Speak emo
和久田朱里|Star☆Tの良さをもっと伝えたいなっていう想いは常にあります
Speak emoでは、「情報ではなく、感情を伝えるメディア」という理念を掲げ、長編インタビューを敢行してきた。単に「〇〇はこういうグループです」「〇〇はこういう作品です」といった“情報”を取り出して掲載するのではなく、言葉を交わすことで生まれる空気感を文字によって再現し、そこに話者の“感情”が滲み出るようなインタビューになれば、と奮闘してきた。
そういう意味では、複数メンバーとの対話によってそのグループの“色彩感”を炙り出しつつ、各メンバーのキャラクターを浮き彫りにしながらそれらのコントラストを描き出すのも一つの大きなテーマだが、一方、一対一の対話によってその人物のパーソナリティを深掘りし、言葉を尽くしながら多角的に表現していくことも、Speak emoの醍醐味の一つとなろう。ゆえに、ソロ・アーティストもしばしば取材してきたわけだが、“ソロ”はある意味“一人で看板を背負っているグループ”といった捉え方もできる。例えば、“加納エミリ”なら、“加納エミリ”という看板を背負うメンバーが全員(すなわち加納エミリひとり)で“加納エミリ”を表現するわけだ。
であるならば、グループのメンバーを個別に取材することは、また別の意味を帯びてくるだろう。“個”から向けられたグループへの視点。グループを離れた個人のよりパーソナルな心情。あるいは、音楽活動から離れた日常を垣間見ることもできるかもしれない。そういう意味でも、いわゆる“個別インタビュー”はかねがねやってみたいと考えていた。
そんな中、図らずも見舞われてしまったコロナ禍。取材は制限され、全てリモートで行われることとなった。いわゆる“TV会議”方式にすれば複数人との対話も可能だが、あまりクロストーク向きではなく、“空気感”を作るのはまだまだ難しい。
そういう意味でも、この逆境をむしろ好機と捉え、今こそ個別インタビューを始めたいと考えた。問題はどのグループからスタートするか、だが……。そりゃ当然Star☆T(スタート)からやん!
というわけで、Star☆T個別インタビューをスタート! いくつかはペアを組んでいただくことになるかもしれないが、いずれにせよ正規メンバー14名全員にたっぷりとお話を伺っていく予定だ。豊田を拠点にするこの大所帯グループゆえに、距離的にも人数的にも、この“リモート時代”だからこそ可能となったこの企画。そして何より、中部地方で確固たる地位を築くこの名門グループの優れたパフォーマンスと素晴らしい楽曲を、さらに多くの人に知っていただきたいと思って…。
その第一弾は、もちろんStar☆Tの“総リーダー”和久田朱里。筆者がStar☆Tに出会った頃には、既に「頼れるリーダー」であり「グループを背負う主要メンバー」であったが、そこに至るまでには少なからず苦労もあったようで…。そんな彼女に、幼少期のことからStar☆T加入時のこと、ソロ曲のことから私生活に至るまで、たっぷりと語っていただいた。
スイミング、習字、ピアノ、ダンス、英語、ミュージカル、あとガールスカウトにも入っていました
ーーStar☆Tメンバー個別インタビュー、スタート!ということで、第1回はもちろんリーダーの和久田さん。個人にスポットを当てていろいろとお訊きしたいと思います。
和久田朱里(以下:和久田):はい。喋れるかなぁ…?
ーーStar☆Tは皆さん豊田市在住ということで、ご出身も豊田という方が多いですが、和久田さんもそうですよね?
和久田:はい。
ーーずっと豊田市にいらっしゃるんですか?
和久田:もう、ずっとこの実家です。
ーーいわゆる“箱入り娘”ということですね???
和久田:「はい」って、そうなるんですかね???
ーーでは、1人暮らしはしたことがなく?
和久田:ないです。1人暮らし願望もないんです。
ーー実家、心地好いですか?
和久田:はい。居心地いいです。私、血液型O型なんですけど、家族全員B型なんですよ。なので、みんなマイペースで「したいことをしたい時にする」っていう感じなので。家に誰もいない時もありますし。父は山登りに行って、母は遊びに行って、弟は1人暮らしで、みたいな。
ーー独立独歩でやられている感じなんですね。
和久田:そうです。
ーー家族でお出掛け、といったこともあるんですか?
