Speak emo

2020.09.18
RYUTist

横山実郁(RYUTist)|常にRYUTistのために何かできることをしようって考えてます

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RYUTistメンバー個別インタビュー。第3弾は横山実郁をお迎えした。

 

RYUTistの"可愛い"担当である。いや、言うまでもないが、もちろんそれだけではない。極めてレベルの高いパフォーマンス・スキルを誇るRYUTistの中では、決して突出しているわけではないが、歌においてもダンスにおいても、彼女がRYUTist楽曲の魅力的な再現に大きく貢献していることは明らかだ。

 

さらに加えて、トーク力。例えば、前回の五十嵐夢羽の個別インタビューで話題となったあの“赤羽MC”も、横山実郁の的確なツッコミがなければ成立しなかっただろう。また、インタビュー本文の冒頭でも述べているとおり、取材時は本当に彼女の機転に助けられている。また、“イジることができる”という“隙”は、場盛り上げるためにはとても頼りになる。彼女がいるからこそ話が円滑に回っていくのだ。

 

さらには、コミュニケーション力。本人は「人見知り」だと言うが、“RYUTist”である時の横山実郁は違う。その花咲くような笑顔と「グイグイ行く」社交性、そして様々な人を引き寄せる“愛され”力。彼女がいることで人脈が大きく広がったのは間違いない。また、今やRYUTistの“広報担当”として大いに発揮している発信力。唯一個人でTwitterをやっているメンバーとして、日々“告知”や情報発信を欠かさない。

 

いやはや、本当にスペックが高い。しかしながら、インタビューをお読みいただければおわかりいただけると思うが、彼女はこれらを全て否定する。「いやいや、そんなことないです」「全然です」「そんなことないですって」と。どこまでも謙虚で、自分に自信が持てないようで、それゆえに不断の努力によってそれを補おうとし、そのことによってさらにスペックが上がるのだ。

 

彼女はRYUTist唯一の途中から加入したメンバーである。2014年3月にまずは“横山実郁”としてソロデビューを果たし、2016年4月にRYUTistに加入。それによりRYUTistは大きく変わった。音楽的にも、パフォーマンス的にも、イメージ的にも。横山実郁の高スペックが直接的に影響を及ぼしている部分も少なくないだろう。もちろんそれ以外の要素もあるだろう。加えて言うなら、横山実郁が引き寄せた「人」や「流れ」や「運」なども大きいのではないだろうか。

 

そんな彼女にお話を伺った。これだけの高スペックを誇りながら、その影にはやはり苦悩や不安や葛藤があった。それは決して「キャラ的なもの」とか「ストーリー的なもの」ではなく、嘘偽りのない彼女の本心の吐露である。これだけのスペックを誇りながら、謙虚な態度で自分の未熟さを認め、それに真摯に苦悩し、向上しようと努力する。やはり多くの人が魅了されるわけである。

 

 

 

 

 

 

 

いつもだったら笑って返せるけど、返せないこともたまにあります

 

 

――実郁さんにはいつも助けられてますよ、インタビューの時に。

 

横山実郁(以下:横山):え? 何でですか?

 

――こちらの質問の意図を正確に理解して、きっちりと、しかも率先して答えていただいているので。

 

横山:いやいや。話すの上手じゃないですよ、でも。

 

――RYUTistで一番上手じゃないですか。

 

横山:そんなことないです。

 

――ぐんぐんスキルが上がってきたので、昨今はこちらが弄ばれている感さえありますよ。

 

横山:そんなことないです。

 

――いやいや、軽く捻られてる感じがしますよ。

 

横山:捻ってないですよ。でも楽しくお話しさせていただいてます。

 

――でも、今回は真面目なお話しをしたいと思います。

 

横山:はい、真面目に。

 

――難しいことをお訊きしますよ。

 

横山:やめてください。そんな答えられないので…。

 

――まずはここから行きたいんですが…。2018年9月の最初のインタビューで「メンバーをお互いに紹介していただく」みたいなことをやらせていただきましたが、友さん(宇野友恵)が結構マジなトーンで「本物のバカです」っておっしゃったんですよ。その日、遅刻してきたから、というのもあったと思うんですが、最初は「あ、バカなんだ」って思ってたんですが……でも、実際はめっちゃ頭良いですよね。

 

横山:良くないんですってば。バカなんですよ。

 

――しかも、インタビューを重ねるうちに、どんどん回答のキレが鋭くなり、すごく頭脳明晰だな、って。

 

横山:全然そんなことないです。バカなんです、本当に。

 

――特に昨年11月の「きっと、はじまりの季節」リリース時のインタビューなど、もう素晴らしい回答の連発で。

 

横山:そうでしたか…?

