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しらいみさ、どんな人でもパリピな心に染め上げて笑顔にしていく、最高のライブ塾じゃないか!!

シンガーのしらいみさが、『自分なりのやり方で地元室蘭を大切にしていこう』という思いを込めた企画であり、『オトノダチ』を増やすことを目的としたライブを、6月7日に東室蘭にあるライブハウスのKMC HALLで行った。この日は、しらいみさを筆頭に、Mi:m/2nd Revolt/ThreEDics/GHOSTYBUCK/TURNING POINT/ザ・フミ・ヘンドリックス・ エクスペリエンス/終末処理場が、イベントを彩った。ここに、しらいみさのライブの模様をお届けする。

幕が開いたその先には、バンドを従えた"しらいみさ"の姿が。彼女はファンキーでダンサブルな楽曲に乗せ、手を左右に大きく振りながら観客たちを煽りだす。その姿に向けて、観客たちも大きく手を振っていたように、彼女は最初から場内に気持ちを一つにした景色を作りだしていた。ときに言葉を突き刺すように凛々しい声を響かせ、しらいみさは冒頭からこの会場を、アゲたパーティーな空気に染め上げていった。
続く『アンパンナコッタ』でも、しらいみさは身体を上へ上へと揺らすファンキーなダンスチューンを通して、この場を華やかなダンスパーティーの場に染め上げた。リズムに乗せて、彼女は軽やかにライムを刻む。言葉と演奏のリズムが心地よくシンクロするからこそ、手をハンズアップして騒ぎたくなる。本人も「どうしよう、気持ちよくなっちゃった」と、興奮を隠せずにはしゃいでいた。
パーティーは止まらない。ダンスナンバーの『ぎょへん』では、バンドメンバーがより深いグルーブを描きだす。しらいみさも、身体を揺さぶる言葉の弾丸を早口で次々と繰り出し、観客たちの手と身体をガンガンに揺らしていった。

みんなの背中を押す応援歌『しらい塾ゼミナ〜ル』では、ムーンプリズムパワーを駆使して変身し、応援バットを手に観客たちを煽りだした。強気な姿で、オラオラと煽る姿に気持ちを煽られた観客たちも、気づいたら声を張り上げ、ときに三三七拍子を打ちながら騒いでいた。曲を重ねるごと、その場を熱狂するスタジアムの応援席のように染め上げる手腕は、流石だ。
MCでは、室蘭で生まれ育ったしらいみさが、札幌へ活動の拠点を移しながらも、なぜ再び室蘭で積極的に音楽活動を行うようになったのかを熱く語っていた。
両親に向けて作った歌の『ぎぶそんと乾杯』では、優しく響くギターの音色に乗せて、込み上げる思いと言葉を届けるように歌うしらいみさの姿があった。アガるパフォーマンスも彼女の魅力だが、胸の内に抱いた思いを素直に届けるように歌う姿も、しらいみさに惹かれる魅力だ。途中からバンドの演奏が加わり、思いが、より強い熱を持って胸に響きだす。気づけば瞼が滲んでいたのも、それだけ感情移入して歌った曲であり、"命"を持った曲だからだ。

とてもハートフルな音色が流れだす。『さくら』では、この場にいる人たちと心と心を繋ぐように、しらいみさは、振りあげた手を左右に大きく振りながら歌っていた。サビで観客たちと声を交わしながら、歌を通して気持ちと気持ちを結び合う。そんな素敵な瞬間を味わえていることが嬉しかった。
しらいみさは、最後に超強烈なファンキー&ディスコナンバーを繰り出し、この場を、今まで以上に派手に盛り上がるダンスパーティーの場に染め上げた。煽る彼女の声に刺激を受けた人たちが、大きく身体を揺らし、ときにクラップをしながら、跳ねたビートと高速で繰り出すアッパーでアゲなラップや歌に興奮を覚え、胸をドゥッキンドゥッキンしながら祭り上がっていた。 終盤には、フロア中の人たちが、演奏に合わせて高く、より高く飛び跳ねる。一体化したこの興奮と楽しさこそが、しらいみさのライブの魅力だ。それをしっかりと見せつけたライブだった。

止まぬアンコールの声を受けて、再びステージへ。アンコール曲を用意していなかったこともあり、再び『しらい塾ゼミナ〜ル』を演奏。しらいみさの振りに合わせて、観客たちも一緒に振りを真似、「フレー!フレー!」と熱い声を張り上げ、KMC HALLを祭りの場に染め上げていった。しらい塾、どんな人でもパリピな心に染め上げて笑顔にしていく、最高の塾じゃないか!!

TEXT:長澤智典
