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九州女子翼、AKIBAカルチャーズ劇場でのラスト定期を圧巻のパフォーマンスで完遂

九州発のガールズグループ・九州女子翼が7月27日(日)、東京で毎月行っている定期公演「九州女子翼定期公演 第八十七片 in TOKYO」を、恒例のAKIBAカルチャーズ劇場で開催した。
九州女子翼のここAKIBAカルチャーズ劇場での定期公演は、デビュー翌年の2018年6月に始まり、以後はコロナ禍を挟みつつ(数回のお休みもあり)およそ7年にわたって続いてきたが、今回の第八十七片で最終回を迎えることになった。その有終の美を飾る定期は、残念ながら前回と同様に木城杏菜は大事をとって休みとなり、出演は実玖、詩絵里、鈴川瑠菜、花音の4人に。
とはいえ、各々が持てる力を存分に放ち、まさに“九州女子翼”を体現するかのような、熱く、激しく、エモい空間を創造、圧巻のステージを魅せてくれた。ここでは、彼女たちの持ち歌が十全に楽しめる第二幕「九州女子翼 LIVE本編」の模様を紹介したい。
今回の公演では、これまでの7年間を振り返るというか、懐かしい思い出を辿るかのような曲目が組まれており、最新のSEに続いては、デビュー曲の「TAKE WING」をオープニングナンバーに据え、以後は「fair wind」「赤の流れ」「fruits music rainbow」「LOCKON」「Welcome To The Music」「Starry Night」、そして冒頭をアカペラで歌唱し、壮大なイメージを持つ楽曲をさらに強化した「序曲」を歌い上げ、そのまま「雷鳴」「翼」へとつなぎ、MCを挟んだ本編ラストには、女子翼のアンセムとも言える「空への咆哮」を以て終幕を迎えた。まさに古参にとっては応援してきた歴史を再び噛みしめるかのような、途中からの合流組にとっては、自分が女子翼に魅了された年代(地層)を識れるかのような、どのファン層にとっても奥深いステージとなっていた。
これで、九州女子翼のAKIBAカルチャーズ劇場での定期公演も終了……のはずだったのだが、まだまだその余韻を味わいたい、終わりたくないというファンからの熱い、熱い、熱いアンコールが巻き起こり、最後にもう1曲、彼女たちの存在を表現したかのような、元気で明るい「キミは太陽」が、賑やかに披露され、AKIBAカルチャーズ劇場で7年間にわたって繰り広げられてきた定期公演は終幕した。
なお、次回の東京定期公演は会場をSHIBUYA RING(@渋谷)に移して、8月28日(木)に開催される。また、9月14日(日)には、東京での初のワンマンとなる「九州女子翼3rd one-man live “LOCKON”」が、KANDA SQUARE HALLにて行われる。その前日の9月13日(土)には、九州女子翼主催の対バンフェス「Kyushu Girls Wing?東京をLOCKON!」が、同じKANDA SQUARE HALLで開かれ、アキカルや各地での共演経験のある「unSea」や「Task have Fun」など、MCを含め全10組が参加しライブを彩ってくれる。

九州女子翼 公式サイト:https://itr-kgw.com/
九州女子翼 公式X:https://twitter.com/ITR_KGW