 

――はい。でも、どこか“イジられキャラ”って感じになってるじゃないですか。「打たれ強い」とも言われていて、やはりイジると面白いこと言ってくれたりするので、皆さんもついイジってしまうんだと思いますが、いかがですか? そんなキャラについては…。

 

横山:本当に皆さんに可愛いがっていただいて、うれしい限りです。

 

――どれだけイジられても?

 

横山:たまに作家さんとかに「実郁ちゃんがイジられるキャラだから、それをきっかけにRYUTistにグィッといけるよ」みたいなことを言っていただいたりするんですが、本当にありがたいなって思う限りで…。まぁ、たま~に傷付くときもありますけど、でも、そんな…。本当にうれしい限りです。愛がなかったらイジってもらえないじゃないですか。石川さんもそうですよね。

 

――僕、イジってますかね?

 

横山:イジってますよ。

 

――イジってないと思います(笑)。

 

横山:イジってますって。いや、うれしい限りです、本当に。

 

――乃々子さんにインタビューさせていただいた際に、こう言ってたんですよ。「みくちゃん、意外と傷ついてるかもしれないですね」って。それを聞いていかがですか?

 

横山:傷ついてないですよ。乃々子さんは優し過ぎる人なので、やっぱりそういうふうに実郁を思ってくれてると思うんですけど…。基本はうれしいなって思いますね。ただ、たま~に、例えば何かできなくて落ち込んでる時にイジられたりすると、いつもだったら笑って返せるけど、返せないこともたまにあります。でも、全然嫌じゃないです。

 

――実郁さんがこれからTwitterで何かTweetするたびに、毎回イジりのリプ入れます!

 

横山:ブロックしますよ、ブロック。うそうそ。

 

――(笑)。まぁでも時には傷つくわけですね。

 

横山:人間なので。

 

――で、人見知りなんですよね?

 

横山:そうですね。

 

――僕、“人見知られた”ことがないんですけど、実郁さんに。

 

横山:仕事モードになればいけるんですよ。スイッチがあって…。仕事で“RYUTistの横山実郁”になる時は結構「イェイイェイ」って感じで誰にでもグイグイ行るんですよね。「嘘でもずっと言ってればそれが本当になる」とか言うじゃないですか。そういう感じで、“演じる”っていうほどではないですけど、自分の中にスイッチみたいなのがあって、それを切り替えれば全然いけます。けど、“横山実郁という人間”に関して言えば、本当に人見知りですね。

 

――その人見知りっていうのは、どんなところで出るんですか?

 

横山:基本、人に喋りかけないです。

 

――RYUTistである時にはそれは出ないわけですよね? 私生活のみで…。

 

横山:はい。学校とかでも喋りかけられるのを待つ方で、だいたい6月くらいまで1人で過ごして、って感じです。

 

――それを乗り越えれば大丈夫ですか?

 

横山:はい。“話しかけてもらうの待ち”っていうのも図々しいですが、話しかけてもらって、友だち関係が築けたら、すごく仲良くなります。

 

――じゃあ、もうお友だちは沢山いるわけですよね?

 

横山:沢山ではないですけど…。大切な友だちはいます。

 

――あと、おそらく謙虚さから来るんだと思いますが、時に自信なさげな時がありますよね?

 

横山:結構見てますね。

 

――そりゃ見てますよ。

 

横山:私、自信ない人間なんですよ。強がってるわけじゃないですけど、普段はちょっと隠してます。

 

――そんなにスペックが高いのに?

 

横山:スペック高くないから自信がないんですよ。本当にそうです。

 

――もちろん、歌もダンスもルックスもですが、勘の良さというか頭の良さを感じます。

 

横山:全然良くないです。先ほどラジオの収録やったんですが、そこでもバカさ加減を発揮して、すごい絞られたところだったんですよ。

 

――自分でそういうところも分析してちゃんと理解してるので、やはり頭良いんですよ。

 

横山:ありがとうございます。そんな…。

 

 

取材・文
石川真男

RYUTist ライブ情報

RYUTist presents「HI, HOW ARE YOU with amiinA」

■日程
2020年9月21日(月祝)
OPEN/17:50
START/18:00
LIVE/120分予定

■チケット料金
2,800円(税込)

■出演
amiinA  / RYUTist
・電子チケットは9月24日(木)18:00までご購入頂けます。
・配信終了後、チケット購入者は9月24日(木)20:00までアーカイヴでご覧いただけます。

 

Negicco主催「NEGi FES 2020 ONLINE」

■日時
2020年10月3日(土)
14:00スタート(17:00頃終了予定)

