと膨らませて、来てくれるファンの方もどんどん増やしていきたいです。そのため自分が今何をすべきかっていうこと常日頃考えてて、あそびダンジョンがもっと大きくなるために1日1日を大事にすることを心がけていきたいです。

 

そらら:アイドルという枠にとらわれずたくさんの人にパワーを与えられるような人になりたいと思っています。今、アイドル界でいうとBiSHさんとか、ももクロさんなどが一般の方たちにもファンが増えているように、アイドル文化が前よりかは多くの方に浸透してると思うけど、そういう風に単純にアイドルという枠に限らずに、あそびダンジョンが楽しいと思って聞いてもらえる人が増えて、日々嫌なことや辛いことがあった時に元気になってもらえるような曲をこれから届けていきたいなって思ってます。

 

あそびダンジョン

インタビューで彼女たちの、あそびダンジョンやファンに対する熱い思いやこだわりを語ってもらい、その熱量を残したまま、開場となった。ツアーと題しているにも関わらず、入場無料のイベントなったいる本公演、まだまだ多くの人にあそびダンジョンを広めたいという強い意志がうかがえる、それに応えるようにこの日は会場後方までほぼいっぱいになるくらい多くのファンが足を運んでいた。先ほどのインタビュー中でもあったようにあそびダンジョンは、女性ファンや外国人のファンもいて様々な層に届いていることがうかがえる。

 

ライブは、手拍子の煽りから始まり「スペシャルスペシャリアソベンチャー」のイントロが流れると、待ってましたと言わんばかりのファンの気合いがみなぎる。最初から飛ばしていくよ!の掛け声とともにライブがスタート。テンポの速いこの曲に、一気に会場はヒートアップ。あそびダンジョンの楽曲は、リズムがしっかりしているものが多く構成もハッキリとしているのでノリやすいポップチューンばかりだ。自然と体にリズムが入ってくるので初めて見ても楽しい。

 

息をつく暇もなく次々と曲が続く、楽曲ともう一つの特徴は、コミカルなダンス。可愛い要素もあるが「楽しい」「面白い」に振り幅がある、何より運動量が多い。1曲目が終わった時点でメンバーみんなの前髪が吹っ飛ぶくらいには汗をかいている。だがそんなことはものともせずに彼女たちは踊り続ける、そしてファンもそれについて行く。気がつけば8曲連続、ノンストップで続いている曲間なんてない8曲連続メドレーだ。演者にも客席にもドSなセットリストだ。でもそれについていく会場全体の熱量と楽曲の質の高さを実感した。これだけ続けて聞いても一切飽きない、もっと聞きたい聞き続けていたい思えるのだから。

 

8曲連続で歌い終わると1stシングル『必殺!!忍法「遊戯旋風」』のMVが本邦初公開された。和の要素を含みながら、あそびごころ満載で体当たりのコミカルパートも多く、細かいネタがたくさん詰まっている。ぜひ後日公開されるのを楽しみにしていて欲しい。

 

MV終わりでやっとMC。まだ自己紹介もしていなかったんだとやっと気がつくくらい夢中でライブを見入ってしまっていた。このツアーを振り返りつつの一人ずつのコメントは、異口同音、ファンへの感謝、メンバーへの感謝が詰まっており、全員があそびダンジョンを大好きな気持ちが詰まっていた。なゆたもMC中で言っていたがリリースイベントを5人どの会場も欠けることなく駆け抜けたこと、何より2年間ずっとメンバーが変わらずに入れたことが昨今のアイドルシーンでは容易ではないしあそびダンジョンの強さだと感じた。このMC中、5人中3人が事前にカンペを用意してきており、その誠実さも魅力の一つなんだろう。るなの「ファンは家族や友達に紹介したいくらい大好きで誇りです。」という言葉が印象的だった。

あそびダンジョン

ここから後半戦『必殺!!忍法「遊戯旋風」』から始まり、4曲続けてノンストップ。もちろんどの曲も盛り上がりを見せる。このツアーを締めくくる最後の1曲は「あそびマスター」だ。いつも以上に気合を感じるパフォーマンスに客席も応える。「ゴールはまだ先だ」の歌詞とともに遠くを指差し、感謝の気持ちを込めて両手を大きく広げる。歌詞も相まって感動的なツアー最後にふさわしいまさに大団円だ。

 

と、「笙」の音色が流れ始める『必殺!!忍法「遊戯旋風」』のイントロだ。メンバーも知らないまさかのサプライズ追加セットリスト。数秒しかないイントロ中に、これを察し対応、もう1曲難なく歌いこなし、フィナーレを迎えた。このとっさの対応力と体力的には限界であったであろうにも関わらず歌い切るパワーにあそびダンジョンのすごさを見た。

 

写真・取材◎もりたはぢめ

 

<セットリスト>
01.スペシャルスペシャリアソベンチャー
02.ダンジョンパレード
03.スウィーティスウィーティラブ
04.へなちょ好奇心
05.遊言実行!あそびダンジョン!!
06.あそ be ambitious
07.あそび’sブートキャンプ
08.あそびファンファーレ
MV映像:必殺!!忍法「遊戯旋風」
MC
09.必殺!!忍法「遊戯旋風」
10.JAWSにダンジョンするのだ
11.ビビビトネイチャー
12.あそびマスター
ex.必殺!!忍法「遊戯旋風」

 

<プロフィール>
沙倉あやの、伊崎るな、瀬戸そらら、姫乃ななみ、八神なゆたの5名からなるアイドルグループ。
「大人になってもあそびごころを忘れたくない」というコンセプトで2017年10月7日TSUTAYA IKEBUKURO AKビル店にてワンマンライブでデビュー。チケットはソールドアウト!その後も様々なイベントに出演し、個性的な楽曲を武器に人気急上昇中!!

 

<リリース情報>

必殺!!忍法「遊戯旋風」
11月19日発売

 

IV-01

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品番:IV-01
価格:1,200円

IV-02

<s-type>
品番:IV-02
価格:1,200円

IV-03

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品番:IV-03
価格:1,200円

 

 

 

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