和久田:それも全然あります。みんなでディズニーランド行ったりとか。
ーーもちろん千葉まで行くってことですよね?
和久田:そうです。あと、父が旅行好きなので、まぁ今は登山が趣味ですが、私が小さい頃は毎年夏にキャンプしたり、海に連れて行ってもらったりしていました。
ーーアクティブですね。
和久田:そうですね。
ーー幼い頃の記憶で、憶えてらっしゃる一番古いものってなんですか?
和久田:幼い頃の記憶…。幼稚園の時から“リトルおいでん”に出てましたね。豊田に“おいでんまつり”っていうのがあるんですが、その中に“リトルおいでん”というがあるんです。
ーーお子さんが出るようなやつですか?
和久田:そうです。おいでんまつりの前の早い時間に、幼稚園とか保育園とかの子供たちが出るのがあって、それに出てたりしてました。まぁでも、それは写真で見て憶えてるだけですけど。そうですねぇ…。小学校の低学年は静かでした。
ーー大人しかったんですね。
和久田:学芸会も“ナレーション2”みたいな役で、ひと言しかないみたいな。
ーーお芝居をやっても、本人は舞台に出ずにナレーション担当だったと。しかもひと言。
和久田:そうです。もう「スイミー」(編注:レオ・レオニ作の小さい魚を主人公とした絵本の名作)のちっちゃい一匹とかそういうのでした。でも、習い事はすごいさせてもらっていて…。
ーー何をやられてたんですか?
和久田:スイミング、習字、ピアノ、ダンス、英語、ミュージカル、あとガールスカウトも入っていました。
ーーえぇ!? 同時期にそれだけやってたわけじゃないですよね?
和久田:でも、小学5年生とかは学校に行って、夜は何かしらをやってました、今日は習字、今日はダンス、今日はスイミングみたいな。
ーーほぼ毎日って感じで?
和久田:今になって思うんですけど、結構“続けること”が好きで得意なのかなって。短期間で辞めた習い事ってあまりなくて。あ、あと茶道もやってました。
ーー例えば今、茶道やれますか?
和久田:最近リポーターのお仕事で紹介したことがあったんですけど、見ていて「あ、懐かしいな」って思って。多分ちょっと思い出せばできるんじゃないかな、って思います。
ーー今モノになっているのって何かありますか?
和久田:一番性格に影響しているのは、ガールスカウトなのかなと思います。
ーーリーダー的な役割を学んだとか?
和久田:そうです。ミュージカルも、なのかな? 小学校の高学年から急に目立ちたがり屋になったんですよ。
ーーそういうパターンありますよね? 僕もちょっとそんな感じだったんですけど。大人しかった子が突然活発になる、みたいな。
和久田:6年生の時は学芸会で主人公やってました。
ーーなるほど。
和久田:5年生の時は音楽発表会みたいなやつで指揮者をやっていました。
ーー指揮者を。
和久田:はい。一番目立つだろうと思って。
ーー“目立ちたがり屋”になったのには何かきっかけがあったんですか?
和久田:いや、それが分んないんですよ。なんでだろう? でも、ホントその頃から生徒会もやってました。あ、違う、それは中学校か。
ーーじゃあ、小学校高学年ではクラスの中でもリーダー的な存在になっていたと?
和久田:はい、そんな感じでした。
ーーモテたでしょう?
和久田:モテたんですかねぇ???
ーー小学校の頃ってリーダー的な目立つ子ってモテますよね。
和久田:えーっ、小中学校憶えてないなぁ。好きな子がいたのは憶えています。
ーーまぁ、それはいますよね。なんか進展はあったんですか?
和久田:でも、卒業式に一緒に写真撮ったぐらいです。
ーーまだ淡い恋って感じだったんですね。
和久田:はい。でも中学校では遊んでたと思います。
ーー遊んでたというのは???
和久田:「遊んでた」は表現悪いですかね。まぁ、でも遊んでました。
ーーStar☆Tに入るまではずっと普通の高校生でしたか? 他のアイドルグループにいたとかそういうことはなく?
