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2021.01.31
JAPANARIZM

JAPANARIZM髙木由莉愛卒業公演を開催。「私はJAPANARIZMってユニットにいれて、本当に幸せでした」

祭囃子系アイドルグループJAPANARIZM・リーダー髙木由莉愛の卒業公演『髙木由莉愛卒業ライブ』が2021年1月30日東京キネマ倶楽部にて開催された。

 

髙木由莉愛は、2016年5月24日にデビューした「はっぴっぴ」の初期メンバーで、はっぴっぴを前身として2019年11月11日にデビューしたJAPANARIZMのリーダー、そして唯一の初期メンバーとして活動していた。
そんな髙木だが、JAPANARIZMを卒業して”お祭り系アイドルグループ”FES☆TIVEに加入することを2021年1月頭に発表し、まさかの電撃移籍に世間を大きく騒がせた。
そんな髙木由莉愛の卒業公演ということで、会場には数多くのファンが駆けつけた。

JPN

まずライブの幕開けを飾ったのは、テンシメシとはっぴっぴの一部メンバーがコラボしたプリュの派生ユニットの”はっぴメシ”。
現在テンシメシ໒3として活動中の中川珠里・江口結香と髙木による3人組のユニットだが、今日はそれぞれのメンバーが髙木由莉愛の歴代衣装を身にまといステージIN。テンシメシの楽曲を披露し、満席の会場を温めた。

MCではそれぞれのメンバーが自己紹介と合わせて担当メシを発表。髙木由莉愛が、「担当メシは、みなさんの愛です♥」と言うと、客席は事前に打ち合わせをしたかのように静まり返って、ライブ開始直後から髙木恒例のダダ滑りを見せた。

3曲目の「花よ咲け!咲け叫べ!」では、事務所のベテランメンバーである3人で抱き合って早速涙を目に貯めるシーンも。髙木と江口は元々”はっぴっぴ”の初期メンバーとしてプリュに入所し、約4年間の月日を共に過ごしてきた戦友(※江口は事務所を既に退所)。そして中川も、髙木が事務所に入所する以前からプリュに所属しており、公私共に仲良く過ごしていた仲間だ。きっと今までの数々の思い出が脳裏に蘇ったに違いない。
既に、今日のライブは涙なしには見られない予感がする。

JPN

続いては、”はっぴっぴ(初期メンバー)”のステージ。
はっぴっぴのSEが流れると会場のボルテージは一気に上昇した。こちらもはっぴメシと同様、各メンバーが髙木由莉愛の歴代衣装を身にまとって、東京キネマ倶楽部のステージ階段上から登場。

ステージが一気に暗転し、後方のスクリーンに「はっぴ着てはっぴっぴ」のMVが映し出されると、声が出せない会場で、思わず期待に息を飲む客席のファン。

今はそれぞれの道を歩んでいるはっぴっぴ初期メンバーが揃ってライブをするのは、実に3年以上ぶりだ。
“はっぴっぴ”のメンバーとして活動するために、寮暮らしをすることを決心して一人東京に上京してきた髙木由莉愛。
そんな髙木が東京のステージで初めて披露した「はっぴ着てはっぴっぴ」を初期メンバーで歌い踊るこのステージに、会場にいる人全員が”エモい”と感じたに違いない。

続いて、「NO祭り , NO人生」を披露。
ブランクがあったとは思えない堂々としたステージに、見ていて思わず楽しくなってきてしまう。「日本一楽しい汗をかけるLIVE」まさにその言葉がぴったりなライブステージだ。

MCではメンバーそれぞれデビュー時の年齢で自己紹介。今は全員お酒が飲める年齢となったが、髙木由莉愛が東京でデビューしたときにはまだ10代だったことを思い出す。

続いて「祭囃Dancing!」を披露し、ラストは「打倒!諸行無常」で締めくくり。

現在のJAPANARIZMにも受け継がれているこの名曲だが、コール禁止にも関わらず、会場からはコールが聞こえてきているのではと錯覚してしまうような熱い盛り上がりを見せた

 

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そしていよいよJAPANARIZMのステージ。会場からは緊張感や期待、いろいろな空気感が立ち込めた。

