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2019.09.29

MISS ME|新衣装お披露目 ミニライブ&リリースイベントをレポート!

グループお披露目から2週間、初めてその姿を見せた地 Space emo 池袋へ新衣装を引っさげて"帰って"来たMISS MEをライブレポートしてきた。

先日、公開したフォトレポート&インタビュー記事も参照していただきたいが、MISS MEは、代々木アニメーション学院と近藤ひさし氏が送る新人アイドルグループ、全国オーディションを行いその中から選ばれた8人組グループだ。

MISSME

オープニングは、ロック調SEに乗って、メンバーひとり、ひとり登場するが、この日はいつもと違うファンの反応。そう、この日の新衣装お披露目は、サプライズだったのだ。白いシャツに前空きのプリーツスカート、よく見るとメンバーひとりづづ少しずつデザインが違う。スカートのデザインやネクタイも異なり、ネクタイにはメンバーの好きな色が入れられている。

ライブは「怪盗グレイ」からスタート。ロックテイストなサウンドに、ちょっと懐かしさを感じるメロディにストーリー性のある歌詞が乗る一曲だ。注目は、Bメロでの円形にフォーメーションを組むパート、前列がしゃがむことで客席からも円になっているようにわかる簡単なようで難しい動きを難なくこなしている。コールを入れやすくなっており一緒に盛り上がれる曲だ。
MISS MEのダンスフォーメーションは、よく練られていて計算されているもので難易度は高い。それをさらっとやってのける彼女たちは、相当な練習を積んできたのはステージをみるだけで容易に想像できる、それくらいパフォーマンス能力が高い。

MISSME

MCを挟み続く曲は、先日発表されたばかりの「Kite」。ギターサウンドから始まるキャッチーな曲、疾走感がある旋律でアニソンのようなテイストものぞかせる、ライブ映えするサウンドは1度聴いたら耳に残る曲だ。この曲ではソロパートがあるのが特徴。まずは「RURI」のソロからスタート、メンバー中、一番大人っぽい容姿の彼女、普段はアンニュイな表情に見えることが多いがライブとなるとかっこよくキメてくる。透明感を感じるのびのある歌声とのギャップも面白い。そこから「NONO」へ続く、端正な顔立ちとおしとやかな立ち振る舞い、普段はなかなか表情を崩すことはないがそこが彼女の魅力だろう。ただライブとなるとそれは一変する、何よりアイドルらしからぬ歌唱力、低音がしっかり出せるあたりは実力の証拠。いつかR&Bやジャズを歌って欲しいくらいの声の持ち主。そして「LINA」へリレー。すごく周りをよく見えているように思える彼女は、MC中やライブ中でもその様子が伺える。ステージ上からの印象にはなってしまうが、メンバーのこと、MISS MEのことをもの凄く考え想っているのだろうと感じてしまう。きっと今のMISS MEの支柱的な存在ではないだろうか。すぐさま続く「HIKARI」は、特典会中の雰囲気などを見ているとムードーメーカーになる予感がする。彼女の魅力は絶やさない笑顔と一所懸命さ。筆者自身はアイドルにとって一番大切なのは、一所懸命さひたむきさだと思っており、彼女はそれを体現しておりそれこそがファンの心を掴む要素だと思っている。「MAYU」には彼女自身が持っているアイドルに対するこだわりをすごく感じる。それはダンスの振りの一つ一つや歌い方や魅せることに長けていて、彼女がいることによりアイドルグループとして芯が一本通っているものとなっている。
サビで「KANO」にバトンタッチ。彼女はなんと言ってもダンスが素晴らしい。おそらく何かしらのダンスをやっていたのだろうという動きを見せ、ポーズひとつひとつをしっかりキメてくる。身体全体の動き、顔の角度や指先まで神経が通っている。MISS MEはメンバー全員ダンスのクオリティは高いが、KANOとこのあと記述するRIE、HARUがいるおかげでもう一段高いクオリティになっている。サビの続いての担当は「RIE」、彼女の注目もダンス。ダンスのレベルはKANOに負けじと高く、さらにダンスの時の表情が素晴らしい、普段は可愛らしいが、ダンスの時は攻めの表情を見せる。パフォーマンスへの情熱を引き込まれてしまいそうな眼差しから感じる。「HARU」はこの日は欠席だったが、長身で手足も長いスタイルのよさと幼さと大人っぽさが同居する表情から大器を感じさせる。見た目のかわいさと対照的に低めの声色もグループ全体のアクセントとなっており、ダンスと歌唱が高いレベルでバランスが取れている。
このように個性溢れる8人でソロパートをリレーしていく「Kite」はMISS MEを代表する1曲になっていくだろう。

続いては、「グレンチェックのワンピース」。今のアイドルシーンにマッチしたサウンドとミディアムテンポの曲に、未来への一歩を踏み出す内容の歌詞が、彼女たちが進む未来への決意を感じる。
ラストは、12月3日に発売するデビューシングルの表題曲「空想カブリオレ」で締める。将来、大型野外フェスのステージに立ちたいという目標を持っているMISS ME。その夢を実現するためかのような、誰にでも親しみやすいサウンド。バンドサウンドの中に間奏で入る金管が懐かしさも感じ、よいアクセントになっている。

MISSME

より多くの人たちに受け入れられるような懐かしさも感じるやさしいサウンドに、疾走感や透明感を兼ね備えた楽曲。結成されたばかりで、まだまだ荒削りな部分もあるがメンバー個々の個性がより研かれた時に、どんなグループになっているのか将来が楽しみに感じた。これからのMISS MEにぜひ注目していただきたい。

 

取材◎もりたはぢめ

 

Twitter:@missme_official
ホームページ:https://www.missme.jp/

 

 

【LIVE INFORMATION】

1st ワンマンライブ 開催決定!!
【日時】2019年12月7日(土)、8日(日)2Days
【会場】Shibuya Milkyway
その他、詳細情報は、公式サイトにて順次発表!


リリースイベント情報

■9/29(日) 18:00
会場:エンタバアキバ

■10/4(金)19:00
会場:space emo池袋

■10/5(土)①13:00 ②15:30
会場:タワーレコードアリオ川口店

■10/6(日)①13:00 ②15:30
会場:新星堂サンシャインアルタ店



他、続々開催予定!!
 


【MISS ME 商品情報】

 

デビューシングル「空想カブリオレ」リリース決定!
発売日:2019年12月3日(火)

 

 

Type-A(UXCL-215)
収録曲「空想カブリオレ」「怪盗グレイ」「空想カブリオレ(inst)」「怪盗グレイ (inst)」

Type-B(UXCL-216)
収録曲「空想カブリオレ」「タイトル未定」「空想カブリオレ(inst)」「タイトル未定(inst)」

Type-C(UXCL-217)
収録曲「空想カブリオレ」「タイトル未定」「空想カブリオレ(inst)」「タイトル未定 (inst)」

 

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