2025年10月20日、新宿Zirco Tokyoにてセツナソウが初のワンマンライブ『セツナコドウ』を開催した。これまで都内ライブ出演を中心に活動を重ねてきた彼女たちにとって、この日はデビューから半年の大きな節目。開演前から会場には緊張と期待が入り混じった空気が漂っていた。

オープニングアクトを務めたのはハイシーユース。明るく爽やかなステージでフロアを温め、観客のテンションを引き上げていく。そして照明が一度落ち、静寂に包まれた瞬間――場内に心臓の鼓動を思わせるOvertureが響き渡る。その音とともにステージに姿を現したのは、この日、初お披露目となる青色のツイードが印象的な新衣装をまとったセツナソウ。照明が彼女たちを照らし出した瞬間、会場はどよめきと歓声に包まれた。



ライブはカバー曲を含む全19曲。1曲目の「刹那リフレイン」からステージ全体が一体感に包まれ、その後も多彩なセットリストで観客を魅了した。後半は『セツナコドウ』のフライヤーにも載っている衣装を身に纏って登場。ステージ照明に映え、楽曲ごとに変化する色味や表情を一層際立たせていた。

終盤、ラストスパートに向けて勢いを増すセツナソウ。アンコールでは観客の手拍子が一体となり、会場の熱気は最高潮に達した。全力のパフォーマンスを終え、深く一礼するメンバーの表情には、達成感とともに次なるステージへの決意が滲んでいた。

“セツナ”という名の通り、一瞬一瞬を全力で駆け抜けた彼女たち。その姿はまさに、青春の鼓動そのものだった。




セツナソウ・リンク

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