FEATURE
AKB48 向井地美音 卒業公演
4月30日(木)AKB48劇場にて、3代目 AKB48グループ総監督を務めた向井地美音のAKB48メンバーとして最後の舞台となる卒業公演を行った。
●“歴代最⻑の総監督” 3代目AKB48グループ総監督を務めた向井地美音がAKB48を卒業!
「AKB48の向井地美音だったことを一番の宝だと思って生きていきます。AKB48は私の夢であり、⻘春であり、人生の全てでした」2013年にAKB48 第15期生として加入してから約13年、グループの中核メンバーとして活躍してきた向井地美音。2014年リリースの38thシングル『希望的リフレイン』で初の選抜入りを果たし、2016年リリースの44thシングル『翼はいらない』で表題曲初センターに抜擢。2019年には3代目AKB48グループ総監督に就任し、コロナ禍という未曾有の困難の中でもグループを牽引した。歴代総監督の中で最も⻑くその任を務め、2022年には総監督と兼任でチームAキャプテンにも就任。2024年に総監督を倉野尾成美に引き継ぎ、昨年12月にグループからの卒業を発表した。加入前からのファンであり、2018年に実施した「AKB48グループ センター試験」では1位を獲得するなど、自他共に認める“AKB48愛No.1”。
先日4月3日(金)国立代々木競技場第一体育館で行った卒業コンサートは、大勢のOGメンバーもサプライズで駆けつけ、彼女の“AKB48愛”を象徴するような温かいコンサートとなった。そして、4月30日AKB48劇場での卒業公演をもって13年間のAKB48人生に終止符を打ち、新たなステージへと進む。
13年前、自身の劇場公演デビューを飾った「パジャマドライブ」公演の1曲目『初日』で卒業公演は幕開け!続いて、峯岸チーム4時代の「手をつなぎながら」公演から『チャイムはLOVE SONG』、峯岸チームK時代の公演「最終ベルが鳴る」から『ボーイフレンドの作り方』を披露。劇場での軌跡を辿るような構成で、オープニングから観客の熱気を一気に高めた。開演前の影ナレから号泣していた向井地ですが、冒頭のMCでは「開演前に泣き過ぎてしまったんですけど、ここに立ってみたら本当に楽しくて、いつもの劇場の安心感を感じて、すごく幸せだなと思います。先に涙を流した分、最後まで笑顔で行けるかな...?」といつも通りの笑顔を見せた。
中盤には、劇場リニューアルオープンとともに開幕した「ここからだ」公演より、自身初の劇場公演オリジナルメンバーとして参加したユニット『振り向きざまのキッス』を伊藤百花・福岡聖菜とパフォーマンス!さらに、チームAキャプテン時代の「重力シンパシー」公演から『女神はどこで微笑む?』を披露するなど、思い入れの強い劇場公演曲を次々とたたみかけ、本編最後は初めて表題センターを務めた楽曲『翼はいらない』で締めくくった。アンコールでは、向井地のAKB48人生を振り返る軌跡映像が流れ、ピンクのチェック柄の卒業ドレスに身を包んだ本人がステージに登場。自身の卒業ソングである『向かい風』を仲間達と目を合わせながら歌い上げ、『大声ダイヤモンド』ではキラキラの笑顔でパフォーマンスを届けた。卒業スピーチでは「セットリストは自分が劇場でやってきたオリジナル公演の中から一曲ずつ思い出を振り返るような形で披露させていただきました」と目を潤ませながらコメント。メンバーには「“向かい風もいつか追い風になる”ということを、1番はメンバーのみんなに伝えたい。みんなにもこの先いろんなことが待ってると思うけど、⻘空を諦めないでほしいです」と優しく語りかけ、ファンには「みんなのおかげで私のアイドル人生正解だったな、やりきったなと思うことができました」と心からの感謝を伝えた。
そして、ラストナンバーとして選んだのは、向井地が「AKB48楽曲の中で一番好き」と語る『引っ越しました』。13年間の想いを乗せたパフォーマンスに、ファンもこの日一番の「みーおん」コールで応え会場が一つに。「AKB48の向井地美音だったということを、これからの人生で一番の宝だと思って生きていきます。AKB48は私の夢であり、⻘春であり、人生の全てでした」と最後までAKB48への愛を伝えた。先輩メンバーの卒業やコロナ禍など、まさに“向かい風”が吹いている時代もグループを献身的に支えてきた向井地。そんな彼女が駆け抜けてきた13年間を労う温かい拍手に包まれながら、卒業公演は幕を閉じた。