和久田:ないです。先ほど言ったように、小学校の低学年からダンスは習っていましたけど…。中学で部活が忙しくなったので辞めたんですけどね。
ーー部活ってなんだったんですか?
和久田:テニス部でした。軟式テニス部で。それが忙しくなっちゃったんで習い事を全部辞めたんです。茶道だけは続けてたかな? でもほとんど辞めちゃって、高校に入った時には、卒業後は大学には行かずにすぐ働きたいと思っていたので、商業高校に行ってすぐにバイトを始めたんです。マクドナルドとか。
ーーバイトとかは大丈夫だったんですか?
和久田:まぁ、大丈夫というか…それがバレて停学になったんですけど(笑)。私の学生生活、なかなか破天荒だったと思います。
ーー今やしっかり者のリーダーで、メンバーの規範となるような存在ですけど、高校の時とかは“ワル”だったわけですか???
和久田:“ワル”というか…(笑)。多分どっちもなんです。真面目でもいたいし遊んでもいたいみたいな両面があって。だから高校も生徒会長でした。
ーー生徒会長をやりながらも遊んでた、と。
和久田:はい、生徒会長とかだったんですけど。でも、高校が隣の市だったので「まあバレないか」と思ってバイトもやってました(笑)。
Star☆T リリース情報
2020年4月1日発売
9thシングル
「Woman」
type-A[通常盤]THPL-0026 500円(税込)
※シングルCDのみ スリムケースタイプ
type-B[ボーナスDVD付き]THPL-0027/28 1,000円(税込)
※「Woman」「Star☆TSOLO10」全11曲ミュージッククリップ、メイキング映像「Woman」「Star☆TSOLO10」収録DVD付き
(メンバー&プロデュ―サ―によるオーディオコメンタリーあり)
※CDはtypeA,typeBとも同内容です。
Star☆T ライブ情報
Toyota Citizen Music Park~豊田市民音楽広場~毎月第一第三金曜日19:00~
豊田市駅前GAZAビル南広場
※現在はライブ出演自粛中のため、豊田市駅前GAZAビル南広場での定期ライブは休止中です。配信やリモートコラボ動画公開などを行っていますので、詳しくはStar☆Tサイトをご確認ください。
和久田朱里(わくだあかり) プロフィール
2期生 総リーダー
ニックネーム/あかりん わきゅ 担当カラー:紫
生年月日/1994年5月15日 星座/おうし座
血液型/O型 身長/160cm 出身/豊田市
キャッチフレーズ/今日も盛り盛りSexy番長!
趣味/カフェ巡り アイドル、お笑い鑑賞。
特技/メンバーの可愛い写真を撮ること どこでも寝れること
好きな食べ物/チョコレート フルーツ 家系ラーメン
チャームポイント/八重歯
将来の夢/Star☆Tをもっと有名にすること!
受賞・Star☆T以外の活動実績等/普通自動車免許 秘書検定2級
〈舞台〉
・アリスインプロジェクト「チェンジングホテルNAGOYA」2016.6
・アリスインプロジェクト「真説・まなつの銀河に雪のふるほし」2017.6
・劇団スカブラボー「さなげ山荘事始め」主演2017.10
・アイドリームシアター「七人の部長」2018.2
・アリスインプロジェクト「レッド ホット キッチン」2018.6
・劇団わに社「しがみつく鰐」2018.11
〈映画〉
・「公務員探偵ホーリー3~でも主役はStar☆Tだけどね~」2014
・豊田アイドル映画プロジェクト「restart」主演女優賞 2016
・「インビシブル ネクストチルドレンプロジェクト」2019
〈イメージガール〉
・アップルワールド豊田店
・武蔵のキクラゲ
〈その他〉
ラジオ エフエムとよた「Star☆Tのいちについてよ~いスタート!」レギュラー
MC 小坂本町一丁目映画祭 vol.13 2015.2
MC 小坂本町一丁目映画祭 vol.14 2017.2
雑誌 東海ウォーカー 2016.8
雑誌 フリーペーパーchaoo(2015.10)(2015.12)(2018.8)
中日ドラゴンズ応援モデルDgirls 2016
サロンモデル
ひとことメッセージ/豊田市を、Star☆Tを好きな人がたくさん増えるように頑張ります!ぜひ、会いに来てください!