「お神輿フロンティア」でJAPANARIZMのステージはスタート。
今日がこのメンバーで最後のライブという寂しさが全く感じられない心からステージを楽しんでいる全力笑顔の表情に、やっぱりこれが髙木由莉愛のステージ、JAPANARIZMのステージだと感じさせられる。
その日そこにいるファンに、自分の今の全力を注ぎたい・届けたい、そんな髙木の気概が感じられるパワフルなライブだ。

3曲目は「JAPANAFLIGHT」。
ライブ毎に西村彩有里のアレンジでセリフが変わる内容になっている出だしの機内アナウンスは、「これからのゆっちゃんの未来を全力で応援していくよ!」と、ポジティブ全開な内容。
これからの髙木も、JAPANARIZMも、ぐんぐんと上昇していくに違いない。

しんみりすることなく明るく元気なMCがあけて、「激推し!Pinky Girl」。
この曲はJAPANARIZMで披露するのは初めての楽曲で、はっぴっぴ時代に作られた髙木のセンター曲だ。今日の本番のために特別に練習したという。
可愛らしい振り付けに、’ボク’が’Pinky Girl’に出会って恋に落ちるという淡い恋を描いた内容の楽曲だが、間奏では突然のデスボイスにヘッドバンキング。髪飾りがとれてもなおヘドバンをするこの全力投球具合は、JAPANARIZMの魅力のひとつだ。

続いて、「曇天バタフライ」「RUNNIN‘UP」と、JAPANARIZM楽曲の中ではクールなテイストの楽曲を2曲続けて披露し、会場の雰囲気はガラッと一変。
RUNNIN’UPの髙木の歌唱パート『振り向かないことさ前進』は、今までのどのライブよりも力強く、髙木の決心が感じられた。

続いて、JAPANARIZMで実施したクラウドファンディングにて見事目標を達成してMVの制作が叶った「OK!!」
この曲は髙木が卒業した後のJAPANARIZMでも、代表曲として輝いていくに違いない。

MCでは、メンバー手作りの卒業証書と、有志のファンによって用意された花束が渡され、お礼として髙木からの手紙が読まれた。
手紙には、メンバーへの感謝の思い、ファンへの感謝の思いが綴られた。
「最後は笑って終わりたい」そう言ってライブは遂にラストスパートへ。

ラストスパートは「合言葉はとおりゃんせ」「ワガママ女リティ」と続き、メンバー一人ひとりが今を噛みしめるように、それでいて笑顔のパフォーマンスを繰り広げた。ステージを見ていると今までのいろいろなステージが鮮明に蘇り、髙木がはっぴっぴ時代からずっと築き上げてきたものが、今こうして結晶となって、受け継がれ今に繋がっているのだと感慨深くなる。

ラストの曲は、髙木のセンター曲「恋はスクランブル!」
この楽曲も、今なおJAPANARIZMで歌い続けられている楽曲だ。この曲が終わったら、もうこのメンバーのJAPANARIZMが見られないと思うと寂しくもあるが、会場一面はピンクのサイリウムで埋め尽くされ、ファンからの温かい祝福と今後への応援を本人も感じ取ったのではないだろうか。

最後に髙木は、「私はJAPANARIZMってユニットにいれて、本当に幸せでした、ありがとうございました。」と告げて最後までステージに残り、深々とお辞儀をして卒業ライブを締めくくった。

涙なしには見られないライブかと思いきやメンバーもファンも終始明るく笑顔で、「卒業って、良いものだな」とすら思える素晴らしいライブだった。
髙木由莉愛もJAPANARIZMも、未来へ向かって前だけを見て進んでいこうという熱い決心が感じられたこの卒業ライブ。それぞれの道での輝きに今後も期待が高まるばかりだ。


<セットリスト>

はっぴメシ

禁断のShall we dance        
インスタント    
花よ咲け!咲け叫べ!

はっぴメシ

はっぴ着てはっぴっぴ    
NO祭り , NO人生    
祭り囃子Dancing!!    
打倒!諸行無常    

JAPANARIZM

お神輿フロンティア    
手裏剣ド真ん中!
JAPANAFLIGHT    
激推し!Pinky Girl    
曇天バタフライ    
RUNNIN'UP    
OK!!    
合言葉はとおりゃんせ    
ワガママ女リティ    
恋はスクランブル!    

 

<インフォメーション>

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