●向井地美音 卒業スピーチ全文
ついにこの瞬間が来ちゃいましたね、また泣いちゃうんですけど...。卒業公演のセットリストは自分が劇場でやってきたオリジナル公演の中から一曲ずつ思い出を振り返るような形で披露させていただきました。みなさんも「この公演よく観に行ったな」「このチームだったみーおんに出会ったな」とか思い出してくれてたら嬉しいです。卒業コンサートもやりたいこと全部詰め込ませていただけてすごく幸せだったし、それでも入りきらなかったのが劇場でも思い出とかチームだったので、最後は劇場での思い出・景色をもう一回今のメンバーのみんなと見れたらと思って、この演目にさせていただきました。開演前は泣いてちゃったんですけど、公演中は本当に楽しくて、劇場というのが私たちメンバーにとって一番安心できる原点だったんだなと、最後の最後まで肌で感じることができました。ファンのみなさんの笑顔とか、大きな“みーおんコール”とか、13年でこんなにたくさんの愛に出会うことができたんだなと噛み締めさせていただきました。いつも生誕祭とかスピーチは一言一句ちゃんと考えるタイプだったんですけど、今日は本当にあんまり決めずにその場に立ってみて、素直に出る言葉を伝えれたらなと思います。卒コンの時は、自分のAKB48人生を通して伝えたかったことを言えたので、それぞれのみなさんに感謝を伝えたいと思います。
まずはスタッフのみなさんから。卒業発表してから、今日までの間にも、楽曲もそうですし、卒業ソングとかミュージックビデオとか、可愛いグッズだったりとか、こういうドレスとか。お花とか演出とか、本当にもういろんなことを、スタッフのみなさんの愛情で叶えさせていただいて。こんなに私、幸せな卒業させてもらっていいのかなっていうぐらい幸せでした。本当今まで以上にスタッフのみなさんとも深くお話しさせてもらう機会とか、最後に感謝を伝えさせてもらう機会がすごく多くて、本当にAKB48ってこういうたくさんのスタッフのみなさんがいらっしゃって、そのおかげで私たちはこんなキラキラしたステージに立てているんだなっていうのを、最後の最後に改めて感じられたというか。13年間、私を育ててくださったすべてのスタッフのみなさんに、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
そして、メンバーのみんな。メンバーの顔を見ると泣いてしまうという特徴があります(笑)。やっぱり、ちっちゃい時から芸能界もやってきて、学生としての⻘春をあまり満足に過ごせたわけではなかった私にとって、いろんな年齢のメンバーがいて、同世代だけではなくなってしまったけど、そんなみんなと過ごした時間が一番の⻘春でした。学校のクラスメイトみたいでもあり、兄弟みたいでもあり、家族みたいでもあり、そして何より同じ夢を目指す仲間でもあり...本当にそんなみんなに出会えたことがすごく幸せだったなって思います。この13年でたくさんの先輩方を見送ってきたりとか、その時々で自分の支えになってくださったメンバーってたくさんいらっしゃるんですけど、みんなが卒業していった時に「私の卒業を誰が見送ってくれるのかな」って思ったりもしたけど、今日こんなに大好きなみんなが隣にいてくれて、同じステージに立ってくれて。最後の最後までAKB48で幸せな時間を過ごすことができたなって思いました。卒業コンサートで一番伝えたかったことは、本当に『向かい風もいつか追い風になる』っていうことだったんですけど、それはもちろんコンサート会場にいらっしゃったみなさんに伝えたい気持ちだけど、一番は私はメンバーのみんなに伝えたくて、そういうお話をさせてもらいました。絶対にみんなにもこの先いろんなことが待ってるって思うけど、⻘空を諦めないでほしいです。今日『僕の太陽』を歌ってる時も、まさにメンバーに対しての気持ちだなって思いました。AKB48の歌詞を歌ってる中で『君』っていう言葉がその時々によってメンバーだったり、ファンのみなさんだったり、AKB48に対してだったり、いつもそういう風に重ねて歌っていたので、その気持ちが今日の公演でも伝わっていたら嬉しいなって思いました。メンバーのみんな、本当にありがとう!
