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2022.11.30
シュユノトキ

シュユノトキのメンバーらは誓った未来を自分の手でつかもうと、声を高らかに歌い踊っていた。 ガルポライブショー シュユノトキ編

11月16日(水)、秋葉原パームスを舞台に「Galpo! Live Show Vol.17~1st Anniversary SP~」が行われた。出演したのが、藍色アステリズム/ラストノート/純真アムレット/ステラリオン/恋情アークライト/ニコニコ♡LOVERS/ゆるっと革命団/つばプリ/ダンシングシンデレラ/LOVE IZ DOLL/Cassie Te Light/シュユノトキ/夢色彩∞アンフィニー。この日は、マスク越しなら声出しOKの環境で行われた。  
  この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここではシュユノトキのライブの模様をお届けします。

シュユノトキ


 「2022/8/12(金)ライブデビュー。「シュユ(須臾)」とは一瞬を意味します。この一瞬の時間を大切に、そして、その一瞬に思いを込めてあなたに私たちを伝えていきたい」をテーマに活動中のシュユノトキ。

 「その一瞬を」大切に見逃すな。シュユノトキのライブは、ドラマを描くように『12月32日』からスタート。彼女たちのライブには、これから何かが起きそうな嬉しい緊張感が満ちていた。その期待感を歌い踊りながらメンバーらが醸しだすからこそ、その先にどんな物語が生まれるのかを追いかけたくなる。この日は、マスク越しなら声出しOK。フロアから熱いエールが飛び交えば、その声も力に変えながら、彼女たちは、自分たちの生き様を凛々しくもドラマチックな展開を見せる楽曲に乗せて伝えていた。途中、メンバーたちが拳を突き上げて煽る場面も登場。親しみやすいのに心地好い緊張感を覚えるのが嬉しい。
 
  続く『ギアスター』も、華やかでドラマチックな楽曲。気持ちの内側に抱えた想いを少しずつ解き放つように歌いながら、サビでは胸に抱えた想いを爆発させるよう彼女たちは高らかに歌っていた。ずっと華やかなわけではない。一番輝きたいポイントへ向けて気持ちをジワジワと高め、サビ歌で一気に感情の花を咲かせるように6人は歌っていた。歌詞に綴られた思いと同じ思いに心を染め上げて歌うからこそ、握った拳や伸ばした腕にも強い熱情が漲っていた。その姿に心が強く惹かれる。

 力強く腕を振り上げ星空へ願いを駆けるように、彼女たちは『ほうき星』を歌いだした。けっして眩しいだけが青春じゃない。その眩しさに憧れるように想い焦がれる姿も、十分に眩しい青春だ。シュユノトキのどの楽曲にも、ドラマが詰め込まれている。それは憧れや願いという、キラキラと輝くための原石となる想い。6人は歌声やパフォーマンスを通して、それに磨きかけ続ける。だからこそ、シュノトキの描く青春物語がどんどん輝きを放ちだす。そのドラマのヒロインになった彼女たちの姿に、想い焦がれてゆく。

  シュユノトキは最後に『START』を凛々しい声で歌いだした。とても爽やかな、心の闇を吹き飛ばすような楽曲だ。彼女たち自身が、今を超えて、自分を輝かせる未来をつかもうと、胸の内に抱えた想いをすべて吐き出すように歌っていた。何があっても夢や未来をあきらめたくはないし、この手でしっかりとつかみたい。メンバー自身が未来をつかもうとする強い意志を持った少女たちになり、心の中で始まりの鐘を鳴らしていた。自分の弱い気持ちをこの場で振り切り、次の舞台へ向かって駆けだすようにと。誓った未来を自分の手でつかもうと、声を高らかに歌い踊っていた。ドラマを描くその姿に、ずっと心が惹かれていた。この曲はサブスクで配信中。ぜひ耳にしていただきたい。


PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典

 
<インフォメーション>

シュユノトキ
https://twitter.com/syuyunotoki
 

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