4月21日（月）、「青春と共に、青春を謳歌する」6人組アイドルグループ・セツナソウが、白金高輪SELENE STUDIO SELENE b2にて、瑞々しいパフォーマンスとともにデビューを果たした。「セツナハジメ」と題して行われたデビューライブには、手羽先センセーション・空想ロマンス・ハニースパイスRe.などの豪華なゲストに加えて、同月19日にプレデビューとなる2マンライブをともに開催したキミと永遠にが参戦。OAを担当したハイシー練習生も含めて、全6組の大ボリュームなお披露目ライブとなった。

まず初めに、ハイシー練習生の各ユニットが初々しいながらも熱のこもったパフォーマンスを披露。セツナソウもハイシー練習生の期間を経て正規ユニットとしてデビューを果たしたこともあり、彼女たちの未来が俄然、楽しみになった。

続いては、先日の2マンライブで楽曲をシャッフルしてパフォーマンスをするなど、グループの垣根を超えて仲睦まじい姿を見せてくれたキミと永遠にが登場。早速、近未来的なミュージックに合わせてキレのあるダンスを披露する。さらに、拳を突き上げながらクールな表情を見せたかと思えば、重低音が響くダンサブルな楽曲でメンバーが躍動するなど、多彩なパフォーマンスで観客を魅了。最後はセツナソウのデビューを祝福しつつ、笑顔あふれるステージングで会場を盛り上げてくれた。

横並びで1人ずつステージに登場したのは、6人組アイドルグループのハニースパイスRe.。それぞれのカラーに合わせた色とりどりの衣装をまとい、キュートなパフォーマンスを披露した。ステージから手拍子を促したり、フロアに向けて指さしアピールをしたりと、観客も巻き込んでライブを作り上げていく。ハッピーな楽曲も相まって、会場は多幸感に包まれる。

その後、真っ白な衣装で登場したのは昨年12月にデビューしたばかりのアイドルグループ・空想ロマンス。陽気なマーチングサウンドで登場した4人は、テンポのいい楽曲に合わせてステージを躍動する。ワクワクやうっとりを届けたいという言葉のとおり、楽曲ごとに雰囲気の変わるパフォーマンスは観ていてまったく飽きることがない。現在は、4人でのパフォーマンスとなっているが、ステージに光が差すような眩い輝きを間違いなく見せてくれた。

暗転したのちに現れた手羽先センセーションには、登場時から大きな歓声が上がる。疾走感のあるナンバーに合わせて力強い歌声が会場に鳴り響くと、フロアは徐々に熱を帯びていく。エネルギッシュなダンスに魅了されていると、壮大なストリングスが会場にこだまするなど、グループの多彩な一面をワンステージで見せてくれた。最後の楽曲では、最前までメンバーが近づいてフルパワーのパフォーマンスを披露。会場のボルテージを最高潮まで高める圧巻のステージングだった。

そして、満を持して最後に登場したのが、本日（4/21）がデビュー初日のライブとなるセツナソウの6人。グループカラーである爽やかな縹色の衣装で登場すると、会場のあちこちからメンバーの名前を呼ぶ声が聞こえる。スタートに選ばれたのは、爽やかなロックサウンドで奏でられる「アオハルスニーカー」。アップチューンなナンバーに合わせた瑞々しいパフォーマンスで、早速、会場にいる観客の心を掴むと、立て続けに「制服ドリーマー」を披露。縹色の衣装がより映えるようなリズミカルなダンスに、会場も大きな盛り上がりを見せた。

その後、自己紹介を挟んで披露された「刹那リフレイン」は、青春を想起させる爽やかなロックサウンドが特徴的。メンバーが一列に並ぶパフォーマンスに目を奪われていると、ピアノの旋律が鳴り響いて「空が笑う」がスタートする。奥のスクリーンに映し出された空を背景にして、メンバーが軽やかにステージ上を舞うように踊る姿に思わず見惚れてしまうほど。豊かなハーモニーとダイナミックなダンスが印象的な「未完成エピローグ」が始まる頃には、会場はすでにセツナソウのエバーグリーンな世界観に染まっていた。

そして、ラストに披露されたのは、先日MVが公開されたばかりの「これが、青春。」。セツナソウの花言葉として掲げられた「君との青春を永遠に。」を体現するような歌詞が印象的なナンバーは、輝かしい青春に少しの切なさを含ませて、デビューを心待ちにしていた観客のもとへと届けられた。

パフォーマンス後は「これからたくさんの人に知ってもらえるようにがんばります！」と力強いメッセージを会場に送り、セツナソウのデビューライブは終演。参加したアイドルグループの先輩たちから送られた温かい祝福の声を胸に、セツナソウが新たな一歩を踏み出した。









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