そして最後は、ファンのみなさん。もうすでにちらほら泣いてくれていて、嬉しいなって思ってるんですけど。昨日は最後の握手会ということで、本当ギリギリまでみなさんと直接お会いさせていただく時間作らせてもらいました。私がAKB48に入ったのって、自分自身がすごくAKB48が好きで夢だったし、自分が⻘春したかったし、よくよく考えたら、自分自身のために私はAKB48になったと思うんです。でも、握手会でみんなの話をたくさん聞いてる中で、そんな私の存在が少しでもみんなの人生に影響を与えてたりとか、頑張ろうっていうパワーだったりとか、光になれていたのかもって思いました。すごく自分に自信のない私だけど、みんなのおかげで「私のアイドル人生、本当に正解だったんだな、やりきったな」って思うことができました。私はAKB48にすべてを捧げてきたので、卒業する時はもう表の舞台に立つことはないんじゃないかなって昔から思ってたし、そうしようってなんとなく決めていて、かっこよく去ろうって思っていたけど...こうやって卒業が近づいてきて、やっぱりみんなのことが大好きすぎて。みんなと会えないって無理だし、これからもずっと一緒に⻘春していきたいなって思っています。あまり先のことはまだ決まってないし、どんな人生が待ってるか分からないですけど、絶対にまたみんなと会えるので、その時まで待っていてください。13年間こんな私のことを愛してくれて、応援してくれて、推しメンにしてくれてありがとうございました!」
5月からは「AKBオタクに戻ります」っていう話もしたじゃないですか。それはもちろんそうだなと思いつつ、こんなに泣いてるけど、やっぱりまだどこか実感が湧いてない自分もいたりして「なんでだろう?」って思ったら「卒業してもずっとAKB48の気持ちなんだろうな」って思ったんですよね。現役でAKB48にいる中でも、劇場に出れない何か月とか、握手会がない何か月とか普通にあるように、私の人生も多分これからその時間がたまたま⻑いだけで、ずっと心の中ではAKB48だと思い続けて......おかしいか(笑)でも、AKB48の向井地美音だったっていうことを、本当に自分の人生の一番の宝物として生きていきます。これからも向井地美音、そして、まだまだ未来に向かって進んでいくAKB48の応援をよろしくお願いします!
これからのAKB48の活躍を誰よりも楽しみにしてるし、みんなのAKB48としての物語を、いいことも悪いことも含めて、そういう物語をいっぱい見れるのをすごく楽しみにしてます。そしてみんなが頑張って歴史を積み重ねた先に、また30周年とか、40周年、50周年っていう未来が待ってるとしたら、いつかそこに呼ばれるぐらいビッグになれるように頑張ります(笑)これからもAKB48、そして、元AKB48であった自分に恥じないような、人生を送っていきたいなって思っております。本当にありがとうございました!
©AKB48
●イベント概要
公演名: 向井地美音 卒業公演
日時: 2026年4月30日(木)18:30開演
会場: AKB48劇場(東京都千代田区外神田4-3-3 ドン・キホーテ秋葉原8F)
出演: 【AKB48 現役メンバー 23名】
向井地美音・伊藤百花・岩立沙穂・大盛真歩・小栗有以・倉野尾成美・坂川陽香・佐藤綺星・下尾みう・鈴木くるみ
髙橋彩音・田口愛佳・千葉恵里・徳永羚海・⻑友彩海・永野芹佳・橋本陽菜・花田藍衣・福岡聖菜・武藤小麟
八木愛月・山内瑞葵・近藤沙樹
●セットリスト
overture 2.0
1 初日 向井地・岩立・大盛・小栗・倉野尾・下尾・鈴木・髙橋・田口・千葉
⻑友・永野・橋本・福岡・武藤・山内
2 チャイムは LOVE SONG 向井地・伊藤・大盛・小栗・坂川・佐藤・下尾・鈴木・髙橋・田口
徳永・⻑友・橋本・花田・八木・近藤
3 ボーイフレンドの作り方 向井地・伊藤・岩立・倉野尾・坂川・佐藤・千葉・徳永・永野・花田
福岡・武藤・八木・山内・近藤
MC1
4 振り向きざまのキッス 向井地・伊藤・福岡
MC2
5 女神はどこで微笑む? 向井地・岩立・倉野尾・千葉・永野・福岡・武藤・山内
6 摩天楼の距離 向井地・大盛・小栗・下尾・鈴木・髙橋・田口・⻑友・橋本
7 そばかすのキス 向井地・伊藤・坂川・佐藤・徳永・花田・八木・近藤
8 僕の太陽 ALL
MC3
9 翼はいらない ALL
アンコール
EN1 向かい風 向井地・岩立・大盛・倉野尾・鈴木・田口・千葉・花田・福岡・武藤・山内
EN2 大声ダイヤモンド ALL
MC4
EN3 引っ越しました ALL