■出演
Negicco、RYUTist、RINGOMUSUME

■視聴チケット料金
¥500(税込)
https://l-tike.com/negifes2020/
 
※アーカイブ視聴可 2020年10月3日(土)公演終了、約1時間後~2020年10月6日(火)23:59
※公演終了、約1時間後にアーカイブが生成されますので、表示を確認次第、アーカイブ視聴をお楽しみください。
※本公演はローチケ LIVE STREMINGのサービスを使っての配信となります。
※チケットの購入・動画の視聴には電子チケット販売プラットフォームZAIKOへの登録が必要となります。
※チケットのご購入前に、記載の注意事項をよくお読みいただき、配信ライブ視聴に適したインターネット環境・推奨環境をお持ちかどうか必ずご確認ください。
※視聴チケット購入時、販売ページの注意事項を確認の上、ご購入ください。
※他注意事項は購入ページにてご確認ください。

 

RYUTist 商品情報

■RYUTist 4th Full Album『ファルセット』

ジャケット

 
発売日:2020 年 7 月 14 日(火) 
品番:PGDC-0012 
価格:¥3,000(税抜価格) +税 

《収録内容》 
01. GIRLS(作編曲:蓮沼執太)
02. ALIVE(作詞:蓮沼執太/作編曲:蓮沼執太)
03. きっと、はじまりの季節 (作詞・作曲:弓木英梨乃/編曲:sugarbeans )
04. ナイスポーズ (作詞:柴田聡子/作編曲:柴田聡子)
05. 好きだよ・・・ (作詞:NOBE/作編曲:KOJI oba)
06. センシティブサイン (作詞:シンリズム/作編曲:シンリズム )
07. 絶対に絶対に絶対に GO! (作詞:藤村鼓乃美 ・ 北川勝利/作編曲:北川勝利)
08. 青空シグナル (作詞:清浦夏実/作編曲:沖井礼二 )
09. 時間だよ (作詞:Kan Sano/作編曲:Kan Sano)
10. 無重力ファンタジア (作詞:清浦夏実/作編曲:ikkubaru)
11. 春にゆびきり (作詞:パソコン音楽クラブ/作編曲:パソコン音楽クラブ)
12. 黄昏のダイアリー  (作詞:清浦夏実/作編曲:北川勝利・沖井礼二 )

 

 

 

横山 実郁(よこやま みく)

よこやまみく

誕生日:11月24日
イメージカラー:ブルー
新潟の好きなところ:景色がきれい!、おいしいものがたくさん、長岡花火
新潟の好きな食べ物:お魚、お米、ラーメン、イタリアン、ぽっぽ焼き

PROFILE

PROFILE
RYUTist

2011 年 5 月に行った「アイドルユニットオーディション」で選ばれたメンバーによって結成。

2016 年 4 月 24 日に横山実郁を加えて再始動。新潟市を表す「柳都( りゅうと)」という言葉に、「アーティスト」 を加え、「新潟のアーティスト」という意味を込めて「RYUTist」と名付けました。 メンバーはリーダーの佐藤乃々子、宇野友恵、五十嵐夢羽、横山実郁の 4 人組で、全員が新潟生まれ新潟育ち です。

新潟市古町7番町「LIVEHOUSE 新潟SHOW!CASE!!」を中心にライブ活動を行い、その他全国各地の各種 イベントにも出演しています。

2018 年には新宿 ReNY、2019 年には渋谷クラブクアトロにて自己最大規模のワンマンライブを成功。 幅広い世代のミュージシャンから提供を受ける楽曲の質の高さはアイドルファンのみならずかつての渋谷系、 ギターポップの系譜を好む音楽好きにも支持され、Spotify 公式プレイリスト「Best of 2018 Women’s Voice」 に「無重力ファンタジア」が選ばれるなど着実にその知名度を上げています。

佐藤 乃々子(さとう ののこ)

誕生日:11月24日
イメージカラー:イエロー
新潟の好きなところ:食べ物がすごく美味しいところ
新潟の好きな食べ物:のっぺ

宇野 友恵(うの ともえ)

誕生日:4月1日
イメージカラー:ピンク
新潟の好きなところ:山、海、川があって、四季がはっきりしてるところ!
新潟の好きな食べ物:新潟タレカツ丼

五十嵐 夢羽(いからし むう)

誕生日:1月5日
イメージカラー:グリーン
新潟の好きなところ:かわいいゆるキャラさんがたくさんいるところ
新潟の好きな食べ物:佐渡天然ブリカツ丼、新潟タレカツ丼、鯛茶漬け

横山 実郁(よこやま みく)

誕生日:11月24日
イメージカラー:ブルー
新潟の好きなところ:景色がきれい!、おいしいものがたくさん、長岡花火
新潟の好きな食べ物:お魚、お米、ラーメン、イタリアン、ぽっぽ焼き

公式サイト: https://ryutist.jp/